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山寺 [旅景]





 山寺  その九(最終回) 「惜別」





山門を出る頃は人影も疎ら。
静かな参道でした。
山門を潜ればそこはもう山寺とは縁の切れた世界なのですが、
佳き場所と巡り会った直後なので、
この場所から離れ難い想いに、
足取りが重くなっていました。
目にする光景を、
何とか写真に収めたいと、
辺りを隈なく視線を巡らせます。 




B山寺06.JPG
〔01〕


一筋の水が落ちるその音は、
微かに聞こえました。












B山寺04.JPG
〔02〕


その池には、
人の近付くのを感じ取ることを忘れた魚たちが居ました。











B山寺07.JPG
〔03〕


何ということの無い空間です。
それだからこそ、
目を向ける心が在ります。











C山寺20.JPG
〔04〕


光の当たる場所、
そのような場所を探しています。












B山寺08.JPG
〔05〕


どのような世界でも、
光があれば何かを感じます。

そのような心を持ち続けたいと思います。












C山寺22.JPG
〔06〕


空が、
離別の時を告げています。












B山寺10.JPG
〔07〕


山寺を訪れた時、
迎えてくれた川、
その水面を見つめます。












B山寺09.JPG
〔08〕


川辺の草たちも、
見送ってくれました。












C山寺24.JPG
〔09〕


仙台へと向かう仙山線、
その山寺駅のホームにて。
山寺を去るのが寂しくて空を眺めます。












C山寺25.JPG
〔10〕


見送っているような空。
いつかまた訪れる事を、
この空に誓いました。



十月十九日(土) 撮影


「山寺」、
思い通りの場所でした。
思いの外光の具合がよく、
自分なりの写真も多く撮ることが出来ました。
満たされたから思うのは、
「もっと良い光の具合があるのではないか」という欲。
季節や時間、
もっと刺激的な光の下、
写真を撮りたいと思いました。
それでも満足しています。
このような写真を撮ることが出来ただけでも喜ばなければなりません。










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山寺 [旅景]





 山寺  その八 「下山」



五大堂から奥の院を訪れ、
いよいよ下山です。
太陽は山陰へと傾き、
写真を撮るには微妙な光となりました。




A山寺97.JPG
〔01〕


山を下りる階段だろうか、
地獄の底へ降りていく階段かもしれない。












A山寺92.JPG
〔02〕


光が失われていきます。












A山寺95.JPG
〔03〕


繋ぎとめる物は失われていました。












A山寺94.JPG
〔04〕


枯葉一葉。
失われていく光の中、
輝いていました。












A山寺96.JPG
〔05〕


鈍く輝く苔。













A山寺98.JPG
〔06〕


夜景を見るような感覚。












A山寺99.JPG
〔07〕


光を研ぎ澄ます。












C山寺18.JPG
〔08〕


植物の生命力は強い。











B山寺02.JPG
〔09〕



十月十九日(土) 撮影


先ほどまで多く居た観光客も,
気が付くとほとんど無くなりました。
人気が少なくなると辺りは静かになり、
光の減退と、
冷ややかな空気に、
心も寂しくなっていきました。
下山して山門を再び潜れば、
ここ山寺との別れの時が近付いていることを感じ取ります。











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山寺 [旅景]





 山寺  その七 「奥ノ院へ」




A山寺74.JPG
〔01〕


私が訪れるのを待っていてくれたように見えました。












A山寺76.JPG
〔02〕


願掛けの灯明。












A山寺75.JPG
〔03〕


蝋燭の数だけ、
人々の祈りがありました。












A山寺79.JPG
〔04〕


奥ノ院は静かな空間でした。
線香の煙が流れる姿には音はありません。








A山寺81.JPG
〔05〕


暮れゆく光の中の色が印象的です。












A山寺82.JPG
〔06〕


花弁眠る。
石の布団に。












A山寺85.JPG
〔07〕


水面に映る空の色。











A山寺86.JPG
〔08〕


その微妙な色合い。











A山寺87.JPG
〔09〕


私の心を映すような色。












A山寺89.JPG
〔10〕


冷たい風が吹き始めました。
小さな水面が風に揺れ小さく波立ちます。
その色合いは寒色。
旅先で少し寂しさを感じる瞬間でした。












A山寺91.JPG
〔11〕


石の仏様に供える花。
心落ち着きました。



十月十九日(土) 撮影












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山寺 [旅景]





 山寺  その六 「五大堂から奥の院へ」



五大堂では、
その「場所」に負けて、
納得する写真を撮った実感がなく、
少々気落ちしていました。
けれども、
いつまでもそこに居座るわけにも行かず、
五大堂を後にして奥の院へと向かいました。




C山寺16.JPG
〔01〕


五大堂のすぐ下にある開山堂、
五大堂の影を落としていました。
日の傾き具合を感じます。












A山寺62.JPG
〔02〕


こうした意匠の面構えが好きです。












A山寺63.JPG
〔03〕


開山堂の脇にある小さな納経堂。
この御堂にも光と影を落としていました。











A山寺68.JPG
〔04〕


開山堂から「奥の院」へ向かいます。
この秋、初めて色付いた紅葉を間近で見ました。












A山寺66.JPG
〔05〕


紅葉の枝間に、
先ほど五大堂から望んだ麓の集落を望みます。












A山寺69.JPG
〔06〕


奥の院への道は、
五大堂のある山の影となり、
少し肌寒く感じました。
気温が下がると心が沈みます。
心とは裏腹に、
紅葉を少し明るい印象にしてみました。












A山寺70.JPG
〔07〕


途中、「最上義光御霊屋(と思われる建物)」へ立ち寄りました。
その門扉は、
少々場違いにも感じられる意匠でした。











A山寺73.JPG
〔08〕


その中心を切り撮りました。













A山寺72.JPG
〔09〕


門扉の合わせ部の意匠。
何やら祈りに合わせた手のようにも見えました。












C山寺17.JPG
〔10



五大堂の立つ山影を対面する山肌に映します。












A山寺67.JPG
〔11〕


それは、
人が病はいる事を拒むような山肌でした。




十月十九日(土) 撮影











 


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山寺 [旅景]





 山寺  その五 「五大堂へ」



ようやく仁王門に近付いてきました。
仁王門まで来るとようやく五大堂が見えてきます。
この頃、陽差しはまだあったものの、
少し西へと傾きかけていました。
かなり高所まで登ってきたので、
風が吹き抜ける地形も相まって、
風が冷たく感じられました。





C山寺11.JPG
〔01〕


深い谷を思わせる場所。
見上げて立ち尽くしているのは、
断崖に彫られた墓碑のようなもの。







A山寺51.JPG
〔02〕


古の人たちの、
素直な信心が現れています。













C山寺12.JPG
〔03〕


仁王門の裏手にて。
仁王門は諸処で写真を撮っていますが、
此所へ辿り着くまでにかなり写真を撮っていて少々疲労気味、
山寺では気力が追いつかず、
仁王門を撮ることが出来ませんでした。












A山寺52.JPG
〔04〕


いきなりですが、
此処から五大堂の写真です。
五大堂に辿り着くまで時間を掛け、
既にたくさんの写真を撮っていました。
少々疲れていたのでしょうか、
正直なところ、
写真に対して心が動きませんでした。












A山寺55.JPG
〔05〕


特別に祈願することもなく訪れた五大堂。
謂わば私は物見遊山。
人によっては深い祈りもあるのでしょう。
そうした祈りの形を目にすると、
私のような写真撮りが目的に登ってきたことに心が痛みます。












A山寺53.JPG
〔06〕


予想通りたくさんの人がいて、
狭い五大堂では、
思うように写真を撮ることが出来ません。
写真を撮ることが出来ないという事は、
心が動いていない事。








C山寺14.JPG
〔07〕


建築物の一部を、
何かしら画面に絡めようというのは、
単に私の習性です。












C山寺13.JPG
〔08〕


在り来たりですが、
五大堂での記念の写真。
つまり、五大堂からの山寺の景色です。












C山寺15.JPG
〔09〕


前の写真は山形寄りの景色で、
こちらの写真は仙台寄りの景色です。












A山寺57.JPG
〔10〕


五大堂裏手の岩に落す葉影。








A山寺58.JPG
〔11〕


何ということの無い光景を、
それらしく撮るのが癖になっています。












A山寺59.JPG
〔12〕


極私的な写真。












A山寺60.JPG
〔13〕


もう一枚。
説明する必要はありませんね。



十月十九日(土) 撮影


念願の五大堂に辿り着きました。
自分の思い入れを目にする風景の中に入れ込みたいのですが、
あまりにも人が多すぎて、
どうにも自分なりの写真に合う画を見出す事が出来ず、
時間だけが過ぎていきました。

それでも私は幸運でした。
雨に降られることもなく、
光の具合がよく途中でたくさんの写真を撮ることが出来たこと。
そして何より五大堂から見事な景色を見ることが出来ました。
ここまで導いていただいた何かの力に感謝いたします。













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山寺 [旅景]





 山寺  その四 「仁王門まで」 その二




山門から五大堂までの三分の二ほど歩いた所に仁王門があります。
五大堂までどれほど歩けば良いのか、
途中にどのような物があるのか全くわからず、
歩くペースなど全く考える事などせず、
思うがままに写真を撮って歩きました。




A山寺26.JPG
〔01〕


石の階段。
浮き出た砂利は、
多くの人たちがこの石段を登った証。
良い具合に光が当たりその砂利が浮かび上がります。












A山寺27.JPG
〔02〕


手摺りの影を落とします。
一瞬光が強くなり、
露出を絞り込みます。












A山寺28.JPG
〔03〕


僅かな光の加減で、
その表情が変わります。












A山寺30.JPG
〔04〕


草木の葉、
その形に心惹かれます。
虫食いの跡もまた味があります。
背景の空というか、
露出を少し絞り込んだ空気
が、
私の心象。












A山寺31.JPG
〔05〕


何気ない草ですが、
光の加減で様々な表情を見せてくれます。
何処で出会っても、
こうした草の写真を撮ってしまう習慣を持っています。











A山寺32.JPG
〔06〕


祈願か供養に使う物だと思うのですが、
詳しくはわかりません。
写真の被写体としてよりも、
この「物」に心惹かれました。












A山寺34.JPG
〔07〕


露呈した岩肌に硬貨が嵌め込まれている場所に行きつきました。
日本人は祈りの場所でよくこうして賽銭を置いていきます。
此処では、
手の届かない高い所に賽銭が嵌め込まれていたので、
どのようにして




A山寺33.JPG
〔08〕


実に見事に賽銭を嵌め込んでいきます。












A山寺35.JPG
〔09〕


闇夜に穴が開き、
そこから光が漏れるよう。
それは天空の星のようです。












A山寺36.JPG
〔10〕


その穴を凝視します。












A山寺38.JPG
〔11〕


供える花。
石に影を落とす。












A山寺39.JPG
〔12〕


梵字にも興味があります。
梵字の辞典を持っていますが、
頁を開いたことがありません。












A山寺40.JPG
〔13〕



濃く、

深い、

影。




十月十九日(土) 撮影


予想通り、
いえ、予想以上に気になる被写体が多く、
時間を掛けて写真を撮りました。
その割に腰の据わった写真と撮ることが出来ないのは、
この場所に負けているから、
普段からしっかりと腰の据わった写真を撮らなければなりません。













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山寺 [旅景]

 



 山寺  その三 「仁王門まで」




C山寺08.JPG
〔01〕


高い木々の切れ間に見る事が出来ます。
その木々の影など












C山寺06.JPG
〔02〕


墓碑でしょうか。
暗い影に浮かぶ供花。













A山寺17.JPG
〔03〕


小さな御堂の屋根、
茅葺き屋根は苔が結び、
飛来した種から草が生えます。












A山寺16.JPG
〔04〕


心情を込めて。













C山寺09.JPG
〔05〕


光は気まぐれ。
撮り手も気まぐれ。












A山寺21.JPG
〔06〕


何故だか心惹かれた木の肌。
不思議な姿。













A山寺22.JPG
〔07〕


光の具合と、
それぞれの色加減。












A山寺20.JPG
〔08〕


灯籠の火袋。
何故だか石では無く木で出来ていました。












A山寺25.JPG
〔09〕


道の脇に句碑がありました。
私の知識ではその句を読み下す事が出来ませんでしたが、
「し」というひらがな文字に心惹かれました。












A山寺24.JPG
〔10〕


俳名は「渓雪」と読むのでしょうか。
実はこの俳名に心惹かれました。












C山寺10.JPG
〔11〕


句碑に目が行きつつも、
背後の石仏にも惹かれています。













A山寺19.JPG
〔12〕


憤怒顔に相応しい光。




十月十九日(土) 撮影



写真はほぼ撮影順に並べています。

山門を潜りいよいよ五大堂への道に分け入りました。
千段を超える石段を一段一段ゆっくりと登っていきます。
その道の両側には小さなお堂や石仏などがあり、
また、道を覆うように高い木々が立っています。

幸いにも光の具合が良く、
木々の隙間から時折光が漏れ差し、
当たり一帯の光景が立体的に浮かび上がります。
そうした光景を写真に撮っているので、
歩く速度はいたってゆっくりでした。
あまりにも写真を撮る事に時間を費やしていたので、
この調子で歩いていたら五大堂にはいつ着くのか少々心配になりましたが、
気になる光景を見ていながら写真を撮らないで通り過ぎることも出来ず、
中々先へ進むことが出来ません。
ただ、普段の運動不足ですいすいと歩みを進める事が出来ないので、
必然的にゆっくりとした歩みになるという別の理由があるのも事実でした。

山寺は、高い崖の上に五大堂があり、
そこからの眺めが有名で、
そこを目指して登る事に意義もあるのは事実ですが、
旅番組で見て私が気になっていたのは、
そこまでに至る道で、
石段、石仏、木々など、
きっと私が好む光景がそこにあると感じていたからで、
私に取っては五大堂からの眺めと、
この道中で写真を撮る事は、
山寺へ心を惹きつける動機として等しいものでした。













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山寺 [旅景]





 山寺  その二 「山門まで」




前記事最後の写真にある鳥居は、
山寺日枝神社参道入口にあります。
本来の山寺登山口は土産物店や宿屋が立ち並ぶ道を、
もう少し先に行った所から始まるのですが、
五大堂へ向かうには近道となる神社の参道を進みました。

その朝、出発した時は薄晴れでしたが、
次第に雲が空を覆い、
写真屋泣かせの至って平坦な曇り空となってしまいました。
道中半ばは写真を撮ることを諦めていましたが、
山形県内を列車が走るに連れ、
雲が解け、太陽が顔を出すようになりました。

本記事の一枚目の写真は、
写真を撮る気にさせる光加減になってきた喜びを感じて撮った写真です。
テレビで見知っている山寺の風景に、
この日の光の具合を重ね合わせ、
これから出会うであろう光景を頭の中で描きながら歩き始めました。





C山寺05.JPG
〔01〕












A山寺11.JPG
〔02〕


 松尾芭蕉 像












A山寺10.JPG
〔03〕


 河合曾良 像












A山寺04.JPG
〔04〕












A山寺06.JPG
〔05〕












A山寺08.JPG
〔06〕










A山寺12.JPG
〔07〕












A山寺13.JPG
〔08〕












A山寺14.JPG
〔09〕












A山寺15.JPG
〔10〕



十月十九日(土) 撮影



日枝神社の参道を登り詰め、
左へ曲が
れば五大堂へ通ずるのですが、
一旦右に折れ根本中堂へ立ち寄りました。
本記事の写真はその根本中堂から山門までの間に撮った写真です。

この道を歩いていると、
上方から突然大きな音が落ちてきました。
一瞬辺りの空気が緊張しました。
を振り向くと三頭ほどの猿がいました。
この辺りの登山道にも土産物屋が数件あり、
店先では「力こんにゃく」を鍋で煮ています。
人通りがあり、食べ物の匂いに誘われて山を降りてくるのでしょうか、
思わぬ珍客に少々驚きましたが、
けれども、こちらは写真を撮ることに気が行っていまして、
猿には何も反応することが出来ませんでした。
猿は何をするという事もなく、
また山の中へ消えていきました。


 


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山寺 [旅景]





 山寺  その一  「旅立」




C山寺01.JPG
〔01〕


仙台への旅立ち、
始発列車に乗り込みました。
列車は日本海に沿い北上します。
写真がきれいでないのは硝子窓が汚れているから。
けれども久しぶりに普通列車に揺られての度、
これから始まる旅に胸は高まりました。












D山寺01.jpg
〔02〕


車輪がレールの継ぎ目を渡る音は心地よいものです。
レールの長さや列車の速度でそのリズムは変わります。
モーターの音やディーゼルエンジンと息合った演奏を聴かせてくれます。












D山寺02.jpg
〔03〕


停車した列車の窓から見る駅というのは、
自分が乗り合わせた席と列車の停車位置によって、
出会う光景が変わります。
列車がホーム滑り込み、
停車寸前の緩やかな速度になりますと、
写真を撮るのに都合の良い位置に列車が停止することを念じます。
その思いが叶った時には、
大慌てで写真を撮ります。












C山寺02.JPG
〔04〕


列車に揺られること約七時間、
四本の列車を乗り継ぎようやく山寺駅に到着。
三回の乗り換え時間が全て十分以内と、
接続は良いけれど全く休む間もなく、
楽しみにしていた麦酒には有りつけませんでした。












A山寺01.JPG
〔05〕


山寺に到着して迎えてくれたのは一筋の川。
東北山形の川というだけで、
その水は冷たく感じられました。













C山寺03.JPG
〔06〕


疲れ気味の旅人を迎えてくれたのは、
地元名物の「力こんにゃく」。
山寺「立石寺」にある千段を超える石段を登る参拝者の助けとなります。












A山寺03.JPG
〔07〕


門前の蕎麦屋にて名代の「板そば」で腹を満たし、
五大堂をめざし歩き始めました。












A山寺02.JPG
〔08〕


五大堂へ至る道へはいくつかの道筋があるようですが、
蕎麦屋の前の鳥居を潜り分け入りました。



十月十九日(土) 撮影


「はじめに」


この日、ソネブロで知り合ったbismarck tanakaさんの住む仙台へ旅に出ました。
「鉄道の日」に合わせて発売されていた格安の切符を手に入れ、
普通列車の旅に出掛けました。

往きの目的は山形県にある「山寺」、
さまざまな旅番組で見ては、
一度行きたいと切望していた場所です。
けれどもそれは表向きの動機で、
主たる目的は仙台の「牛タン」を食べることでした。



    *



このブログ記事がどのように仕立てられるのか、
この文章を書いている時点では構想が何も決まっていません。
ただ、旅の後二ヶ月も過ぎてから写真整理を始めたのですが、
二日間の旅で撮った写真が約千枚。
荒い篩に掛けたら約百二十枚の写真がブログ記事用として候補に残りました。
暢気に更新していたら山寺の写真だけで二、三ヶ月は掛かってしまいそうなので、
仕上がり具合を求めて更新を躊躇していたら何も始まらないので、
初回はとにかく出来栄えを考えず始めることにします。
この後、出来の悪い写真も登場すると思いますが、
山寺に関しては作品集的なものではなく、
自分の備忘録としたいと思いますので、
ある意味山寺を余すことなく写真を貼り付けて行きたいと思います。
その点、どうかご理解の上ご容赦頂き、
気長にお付き合いいただきたいと思います。 












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