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鉄旅 [旅景]




「鉄道の旅」


青春18きっぷの旅 四日目 (その三)



飯山線、
北飯山駅、戸狩野沢温泉駅、津南駅と下車し、
春を満喫しながら、
そしてビールを満喫しながら旅をしてきました。

温泉に浸かった後の生ビールですっかり出来上がりましたので、
酔いを醒ますため再び信濃川は橋の上に立ちました。

春の陽射しをたっぷり浴びながら川風に吹かれます。
残雪残る山並みや川岸を背景に光り輝く川をしばらく眺めました。





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この景色目の前にして、
ただ、ただ、川面lの輝きを写真に撮ります。












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酔いが回って他へ行く気力がないのか、
それとも川面の輝きに心底奪われたのか、
それは旅人のみが知っています。












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何せローカル線ですから、
一本列車を逃しますと大変なことになります。
まだこの先にも楽しみを計画していたので、
気ままな旅のようで乗るべき列車だけはしっかりと決めていました。
少し時計を気にしながら駅に戻ります。
それでも途中気になる景色を切り取ります。












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川風で少し酔いを吹き飛ばしましたが、
写真を撮る気力が残っていませんでした。
この先進む飯山線の線路、
この線路を辿り越後川口へ向かいます。












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〔17〕


酔い疲れにも負けず、
津南から越後川口までしっかりと車窓を楽しみました。
信濃川が大蛇のようにのたうちまわるよに蛇行するここ越後川口、
その川を車窓から眺めたいという思いを実現させました。
越後川口まで運んでくれた飯山線の列車を記念撮影して別れを告げました。












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〔18〕


上越線のホームに立ち長岡へ行く列車を待ちます。
青春18きっぷの旅初日で東京から帰宅する旅では、
未乗車であった上越線を高崎から六日町まで乗りました。
実はこの上越線全線乗車を果たしたかったのですが、
時間に余裕がなく泣く泣く六日町からほくほく線に乗り換えていたので、
この日越後川口のホームに立ち、
その未乗車区間の六日町駅方面を眺めれば、
いつかこの越後川口と六日町間を乗ろうという思いが湧いてきます。
まだ乗車したことのない只見線を辿るときにでも、
その思いを実現させたいと計画しています。












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〔19〕


越後川口駅のホームにて、
この日一緒に旅をしてきた影を記念撮影。
この日最後の写真となりました。



    *



この後乗った上越線の列車は、
駅に停まる度列車は高校生を乗せ次第に車内が込み合い賑わっていきます。
私が座ったボックス席もすぐに満席となり、
酔人一人車内で肩身の狭い思いをしました。

長岡に五時前に到着、
この旅最後の途中下車駅長岡では駅前で少し早目の晩酌、
ちょっとビールに凝った店を知っていたので、
その店の開店を少し待ってその日最初の客となりました。
一人旅で時間に余裕もなく、
慌ただしくビールを二杯流し込みこの旅最後の列車に乗り込みます。
最後の列車はかつて特急列車として活躍した車両、
リクライニングの効くシートを備える快速列車に乗車。
古いものの快適なシートにもたれば、
眠気で塞がりそうな瞼の隙間から沈みゆく夕日を眺めますが、
心地よい揺れにすぐさま眠りに着き、
レールの継ぎ目を車輪が拾う音を子守唄にしながら眠り帰るのでした。



    *



この日の旅が、
私の人生の大きな節目において最後の旅となりました。
この度以来自由気ままな旅をすることがありません。
そうした意味でもこの日の旅は記念に残る感慨深い旅となりました。
今ではこうした気ままな旅に出かけることは許されませんが、
こうしてブログの記事にまとめることで旅をしたことの良い記念、
良い記録となりました。



一年前の鉄道旅に長いことお付き合いいただきありがとうございました。
旅としては深みなく、
添える写真もお粗末な記事ですから、
小気味よく記事を更新しようと思っていたのですが、
後半は週に一回の更新と速度も各駅停車並みとなってしまいました。
この後は一度冬の写真の残りを記事にしていきます。
何せ半年ほど写真を目的とした撮影をほとんどしていません。
ネタとなる写真が底をついた状態なので、
在庫を細々と記事として紡いでいきたいと思います。
そのような理由で季節外れの写真がしばらく続くと思われますが、
この後もお付き合いいただくようお願いいたします。












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