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造形 [冬景]




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一月三十日(日) 撮影



雪の降りしきる日曜出勤から帰ってきて来ました。
車を自宅前の駐車場に入れるとき、
風が作り出す不思議な造形物に目が止まりました。
雪と仕事に疲れ果て、
車から降りて撮る気力もなく、
駐車した車のフロントガラス越しにその姿を撮影しました。
一仕事なくして家の中に入る訳にはいきません。
駐車場周囲の雪を手早く片付け、
消雪パイプの水量を調整して明日の出勤準備をしてから玄関の戸を開けます。



    *



今日で二月も終わります。
一月の大雪とは対照的に二月は随分晴れまして、
気温は高く、日照もたくさんあり、
雪はほとんど降らず雪も随分消えました。

一月に撮影した写真もあと一齣を残すだけとなりました。
三月になってもしばらくは二月の写真が続きます。
我がブログの記事は一月遅れとなり相変わらずの写真が続きますが、
この後も気長にお付き合い頂くようお願いします。










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白路 [冬景]





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一月三十日(日) 撮影



出勤となった日曜日、
朝からずっと雪が降り続けます。
所要があり日中車で出掛けます。
いつもの通勤路を走りますが辺り一面新しい雪で覆われていました。
朝夕に車の中から見る景色も、
こうして昼間に見ると雪の白さが一層目に眩しく映ります。
そこには写真に切り取りたくなる景色が処々点在するのですが、
仕事中という制約よりも、
荒天と寒さ、そして、面倒という理由が勝り写真を撮ることができません。
雪の美しさなどをしっかりと捉え写真を撮りたいいう思いはあるのですが、
この冬は仕事と家庭の事情でこうして写真を撮ることが精一杯でした。











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深雪 [冬景]


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一月三十日(日) 撮影



雪国を離れることなく五十年近く住む私にさえ嫌気を抱かせるこの冬の雪は、
日曜出勤となったこの日も容赦なく降りつづけました。
外に出れば目にするものはすべてが白色、
唯一色、
雪の色でした。

仕事場の背後にある小窓からの景色ですが、
この冬最深積雪量となりました。
雪には飽き飽きしていましたが、
こうして雪の写真を撮る事を続けていました。
ブログの記事にするという目的もありましたが、
こうして日々写真を撮り続けることで、
自分にとっても貴重な記録となりました。












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雪国 [冬景]





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この冬一番の積雪量の頃です。
見掛けの積雪量では他の日に記録しているかも知れませんが、
屋根には一番荷重の大きい頃で、
この状態で地震がきたら建物被害は相当なものになるでしょう。












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城下町の古い通りに面して建ち並ぶ家々、
隣家と接して建っているため雪を下ろすのはほとんどがこの通りになるのですが、生活道路であるため勝手に雪を降ろすことができません。
市が「一斉雪下ろし」を発令するまではじっと我慢するしかありません。












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 雪を下ろすまでは不安が募ります。
 ここに住む人たちの心象を代弁するなら、こうしたモノクロ写真が合っているように思われます。












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 こうした古い通りでは道幅が狭く、家々が道に接しているので除雪車が雪を掻いて行く事が出来ません。
 地下水を利用した消雪パイプが道路に埋設してあり、降雪センサーにより適時地下水を道路に撒いて雪を消し車の通行を確保します。それでも道の両側には雪が残りますので、道路脇には流雪溝という普通より断面の大きな側溝が布設され、家庭の前に開閉可能なグレーチング蓋が備えられます。雪が溜まるとこの側溝へ近くの川からポンプアップされた水を勢いよく流し、各自そこに雪を投げ入れ雪を処理します。
 消雪パイプと流雪溝が設置された道ではこうして路面が出ています。ただし、水量が追いつかないほどの雪が降った場合は消雪が追いつかず、圧雪になることがありますが車両の通行が不能になることはありません。こうした設備は多雪地域での車にとっては無くてはならない設備であります。












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 一斉雪下ろしと流雪溝、実はどちらも作業をする時間が決められます。
 一斉雪下ろしは、公共の道路に雪を下ろすのですから各人好き勝手に下ろす事は出来ません。市が日時を決めた日時に下ろさなければなりません。その猶予はおおよそ一日程度ですから、勤め人は休みを取りますし、高齢者や休むことの出来ない家庭では人を雇って雪下ろしをします。
 一斉雪下ろしはよほどの大雪にならない限り一冬に一回で、雪の少ないときには必要なく、十年に数回といった作業ですが日を決められて雪下ろしをするのは当事者にとっては大変な事には変わりがありません。なお、道路に下ろした雪は、重機とダンプカーで河川敷などの雪捨て場に排雪します。その作業に一日から二日要するので、一斉雪下ろしをすると二日から三日は道路が通行止めになります。
 流雪溝も各路線の水を流す時間が各町内に通知され雪捨てが作業が行われます。一回三十分ほどの間にしか雪を捨てることができません。曜日に関係なく、日中に流すことが多いので、日中留守の家では自宅前の雪を捨てる事が出来ません。流雪溝はその短い時間に一斉に雪を流し入れるので、ほぼ平坦なこの地では勾配も緩く、曲がり角では雪が詰まり流れなくなることもあり、流雪溝の構造や雪を捨てる人の考え方の相違による人間関係に苦労している町内もあるのが実状です。












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 消雪パイプで道路の雪を消すことはとても便利ですが問題もあります。車にとってはとても有り難いのですが、歩行者にとってはこれが大迷惑で、心ない運転手によりこの水を車で飛ばされることがあるのです。
 また、消雪水の排水が雪で堰き止められると大きな水溜まりができ、長靴を履かない人にとっては迂回を強いられたり、最悪の場合は靴の中に浸水し不快な思いをします。いずれにせよ消雪パイプが設置された道路を歩くのは容易ではありません。
 消雪水を散水した後に気温が下がったときなどは路面が凍結します。一旦路面が凍結すると車も歩行者も大変で、こうなると雪国に住む者でも転倒する人はいますし、運転手も細心の注意が必要です。
最近では道路が凍結しそうになると凍結防止剤を散布するようになったのでこの点は少しは改善されましたが、いずれにせよ気を緩めることはできません。
 まだまだ大きな問題があります。それは地下水を汲み上げ過ぎて地盤沈下が起きていることです。消雪パイプは深井戸で多量の水を汲み上げます。道路の消雪ばかりでなく民間の工場や商店の駐車場などでも深井戸を備えている所があるので、冬期間一斉に地下水を大量に汲み上げると地盤沈下が起こるのです。
 こうした対策には、市内各所に地下水位の観測所を設置し常時地下水位を観測し地盤沈下発生注意報を発令して、不必要に地下水を汲み上げないよう深井戸設置者に呼びかけ注意を促します。
 また、公的な道路の消雪パイプについても、降雪センサーの調整で以前より散水量を絞るようにしています。結果、昔ほど道路の状態は悪くなりましたが、地面の中が空洞になってしまうと建物が沈下や地震時の影響などを考えると致し方ありません。
 便利そうに見える雪国ならではの装置も、残念ながら実は生活する全ての人、生活全ての場面で有益であるとは言えないのです。道路は生活物資の輸送ばかりでなく、消防車や救急車などの確保の為に雪で通行不能にさせることは出来ないので、皆一生懸命雪と格闘し、我慢して生活していのが雪国の実状です。












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一月三十日(日) 撮影


日曜出勤での撮影です。
写真を撮った時点ではいつも通りの通勤途中に撮った写真でした。
同じ写真を垂れ流しても意味がないと思い、
後付で雪国の生活がわかる文章を添えました。

思い付きで、私の稚拙な文章では、
雪国の生活や設備、事情などブログ一つの記事では伝えきれませんが、
地元のニュースサイトの記事リンクを下記に用意しましたので、
興味のある方はどうぞご覧下さい。



市内一斉雪下ろしに関するニュース
http://jjournal.jp/archives/6995


雪下ろしの様子に関するニュース
http://jjournal.jp/archives/7073


雪捨て場の重機のニュース
http://jjournal.jp/archives/7178


雪捨て場への排雪量のニュース
http://jjournal.jp/archives/7401

(以上、いずれも地元ニュースサイト「上越タウンジャーナル」の記事です)









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氷柱 [冬景]





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一月二十九日(土) 撮影



仕事場の軒先に垂れ下がる氷柱、
この日は久し振りに陽が差しました。
仕事で勤務時間中の撮影故、
人目もあり自由に撮ることが出来ず、
自分の思い通りに切り取ることが出来ませんでしたが、
これも冬の景色、
この冬の一頁に添えたいと思います。













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夜光 [冬景]





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一月二七日(木) 撮影



どうにも一月三十日の記事が捗りません。
この日はたくさんの写真を撮っていて、
時系列に添って記事を更新しようと思っているのですが、
最初に撮った写真のコメントをまとめ上げる時間がありません。
したがって今日も没写真で記事を繋ぎます。

一枚目の雪原の向こうに見える外灯をぼかして撮った写真ですが、
もう少しましなレンズならきれいなボケになるのでしょうが、
コンパクトカメラでは味のあるボケを得ることが出来ません。
冬の最中、こうした暗い夜景を眺めながら、
春の陽差しをきれいに撮る単焦点レンズなど欲しいと思うでありました。














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待春 [冬景]





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一月二十六日(水) 撮影



フロントガラスを流れ落ちる雪融けの水、
見つめる心は遠い春を待つ想い。



    *



一月三十日の記事を作っていたけれど、
なかなか筆が進まず四日遡って没にした写真で記事を繋ぎます。













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雪国 [冬景]





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一月二十九日(土) 撮影



飽きもせずまた同じような写真と、
きっと皆様はお思いになるでしょうが、
雪国の雪はこうして何日も降り続けるのです。
その雪に負けず冬を乗り切る雪国に住む人の人格形成にも影響していると思います。


何度も同じような写真ですが、
現実こうして雪道を通勤しています。
車窓に見るその雪の景色は、
細かに説明を付する事が出来ませんが、
時間、天候、雪の量、雪質、雪の色、道路状況により毎日変化して、
様々な状況を作り出しています。
そして雪は決して美しいだけはありません、
そうした事も含めて雪国の生活を少しでも感じ取って頂きたいと思います。











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夜道 [冬景]





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橋の上、
滑走路を離陸する感覚で走る。












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橋を渡りきれば闇夜に突入する。
対向車が無いと自分の前照灯だけが頼り。












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画面は大きく揺れていますが、
逸脱していません。












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灯りのブレ具合が良い感じ。
暗い画面に浮かび上がる雪のしらさも丁度良い。












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二つめの橋、
対向車の前照灯が凄まじい勢いで通過する。












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信号待ち。
一瞬の静寂。












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久し振りに裏通りを走ってみる。
意外にも除雪がされてあるが道は細い。












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両側雪の壁、
舗装面が見える車線はひとつ半、
三本のレーンしか無いのですれ違いは慎重になります。


一月二十七日(木) 撮影



何ら工夫も見られない写真です。
朝撮っている写真と同じように夜に撮っただけです。
似たような写真が続いていますがお許し下さい。









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悪天 [冬景]





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一月二十七日(木) 撮影



誤って記事の順序を更新していまいました。
一月二十七日の写真は今日の方が通勤の前半です。

当然撮影時間はこちらの方が早いので画面が暗いのは当たり前です。
通勤に要する時間はおよそ二十分、
こちらの記事の最終カットと前記事の最初のカットの時間差は恐らく一分は無いと思います。
ここまでに撮影した写真は露出補正が-1.0になっているので必要以上に暗くなっています。
信号待ちでの最終カット撮影後、
特別な趣旨は無かったのですが露出補正を±0に修正しました。
何の考えもなくただ何となくそうしただけでが、
結果は自分でも新鮮に感じる写真を撮ることが出来ました。
前半、後半合わせると写真が多くなってしまうので、
信号待ちでのこのカットを境に、
単純に通勤の前後半、
そして露出違いで雰囲気の違った写真という二つに区切るつもりでいたのですが、
更新する順序を間違ったのは迂闊でした。

そのような訳で、
前記事と本記事の関係を踏まえて見ていただきたいと思います。











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