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連立 [朝景]





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十月二十九日
通勤途中、
車のフロントガラス越しに撮影。

画面が少し眠いのはフロントガラスの端の方から撮ったから。
こうした写真を車から降りてしっかり撮りたいと思うものの、
やはり朝はそうした余裕がありません。











   


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秋容 [寺景]

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〔01〕












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〔14〕



夏から数えて三度の五智散歩、
次第に秋も深まっていきます。

同じ場所へ何度も何度も足を運ぶ、
飽きるほど同じ景色を見ているけれど、
何かしら見つけ出すことが出来る楽しみがあります。
この次にここへ散歩に来るときは、
秋色から冬色に変わっているでしょうか。
季節の移ろいを眺め歩き写真に撮る、
私にとって写真を撮るという行為は、
自分の心の在り方などを記録する事、
つまりその時々の心象を積み重ねることであります。












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午後 [歩景]





十月十日日曜日、
良く晴れた空の午後、
早朝の通い慣れた寺院への散歩に続き、
この日二度目の散歩に出掛けました。



    *



この日午後からは出掛けないことを家族に宣言し、
昼に缶ビールを一本、
日曜の昼日中に飲むビールはとても美味いもの、
その後横になれば、
きっと麗らかな午後の大半を寝て過ごすことになってしまうので、
この日の朝失態を犯した写真撮影の挽回にと、
意を決して家を後にしました。

空は青く晴れ渡り、
かといって一面の青ではなく雲も出ている。
撮影向きの空に気分も良く歩き始めました。




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〔01〕


自宅からいつも眺めている線路、
そして自宅から一番近い踏切、
その踏切の名を、
引っ越して三十年後に初めて知った。
何故「二番割」なのか全く想像が付きません。












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〔02〕


自から東へ向かうには一番の近道。
けれども軽自動車でなければ通ることは出来ない踏切。
ちょうど上り列車が駆け抜けていくのを間近に見ましたが、
警報機の音が長年聞き慣れていた音と違う事に気づきました。
こうして間近で聞くとその音に違和感を覚えます。












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〔03〕

まるでどこかの半島、湾を、
飛行機から見ているような雲の形、
現実にはない地形を空に見る楽しさを覚えました。












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〔04〕


あちらこちらで雲の競演しています。












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〔05〕


眩しすぎて見つめることが出来ません。
カメラを向けてもどこからどこまで写るのか確認することが出来ません。












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〔06〕


雲は自由ではありません。
雲の動きは風に支配されています。











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〔07〕


少しずつ雲の形は変わります。
そんな移ろいを風に吹かれて眺めます。











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〔08〕


大きな渦が解けたよな雲。












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〔09〕


まるで空を雲が渡っていく、
そんな橋のようにも見えます。












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〔10〕


北西の空には少し夏を思わせる雲が湧いていました。
僅かにあの夏の暑く厳しい日を思い出しました。











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〔11〕


遠く見やれば小さな雲、
風に千切れ流されていきます。






    *






ここで小休止。
青空に白い雲をたくさん眺め、
心が潤ったので、
次に喉を潤す事としました。



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〔12〕


散歩の途中にビールを飲むことが出来る店、
実はここで一杯生ビールを飲むのがこの散歩の目的でした。
太陽の日差しをたくさん浴びていたけれど、
思いのほか風が強く喉を通るビールの味も今ひとつで、
つまみなども欲しいところでしたが、
夕方には家で私の担当する家事が待っているので酔っぱらうわけにはいきません。
昼飯で飲んだ下地もあるのでここは自重しました。











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〔13〕


さて、散歩の後半にと重い腰を上げ精算に行くと、
店の開店記念で何とビールが半額。
もう一杯飲んでおけば良かったとの思いが頭を過ぎりましたが、
ここで席に戻りもう一杯飲むのも無粋と、
我慢して店を出ました。












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〔14〕


この道を辿ればいつも行き着く小さな神社、
散歩後半は朝の散歩の続きのような場所に踏み入れてしまいました。












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〔15〕


ファインダ-のないカメラでの縦位置フレーミングは難しい。
酔いも手伝ってこの場面では何もかも定まりません。












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〔16〕


300ミリ望遠での縦位置も難しく、
焦点も甘ければ手ぶれもいたします。












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〔17〕


小さな被写体に焦点を合わせるのも難しい。
やはり酔って写真を撮ることは出来ませんね。






    *






陰影の強い日差しの中、
どこを見上げても雨雲など無いのに、
突然雨が降ってきました。
天気雨、
正にその文字通り金色の雨が降ってきました。
傘など持っていないので雨宿りの出来る場所へと歩みを早めます。




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〔18〕


雨宿りの出来る場所にたどり着く前に雨は上がりました。
そして虹が青空に低く掛かりました。
急ぎ足で歩いたことが徒労に終わり
一人苦笑いをしてその虹を撮りました。

この後も三十分ほど彷徨い歩きましたが、
雨の降ってきた時点で心は折れていました。
ただ歩くだけで写真など撮る心はどこにもありませんでした。

こうして秋の一日、
日曜日の午後も日が傾き終わっていくのでした。


    *


先週中頃から少々気力低下していています。
家に帰ってからパソコンに向かわない日がほとんどです。
ブログの記事にコメントを添える事に四苦八苦しています。
少し休憩したいと思う今日この頃であります。
この後は撮り溜めた写真を気長に記事にして更新していきます。










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秋色 [朝景]





この朝の散歩はもう少し続きます。
思いつきは海でしたが、
その後の展開にひらめくものが無かったので、
結局先の「素地」シリーズと同じように居多神社へ向かいました。




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〔01〕


寺院の境内を出ると車の通ることが出来ない細い坂道を下りますが、
その道の入り口に廃屋があります。
これまでに何度もこの道を通っているのですが、
玄関らしい構えなど全くないその玄関に、
こうしたモザイクタイルが埋め込まれているのをこの朝初めて気付きました。
カメラを手にして歩く散歩は、
それこそ目を皿のようにして歩いていて、
もう撮り尽くしていると思っているのですが、
まだまだ見落としている物があるのだとこのとき改めて思い知るのでした。












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〔02〕


そうした出会いにより得た写真を撮り少し心が潤いました。
心が趣くままそのまま、
意識することなく坂道を下るのが普通の行動ですが、
ふと振り返れば背後には私の心を惹く空が広がっていました。
その光を逃したくないので、
その光と対照とする影を探すのですが、
持ち合わせたレンズの長さが足りず、
電線など構わず画面の中に入れてシャッターを切りました。












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〔03〕


松の葉もこうした光り輝く空を背景に捉えれば、
遠く昔の画人が描いていたような想いで写真にすることが出来ます。
冬の光と空気感の中ではこうした姿が特に引き立ち、
そうした写真を撮るのが私は好きです。












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〔04〕


まだ冬を迎えていない樹木に葉を纏っています。
冬の枯れ色ではありませんが、
この後足早にその葉も落とすことでしょう。
まだ秋色のその葉を好きな空の光の中に見やります。












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〔05〕


好きな光景なので、
もう一枚。












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〔06〕


居多神社へは脇道に歩みを向けます。
暗い階段とその先の鳥居。












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〔07〕


鏡のような池。
その水面には樹木の影の隙間に秋の薄暗い空が映ります。












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〔08〕


この池を撮ることをこの朝は出掛ける前から意図していました。
その想いを遂げるために立ち向かいましたが、
結果は思うような写真を撮ることが出来ませんでした。
新たな発想は何も沸いてきませんでした。












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定めのように鯉を眺めます。
口からは発することなく語り掛けますが、
いつものように返事はありません。
それでもこの鯉を眺めます。



    *



この日は一時間半ほど歩きました。
今年二度目の五智散歩はこの記事で幕を閉じます。
今日の記事に付した文章は一気に書きました。
推敲する気力がないのでそのまま更新します。
気が向いたら誤字脱字も含め推敲するつもりでいます。

五智への二回の散歩ではそこそこ写真を撮ることが出来ました。
少し間を置いたことで見慣れた光景からも新たな被写体を見つけ出すことができました。
それに気をよくして翌週の日曜日も懲りずに三度足を運びました。
この後更にその散歩で撮った写真で記事を繋いでいく予定です。
もう少し朝の散歩にお付き合いいただくことになります。










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蔓姿 [朝景]





再び朝の撮影散歩に戻ります。
(三つ前の記事「韻影」http://wabi-sabi.blog.so-net.ne.jp/2010-10-22の続きです)




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〔05〕


緊張感を帯びながら撮影をしていましたが、
やはりメモリカードを忘れた痛手を時に感じていました。
恵まれた光に出会えば尚更その思いは深くなるのですが、
それでもこの日はその思いに捕らわれることなく撮り歩きをしていました。
けれども何が切っ掛けなのか自分でもわかりませんが、
心が突然折れました。
この場から離れ他へ行ってみようかと思った瞬間に、
心が離れていくようにも思われました。


思い他空が晴れ、明るくなってきたので、
久し振りに海でも見に行こうかという思い付きました。
この寺院から海までは歩いても数分、
心折れたのでこのままこの寺院に止まっても写真を撮ることは出来ない、
そのような思いに至り、
海へ行くかどうかは決めていないけれども一度寺院を後にすることとしました。


寺院の脇道から海の方向に抜けようと歩きます。
その傍らに小さな茂みがありました。
その茂みの中に何か引っ掛かるものがありました。
この日冬を思わせる空の色具合、空気感に心惹かれ目を奪われていましたから、
この何の変哲もない茂みには気を引く物など無いと思っていましたが、
この日はなぜだか写真を撮る気になりました。
その対象物が何なのかその時点では自分でも分かっていませんでした。


その茂みの傍らを抜けながら数枚の写真を撮りました。
その茂みの手前から眺め、
傍に寄り見上げ、
時に振り返り、
最後に天空を望むようにして思い切り見上げれば、
その答えがありました。



    *



散歩では、
時に意図していない被写体に出会うことがあります。
そうした出会いや発見を得ることが散歩の楽しみの一つでもあります。











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朝空 [朝景]





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早十一月です。
今日から年賀状も売り出せれました。
年賀状はこの十年ほど自分で撮った写真を使っていますが、
その題材は私の仕事に関係する題材で、
一年を通せば何だかの形でその題材となる写真を撮っていたので、
年賀状の題材としては不自由することはありませんでした。
しかし今日、
今年はそうした写真を撮っていないことに気が付きました。
残り二ヶ月で年賀状に使う写真を撮ることが出来るか、
恐らくそうした機会を得ることは困難と思われるので、
今年は他の企画を考える必要がありそうです。

さて、今夜はそうした心配もなんのその、
晩酌でほろ酔い状態です。
好物のビールの後越後の銘酒「越乃寒梅」で締めくくりました。

昨日は思いがけない早朝の写真で記事を更新したので、
出来上がっていた記事を先送りにしましたが、
先送った記事の文章にもう少し推敲を加えようと思いが沸き、
こうした酔い加減で推敲してもまともな記事にはならないと諦め、
昨日撮った写真を再度記事にします。

フィルム時代に6×6フォーマットのカメラで写真を撮ったことがあるので、
正方形の画角には親しみがあります。
昨日も正方形フォーマットで数枚撮っていたので、
今夜はその写真で記事を更新します。
昨日の記事と写真の中身自体は何ら変わりありませんが、
このフォーマットで写真を撮ることは私にとって楽しい一時であります。
またいつか手持ちの6×6のカメラにフィルムを詰めて写真を撮る、
そんな時間を持ちたいと思います。










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