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素地 [寺景]





 「越後 五智 国分寺」  其の六




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 八月二十二日 朝 撮影


 前記事にある百日紅の花、
 艶やかな色で目を引く花に心を惹かれる夏でありますが、
 何気ない草に光を落とし、
 その葉が緑色に輝く様を見るのが好きです。
 その草達に付けられた名を多くの人に知られるわけでもなく、
 寡黙に、
 けれどもしっかりと生きている姿、
 精気漲るその緑色に心惹かれます。



    *



 今日の写真、
 よく見ているようで見えていないところが目立つ写真です。
 注意力が足りません。
 それは心に余裕のない表れだと思います。
 一枚目の写真を見て、
 今日はしきりにそんな反省をしています。



    *



 八月も今日で終わり、
 暑さは衰えることなく九月ま後を引きそうですが、
 せめて私は静かな秋を向かえたいと思います。
 九月は自分の誕生月、
 好きな月ですから、
 暑さに鈍った五感を研ぎ澄まし、
 秋に親しむ。
 心にゆとりのある秋を過ごしたいものです。












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素地 [寺景]





 「越後 五智 国分寺」  其の五




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 八月二十二日 朝 撮影


 夏は意外に色のない季節、
 その中で目に付くのが百日紅の花、
 今年も境内の一隅で華やかなその花びらを見付けました。
 毎年夏にはこの百日紅を目にしては何故が心惹かれます。




 







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素地 [寺景]





 「越後 五智 国分寺」  其の四




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 八月二十二日 朝 撮影



 低く差し込む朝陽で御輿が輝いてくれる、
 何度も通っているのでその頃合いはよく知っている。
 この御輿も何度も撮っているが、
 光の加減やカメラの違いで写りが変わる。
 この光景は好きなので、
 やはり何度も撮ってしまいます。












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素地 [寺景]





 「越後 五智 国分寺」  其の三




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 八月二十二日 朝 撮影



 ここでは訪れる度に写真を撮っています。
 石仏は東を向いて座していらっしゃっるので、
 朝には光を受けそのお姿が浮かび上がるのですが、
 この日はまだ光を浴びていませんでした。
 何度撮っても同じ写真にならないことは承知していますが、
 撮る度に違った写真が出来上がるので、
 ただそれだけの事ですが私が写真を撮る楽しみであります。



    *


 今日は午後から出掛けるので予約投稿です。
 昨年交流会で訪れた佐渡、
 今年は佐渡の方達が我が町を訪れます。
 佐渡のように観光資源が豊富ではないので、
 充実したおもてなしが出来ないかもしれませんが、
 去年のお礼の意を込めておもてなししたいと思います。
 
 佐渡の方達とお会いする前に去年佐渡へ行った時の写真を一通り目を通しました。
 この「素地」シリーズに通ずるものがありました。
 訪れた場所を順に、
 そして撮影した写真のほとんどをほぼ撮影順に記事を作っている、
 二十一回と長いシリーズですが、
 よろしかったら皆様ももう一度ご覧下さい。
 
 
 「佐渡」 第一回記事    http://wabi-sabi.blog.so-net.ne.jp/2009-09-27

 「佐渡」 第二十一回記事 http://wabi-sabi.blog.so-net.ne.jp/2009-12-01 











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素地 [寺景]





 「越後 五智 国分寺」  其の二




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 八月二十二日 朝 撮影



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 題名の「素地」というのは、
 この日撮った写真を、
 ほぼ写真を撮った順に並べただけ、
 つまり散歩の流れそのものを記事にしているだけという意味合いです。
 写真を意図的に並べることなく、
 手を加えない素地のまま、
 そうした思いがあるのですが、
 他に上手い言葉が浮かび上がりませんでした。
 もう少し洒落た題名を探していましたが、
 今年の夏は暑く、
 何だか思考する気力も失せてしまいました。
 こんなたれ流しの写真ではありますが、
 この散歩を同行していただき、
 何かを感じ取っていただきたいと思います。












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素地 [寺景]





 「越後 五智 国分寺」  其の一




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 八月二十二日 朝 撮影



    *



 この朝撮った写真をたれ流します。
 少々長くなりますが気長にお付き合い下さい。










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墓参 [空景]





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 八月十一日 夕方、
 所用があり早めに仕事を切り上げさせて貰いました。
 その用事も意外に早く済みましたので、
 明日の墓参りの前に墓掃除に行くことにしました。

 この日、夕方になってそう決心したのも、
 折しも台風四号が日本列島に接近していため。
 その台風は明日には当地に再接近し通過するとの予報、
 我が家は例年十三日の草朝に墓参りを済ませることにしているので、
 下手をすると風雨で墓参りが出来ないかもしれないと思ったから。
 また、例年であれば前日の朝か日中には墓掃除をするのですが、
 今年は仕事やら家の事情でこの日も夕方まで済ませていませんでした。
 台風の動きによっては、
 十三日の朝に掃除をする覚悟もしていましたが、
 風雨の中での掃除も大変かと切羽詰まっての決心でした。


 所用を済ませ一旦家に帰り、
 墓掃除の道具を車に積み込み墓地に向かいます。
 盆を迎えれば暦の上では夏至を過ぎて二ヶ月近くになる訳ですが、
 強烈な日差しが夕暮れまで威力を落とさない空をこうも見せつけられますと、
 確実に日一日と昼が短くなって行くこともうっかり忘れてしまいます。

 この日の夕方は幾分暑さがやわらぎ、
 西の山に勢いの無い太陽が落ちかけているのを見て、
 夕暮れの早くなったことを感じ取りました。
 墓地に着く意外にも他に墓参りや墓掃除に訪れている人の姿はほとんど無く、
 広い墓地も静まりかえっていました。
 ただ、台風の迫る気配、
 風や空気の雰囲気が少しだけ違っているだけでした。

 日の暮れない内にと早々に墓掃除に掛かります。
 この時間にはちょうど建ち並ぶ寺院と木立の日影となり、
 墓地は暑くなく掃除をするには好都合でした。
 

 正直に言うと、
 こうして墓掃除をする事は面倒で、
 腰を持ち上げるまで少々時間が必要なのです。
 ぎりぎりまでその腰を上げないわけですが、
 何があっても私が掃除をしないことにはいけないのです。
 他には誰もいません。
 明日には親戚も墓参りに訪れるので、
 汚れたままでは面目も立ちません。
 掃除をしないわけにはいきません。
 この日も墓掃除を始めたときには嫌気でいっぱいで、
 ただこの面倒な作業を早く済ませることしか頭の中にはありませんでした。



 ところが、
 墓掃除の作業に没頭していると、
 周囲の空気の気配の感じ方が変わりました。
 まず、暑さを忘れました。
 少し音が遠ざかるような気もしました。
 僅かに心が静まってきたような気がしました。

 そして、
 「一年に一回のことだから、
 こうして掃除をすることも良いことだ」、
 何故だかそんな思いが心の奥底から湧いてきたのです。
 そう思うことが自分でも不思議で仕方がありませんでした。
 今でもその理由はわかりませんでしたが、
 自分の心の中で何かが変わったのでしょう。

 その後、掃除の手は丁寧になりました。
 台風が接近する気配など忘れ、
 しっかりと掃除をしました。
 手や首筋にはいくつも蚊に刺されていましたが、
 掃除が終わるまでは気にもなりませんでした。
 墓掃除を済ませ墓を去るときには、
 これまでになく満たされた心で溢れていました。
 お陰で今年は良い盆を迎えることができました。
 
 








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朝拝 [寺景]





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朝拝 [寺景]





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朝拝 [寺景]






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