山寺 [旅景]
山寺 その六 「五大堂から奥の院へ」
五大堂では、
その「場所」に負けて、
納得する写真を撮った実感がなく、
少々気落ちしていました。
けれども、
いつまでもそこに居座るわけにも行かず、
五大堂を後にして奥の院へと向かいました。
〔01〕
五大堂のすぐ下にある開山堂、
五大堂の影を落としていました。
日の傾き具合を感じます。
〔02〕
こうした意匠の面構えが好きです。
〔03〕
開山堂の脇にある小さな納経堂。
この御堂にも光と影を落としていました。
〔04〕
開山堂から「奥の院」へ向かいます。
この秋、初めて色付いた紅葉を間近で見ました。
〔05〕
紅葉の枝間に、
先ほど五大堂から望んだ麓の集落を望みます。
〔06〕
奥の院への道は、
五大堂のある山の影となり、
少し肌寒く感じました。
気温が下がると心が沈みます。
心とは裏腹に、
紅葉を少し明るい印象にしてみました。
〔07〕
途中、「最上義光御霊屋（と思われる建物）」へ立ち寄りました。
その門扉は、
少々場違いにも感じられる意匠でした。
〔08〕
その中心を切り撮りました。
〔09〕
門扉の合わせ部の意匠。
何やら祈りに合わせた手のようにも見えました。
〔10〕
五大堂の立つ山影を対面する山肌に映します。
〔11〕
それは、
人が病はいる事を拒むような山肌でした。
十月十九日（土） 撮影
光と影・・・良いですね～(^^)
[03]、[04]が好きです。
by aoitori (2013-12-22 14:29)