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山寺 [旅景]





 山寺  その一  「旅立」




C山寺01.JPG
〔01〕


仙台への旅立ち、
始発列車に乗り込みました。
列車は日本海に沿い北上します。
写真がきれいでないのは硝子窓が汚れているから。
けれども久しぶりに普通列車に揺られての度、
これから始まる旅に胸は高まりました。












D山寺01.jpg
〔02〕


車輪がレールの継ぎ目を渡る音は心地よいものです。
レールの長さや列車の速度でそのリズムは変わります。
モーターの音やディーゼルエンジンと息合った演奏を聴かせてくれます。












D山寺02.jpg
〔03〕


停車した列車の窓から見る駅というのは、
自分が乗り合わせた席と列車の停車位置によって、
出会う光景が変わります。
列車がホーム滑り込み、
停車寸前の緩やかな速度になりますと、
写真を撮るのに都合の良い位置に列車が停止することを念じます。
その思いが叶った時には、
大慌てで写真を撮ります。












C山寺02.JPG
〔04〕


列車に揺られること約七時間、
四本の列車を乗り継ぎようやく山寺駅に到着。
三回の乗り換え時間が全て十分以内と、
接続は良いけれど全く休む間もなく、
楽しみにしていた麦酒には有りつけませんでした。












A山寺01.JPG
〔05〕


山寺に到着して迎えてくれたのは一筋の川。
東北山形の川というだけで、
その水は冷たく感じられました。













C山寺03.JPG
〔06〕


疲れ気味の旅人を迎えてくれたのは、
地元名物の「力こんにゃく」。
山寺「立石寺」にある千段を超える石段を登る参拝者の助けとなります。












A山寺03.JPG
〔07〕


門前の蕎麦屋にて名代の「板そば」で腹を満たし、
五大堂をめざし歩き始めました。












A山寺02.JPG
〔08〕


五大堂へ至る道へはいくつかの道筋があるようですが、
蕎麦屋の前の鳥居を潜り分け入りました。



十月十九日(土) 撮影


「はじめに」


この日、ソネブロで知り合ったbismarck tanakaさんの住む仙台へ旅に出ました。
「鉄道の日」に合わせて発売されていた格安の切符を手に入れ、
普通列車の旅に出掛けました。

往きの目的は山形県にある「山寺」、
さまざまな旅番組で見ては、
一度行きたいと切望していた場所です。
けれどもそれは表向きの動機で、
主たる目的は仙台の「牛タン」を食べることでした。



    *



このブログ記事がどのように仕立てられるのか、
この文章を書いている時点では構想が何も決まっていません。
ただ、旅の後二ヶ月も過ぎてから写真整理を始めたのですが、
二日間の旅で撮った写真が約千枚。
荒い篩に掛けたら約百二十枚の写真がブログ記事用として候補に残りました。
暢気に更新していたら山寺の写真だけで二、三ヶ月は掛かってしまいそうなので、
仕上がり具合を求めて更新を躊躇していたら何も始まらないので、
初回はとにかく出来栄えを考えず始めることにします。
この後、出来の悪い写真も登場すると思いますが、
山寺に関しては作品集的なものではなく、
自分の備忘録としたいと思いますので、
ある意味山寺を余すことなく写真を貼り付けて行きたいと思います。
その点、どうかご理解の上ご容赦頂き、
気長にお付き合いいただきたいと思います。 












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