灯火 [冬景]
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一月四日(火) 撮影
兎角雪国の冬は暗い印象があると思いますが、
それを否定することはいたしません。
負の印象ばかりもたらす冬において、
心まで雪に埋もれがちになる人が多い中、
写真を撮るという趣味を通して、
こうした感覚を持ち合わせることは辛く長い冬を過ごす我が心に、
一つの灯火を灯し心を温めてくれるのです。
雪野 [空景]
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一月三日(月) 撮影
年越しはそれほど雪も多くなく、
新年の挨拶などで外を回るには随分助かりましたが、
家の裏を望む冬の田畑には、
日常生活いにおいて雪により重労働を強いられても、
やはり一面の雪野原が広がって欲しいと思います。
冬以外の季節では絶対に見ることのできない景色、
それが雪によって風流に楽しむことができるので、
雪国の生活も暗く、悲観的な事ばかりではありません。
雪に覆われた冬景色はこの後たくさん見ることが出来るので、
この日は雪の中に黒い点景を配する事が出来る内に写真を撮りました。
出現 [冬景]
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ある朝突然、
得体の知れない物が現れました。
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近寄って見るとこんな具合。
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それは道路に蔓延っていました。
一月三日(月) 撮影
それは自宅前の道路、
アスファルト舗装の上に出現した自然現象。
詳しくはその仕組みが分かりませんが、
水分を多く含んだ雪に更に雨が降り、
相当水分が含んだ雪の層に空気が集まった状態では無いかと思われます。
空気溜まりのような円形がもっと小さなものは一冬に何度か目にすることが出来ますが、
この朝は大きいもので五センチを超えていたので珍しく写真に撮りました。
雲綻 [空景]
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一月二日(日)
冬の空、
全体が雲に覆われてしまえば撮る気も失せるが、
所々雲が綻び光漏れれば写真を撮りたくなる空が広がります。
とかく雪国の冬は暗く嫌われがちですが、
よく見れば印象的な空が多く、
こうした空を眺めることが出来る雪国の冬が私は好きです。
初撮 [空景]
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一月二日(日) 撮影
年末の天気予報は大晦日から元日に掛け大雪または吹雪となっていて、
大いに心配したものですが幸い雪はほとんど降ることなく、
元日の午前中は晴れ間ものぞく穏やかな天気でした。
元日には新年の挨拶回りに行かなければならないので、
足元が良いことは何より身体共に負担が少なく助かります。
一月二日、朝、
自宅の裏窓から冬空の写真を撮りました。
特別な思いがある訳ではありませんが、
他に記事にする写真もないので、
今年の初撮り写真ということでということで採用しました。
実はこの時、違和感を感じながら撮っていたのですが、
数枚撮った後カメラのモードダイヤルがフルオートになっていることに気付きました。
つまり今年の初撮りは自分の思い通りに操作して撮った写真ではなく、
ある意味失敗写真だったのです。
今年一年の撮影に不吉な予感を抱かせる初撮りとなってしまいました。
現在昨年同様、
三月中旬納期の仕事に就いているので、
この一月、二月は仕事が忙しく休みもほとんどなくなります。
ここ数年冬に撮りたい光景を思い描いているのですが、
この冬も残念ながら写真撮影に出掛けることができそうにありません。
そのような事情でしばらくの間、
こうして自宅の窓から眺める空や、
雪野原などを写真に撮りブログの記事を綴っていきたいと思います。
暗く、思い冬景色が続くことになりそうですが、
この冬も付き合いのほどよろしくお願いします。
暮色 [空景]
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十月二十三日撮影
新年から写真の在庫切れで昨年の没写真です。
この休暇は特別なことなど何もせず、
かと言って乱れた生活もせず規律正しくただひたすらのんびりと過ごしました。
本記事より正月の気分も一掃し、
普段通りのブログ記事といたします。