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三月二十七日、
三月も終わりに近いこの日、
朝目が覚めると一面の雪景色に包まれていました。
三月に降る雪は、
もうこれで雪は終わりだろうと思いで眺めますが、
その後にまた雪が降ると、
別れの日が一日延びたような気持になります。
この朝に降った雪がこの冬最後の雪となりました。
時は二ヶ月も過ぎ去り既に五月も終ろうとする今、
今年は季節外れの台風と早い梅雨入りに雨一色といった景色に、
心深く濡れ、寒さも覚えますが、
その寒さとは比べものにならないほどの寒さ、冷たさを、
そして、この雪の白い景色が懐かしくて仕方がありません。
三月二十七日(日) 撮影