素地 [寺景]
「越後 五智 国分寺」 其の六
〔01〕
〔02〕
〔03〕
八月二十二日 朝 撮影
前記事にある百日紅の花、
艶やかな色で目を引く花に心を惹かれる夏でありますが、
何気ない草に光を落とし、
その葉が緑色に輝く様を見るのが好きです。
その草達に付けられた名を多くの人に知られるわけでもなく、
寡黙に、
けれどもしっかりと生きている姿、
精気漲るその緑色に心惹かれます。
*
今日の写真、
よく見ているようで見えていないところが目立つ写真です。
注意力が足りません。
それは心に余裕のない表れだと思います。
一枚目の写真を見て、
今日はしきりにそんな反省をしています。
*
八月も今日で終わり、
暑さは衰えることなく九月ま後を引きそうですが、
せめて私は静かな秋を向かえたいと思います。
九月は自分の誕生月、
好きな月ですから、
暑さに鈍った五感を研ぎ澄まし、
秋に親しむ。
心にゆとりのある秋を過ごしたいものです。