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山寺 [旅景]





 山寺  その五 「五大堂へ」



ようやく仁王門に近付いてきました。
仁王門まで来るとようやく五大堂が見えてきます。
この頃、陽差しはまだあったものの、
少し西へと傾きかけていました。
かなり高所まで登ってきたので、
風が吹き抜ける地形も相まって、
風が冷たく感じられました。





C山寺11.JPG
〔01〕


深い谷を思わせる場所。
見上げて立ち尽くしているのは、
断崖に彫られた墓碑のようなもの。







A山寺51.JPG
〔02〕


古の人たちの、
素直な信心が現れています。













C山寺12.JPG
〔03〕


仁王門の裏手にて。
仁王門は諸処で写真を撮っていますが、
此所へ辿り着くまでにかなり写真を撮っていて少々疲労気味、
山寺では気力が追いつかず、
仁王門を撮ることが出来ませんでした。












A山寺52.JPG
〔04〕


いきなりですが、
此処から五大堂の写真です。
五大堂に辿り着くまで時間を掛け、
既にたくさんの写真を撮っていました。
少々疲れていたのでしょうか、
正直なところ、
写真に対して心が動きませんでした。












A山寺55.JPG
〔05〕


特別に祈願することもなく訪れた五大堂。
謂わば私は物見遊山。
人によっては深い祈りもあるのでしょう。
そうした祈りの形を目にすると、
私のような写真撮りが目的に登ってきたことに心が痛みます。












A山寺53.JPG
〔06〕


予想通りたくさんの人がいて、
狭い五大堂では、
思うように写真を撮ることが出来ません。
写真を撮ることが出来ないという事は、
心が動いていない事。








C山寺14.JPG
〔07〕


建築物の一部を、
何かしら画面に絡めようというのは、
単に私の習性です。












C山寺13.JPG
〔08〕


在り来たりですが、
五大堂での記念の写真。
つまり、五大堂からの山寺の景色です。












C山寺15.JPG
〔09〕


前の写真は山形寄りの景色で、
こちらの写真は仙台寄りの景色です。












A山寺57.JPG
〔10〕


五大堂裏手の岩に落す葉影。








A山寺58.JPG
〔11〕


何ということの無い光景を、
それらしく撮るのが癖になっています。












A山寺59.JPG
〔12〕


極私的な写真。












A山寺60.JPG
〔13〕


もう一枚。
説明する必要はありませんね。



十月十九日(土) 撮影


念願の五大堂に辿り着きました。
自分の思い入れを目にする風景の中に入れ込みたいのですが、
あまりにも人が多すぎて、
どうにも自分なりの写真に合う画を見出す事が出来ず、
時間だけが過ぎていきました。

それでも私は幸運でした。
雨に降られることもなく、
光の具合がよく途中でたくさんの写真を撮ることが出来たこと。
そして何より五大堂から見事な景色を見ることが出来ました。
ここまで導いていただいた何かの力に感謝いたします。













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コメント 3

kohtyan

なんでもない光景を絵にされるのは、たいへんお上手です。
by kohtyan (2013-12-19 21:56) 

mirai

はじめまして!
思わずコメントしてしまいました。僕もここ2~3年、お寺巡りをしています。関東近辺や旅行先の社寺仏閣を廻りながら写真を・・・。でも、こんな感じのアングルは凡人なのか全く浮かびません。ただ普通の風景なはずなのに、アングルやその撮り手次第で新鮮さや空気が伝わってきます。
参考にしたいと思います。

by mirai (2013-12-21 13:17) 

SILENT

岩肌の写真と前回の石段の摩滅風化したもの、お賽銭の輝きいいですね。寂光さんの世界堪能出来ました。山寺は今銀世界でしょうね。お住まいも銀世界でしょうか。
by SILENT (2013-12-22 20:01) 

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