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山寺 [旅景]





 山寺  その四 「仁王門まで」 その二




山門から五大堂までの三分の二ほど歩いた所に仁王門があります。
五大堂までどれほど歩けば良いのか、
途中にどのような物があるのか全くわからず、
歩くペースなど全く考える事などせず、
思うがままに写真を撮って歩きました。




A山寺26.JPG
〔01〕


石の階段。
浮き出た砂利は、
多くの人たちがこの石段を登った証。
良い具合に光が当たりその砂利が浮かび上がります。












A山寺27.JPG
〔02〕


手摺りの影を落とします。
一瞬光が強くなり、
露出を絞り込みます。












A山寺28.JPG
〔03〕


僅かな光の加減で、
その表情が変わります。












A山寺30.JPG
〔04〕


草木の葉、
その形に心惹かれます。
虫食いの跡もまた味があります。
背景の空というか、
露出を少し絞り込んだ空気
が、
私の心象。












A山寺31.JPG
〔05〕


何気ない草ですが、
光の加減で様々な表情を見せてくれます。
何処で出会っても、
こうした草の写真を撮ってしまう習慣を持っています。











A山寺32.JPG
〔06〕


祈願か供養に使う物だと思うのですが、
詳しくはわかりません。
写真の被写体としてよりも、
この「物」に心惹かれました。












A山寺34.JPG
〔07〕


露呈した岩肌に硬貨が嵌め込まれている場所に行きつきました。
日本人は祈りの場所でよくこうして賽銭を置いていきます。
此処では、
手の届かない高い所に賽銭が嵌め込まれていたので、
どのようにして




A山寺33.JPG
〔08〕


実に見事に賽銭を嵌め込んでいきます。












A山寺35.JPG
〔09〕


闇夜に穴が開き、
そこから光が漏れるよう。
それは天空の星のようです。












A山寺36.JPG
〔10〕


その穴を凝視します。












A山寺38.JPG
〔11〕


供える花。
石に影を落とす。












A山寺39.JPG
〔12〕


梵字にも興味があります。
梵字の辞典を持っていますが、
頁を開いたことがありません。












A山寺40.JPG
〔13〕



濃く、

深い、

影。




十月十九日(土) 撮影


予想通り、
いえ、予想以上に気になる被写体が多く、
時間を掛けて写真を撮りました。
その割に腰の据わった写真と撮ることが出来ないのは、
この場所に負けているから、
普段からしっかりと腰の据わった写真を撮らなければなりません。













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