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元日 [歩景]




平成二十八年、元日の散歩です。
この年の正月休みは緩やかに過ごしていました。
年末の二十日過ぎに一つの仕事を終え、
仕事も一段落して余裕がありました。
休暇前に大掃除も粗方済ませていたので、
休暇に入った日からのんびりと過ごすという、
人生初めての経験に、
来年からもこうしようと決意したことを覚えています。
この年の元日は、足元の雪もほとんどなく、
雪国としては穏やかな正月を迎えていました。
朝方には少し雪が降りましたが、、
午後からは時折強い光が差さす空模様となり、
その光、空模様に誘われ散歩に出掛けました。




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 平成二十八年 一月一日(金) 撮影



自宅の近所を歩きました。
こうした空模様を活かすべき場所に行こうかと思いましたが、
時間を掛けてしまっては光が変化してしていまいます。
そして何より、そのような場所が思いつきませんでした。
まあ、緩やかに休暇を過ごしていたので、
こうして緩やかに歩き、
緩やかに写真を撮ることが、
緩やかな休暇らしいく、
散歩に満足したことを思い出しました。



    *



前回の記事で大阪行を計画していると書きました。
今週末に行くことを決めました。
目的はただ何となく大阪へ行くというだけで、
特定の場所へ行きたいという目的はありません。
とりあえず大阪を見て、
大阪の雰囲気に触れ、
あとは大阪の食を体験したいだけです。
私の性格としては、
旅などで知らない場所へ出掛ける際は、
自分が望む場所に出会う確立を上げたいため、
一通り訪れる場所を調べる性質で、
最近はネットを活用し調べ上げ、
出掛ける前から空想の旅に耽るのを楽しみます。
今回は日帰りや、
出張での空き時間で歩くのではなく、
何よりも勝手気ままな一人旅ではなく、
家族での旅行となるため、
一応、一週間前にガイドブックなども購入しましたが、
ガイドブックを見ても今一つ気持ちが高まりません。
未だに何処をどう回るかも決まりません。
一人で自由に好きな所だけを歩くことが出来ないとうことが、
この度への高揚感が湧かない原因なのかもしれません。
前回の記事に行先についてのコメントを書いていただいた皆様、
ありがとうございました。
今回は肩ひじ張らず、
在り来たりの場所を普通に見て来たいと思います。










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夕暮 [空景]





生憎の天候の中行われた賽の神、
天気が良くなかったので、
火が衰えを見せた頃、
早々に会場を後にしました。
けれども真っ直ぐに帰宅せず、
ちょっと寄り道をして飲み足しました。
しばらく飲んでいましたが、
窓の外も薄暗くなってきたので、
重い腰を上げ家路に着きました。
雪も止み雲の切れ間から僅かですが青空も顔を出していました。
夕暮れの青色が澄み、深くなる時間帯、
自宅へのわずかな道すがら、
思うままに写真を撮りました。




A 夕暮れ 01.JPG
〔01〕












A 夕暮れ 02.JPG
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A 夕暮れ 03.JPG
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A 夕暮れ 05.JPG
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A 夕暮れ 30.JPG
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A 夕暮れ 31.JPG
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一月十五日(日) 撮影



自宅までは約三百メートル程でしょうか、
空の具合が良かったので、
四か所ほどで足を止めては写真を撮りました。
団地の道が途切れる、
西の空を眺めることが出来る場所では、
刻々と空が表情を変わっていくので、
特にたくさんの写真を撮りました。
手は歳の神で頂いた餅と傘でふさがっちて、
写真を撮るには邪魔なので、
傘を雪に刺して写真を撮りました。
同行していた家人は待ちきれず帰ってしまった後も、
一人立ちつくし写真を撮りました。











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神火 [冬景]





一月十五日、日曜日、
私が住む町内の「賽の神」がありました。
当日は湿った雪混じりの強い風が吹き付ける生憎の天気で、
起床した時は中止かと思っていたが、
朝八時頃に開催するとの広報車が回ってきました。
半信半疑で開始時刻が近付くに出掛ける支度をしました。

乾いた雪ならばまだしも、
湿った雪は濡れると外套が防水仕様出なければ、
付着した雪は溶けてやがて浸みてくるので、
この日はフード付きの防水仕様のジャケットを着て、
更に傘をさして出掛けました。

カメラは一眼を持って行く事を諦めました。
念のため防水仕様のデジカメを持って行きました。
折角カメラを持って来たのだからと写真を撮りました。
写真を撮ると行っても、
右手は御神酒の入った紙コップとスルメ昆布を握りしめ、
左手で傘をさしているので、
雪が弱まるのを見計らって左手の傘を閉じ、
足元の雪に差してポケットのデジカメを取り出し片手で写真を撮るのですから、
少々面倒です。
それどもそれほど大きくはないコンデジですから、
片手で操作をして写真を撮る事ができます。
ファインダーのないデジカメ、
撮影する度にモニターに写る画像を必然みることになります。
そこには様々な形の火が浮かび上がります、
その形に見せられたくさんの写真を撮りました。

賽の神を撮るというのではなく、
ただ単に火を撮りました。
撮影している内に火に魅せられました。
この撮影を切っ掛けに何か新たな展開を見いだせることでしょうか。
僅かな期待を持って撮影しました。




F 賽の神 02.JPG
〔01〕












F 賽の神 03.JPG
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F 賽の神 04.JPG
〔03〕












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〔07〕












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〔10〕












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〔30〕


一月十五日(日) 撮影



本記事とは全く関係なく、
皆様方にお願いがあります。
実は三月の末に、
大阪に行こうかと考えています。
大阪には未だに行った事のないので、
娘も就学まえで運賃が掛からない最後の春休み、
私も仕事に余裕が有り休暇を取ることができるので、
少し遠くへ行ってみようかと考えています。
けれども大阪の事を何もしらないのです。
ガイドブックやネットで多くの情報を得ることはできるのですが、
それらとは違った情報を得たいと思います。
漠然としたお願いで申し訳ありませんが、
二泊三日の滞在で家内と六歳の娘が一緒で、
三人とも大阪は初めてです。
大阪のお決まりの食もできるだけたくさん食したいと思います。
大阪にお住まいの方、
大阪に詳しい方、
大阪に行った事のある方、
お勧めの場所などありましたら、
アドバイスをお願いいたします。
厚かましいお願いで申し訳ありませんが、
よろしくお願いします。












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朝歩 [歩景]





ここしばらくは仕事も緩やかで、
私的な時間をたくさん持ち合わせた年末年始休暇を過ごした後も、
ゆとりのある日々を過ごしております。
休日の朝の天気が良ければ、
カメラを携え散歩に出かけるようにしています。
昨年仕事に追われ減った体重も、
年末年始休暇明けにはすっかり元に戻りました。
このままでは元を通り過ぎてしまいそうなので、
朝に限らず散歩に出掛け歩く様にしています。
今日の記事の朝も、
晴れる天気予報でしたから、
少し早めに散歩に出掛けました。




A 朝散歩 01.JPG
〔01〕


最近はもう少し遠回りをして歩いていましたが、
この日は田んぼの中の道を進みました。
少し冷え込んで地面が凍てついています。
一月のこの時期に雪を見ることが出来ません。
お蔭でこうして田んぼ中の道を散歩することが出来ます。
少々拍子抜けしている今年の雪国の生活、
生活自体は楽で助かりますが、
冬らしくない景色は何か物足りません。
ゆとりのあるこの時期に、
雪の写真などを撮ろうと思っていたのですが、
そうした気持ちも薄れていきます。












A 朝散歩 02.JPG
〔02〕


歩き始めた田んぼ道、
まだ草の残る中、
下りの始発列車が駆け抜けていきます。













A 朝散歩 03.JPG
〔03〕


辺り一面霜が降りています。
けれども冷え込みはそれほど厳しくはなく、
微妙な緩さを感じます。












A 朝散歩 04.JPG
〔04〕


写真を撮ることには熱が入いることがなく、
淡々と歩いて行きます。












A 朝散歩 05.JPG
〔05〕


凍てつく田んぼが輝き出す前、
心が落ち着く色調です。












A 朝散歩 06.JPG
〔06〕


太陽の光が射し込んできました。
この日の目的地である集落へ急ぎ歩きます。












A 朝散歩 08.JPG
〔07〕


遠望する山は妙高山。
我が家の裏から見る妙高山は、
手前の低い山で裾野を見ることができません。
また、頂上が平らに見えません。












A 朝散歩 10.JPG
〔08〕


左奥が妙高山、
その左隣の山が大毛無山(おおけなしやま)で、
画面右半分を占めるなだらかな山が南葉山(なんばやま)です。
この南葉山は生まれたからこの地を離れたことの無い私に取っては、
幼少のころから五十年以上見続けてきた山で、
言わば心の山です。
千メートルを少し切るこのなだらかな稜線を描く山は、
威圧感のない穏やかで、
山というとこの山を想いうかべる山です。












A 朝散歩 13.JPG
〔09〕


東の空に太陽が昇りましたが、
薄い雲を纏っていてはっきりとした姿を見せません。
どうやら期待した強い陽射しを望むことが出来そうにありません。












A 朝散歩 14.JPG
〔10〕


目的の集落に辿り着きました。
最初に去年の暮れに撮った池に来ましたが、
思い描いた光景はありませんでした。
仕方なく、
しばらく池の前の田んぼを眺めました。












A 朝散歩 15.JPG
〔11〕


その後、
いつも足を運ぶ神社へ行きましたが、
朝は全く神社に光は届かず、
ここでの撮影も諦め、
この日は気まぐれに普段は足を向けることのない、
集落の西側へと向かいいました。












A 朝散歩 16.JPG
〔12〕


普段通ることのない道、
これまでに数えるほどしか通ったことの無い道、
その道を突き当たれば丁の字に分かれています。
右の道はこれまでに通ったことのない道、
神社で撮影が出来ず、
この朝は撮影を諦め歩くことに徹することを決めていたので、
迷うことなく右の道を進みました。














A 朝散歩 17.JPG
〔13〕


右の道を歩くとすぐに畑の端に着きます
そこに切り倒された木が数本無造作に積んでありました。
小口や木肌を見るとまだそれほど切り倒されてから古くはなさそうです。












A 朝散歩 18.JPG
〔14〕


さて、この倒木が積まれた場所で少々悩みます。
このまま農作業用の軽トラックが走ることの出来る轍のある道を辿れば、
先にある団地へと続き、
家並みの中の舗装路を歩くことになります。
畑の端に十数メートルほどを下る人が歩くことの出来る道があります。
落ち葉に埋もれていますが、
日当たりが悪くどうやらぬかるんでいます。
この道を下るのを躊躇していましたが、
道の下に朝陽を受けた田んぼが輝き広がっています。
この田んぼ中の道を歩いたことはなかったので、
この道を下り、
散歩の距離を伸ばして歩くことにしました。












A 朝散歩 19.JPG
〔15〕


無事にぬかるんだ坂道を下り、
田んぼを横断する道を行き、
田んぼの中の真っ直ぐに伸びる農道を歩きます。












A 朝散歩 20.JPG
〔16〕


田んぼ中の道の途中、
花を見つけました。
いつもの冬ならば、
この花たちも深い雪の下になっているはずですが、
この冬はこうして花を付けていました。












A 朝散歩 22.JPG
〔17〕


田んぼ中の真っ直ぐな道を歩いてきました。
コンクリート舗装された農道に出たので、
振り返り歩いてきた道を眺めました。
ここがこの日の最遠地となりました。












A 朝散歩 23.JPG
〔18〕


帰り道は太陽に向かって歩くことになりました。
途中、
空に鳥の集団が飛んでいるのを見つけました。
右へ左へと円を描きながら、
力強く、休みなく飛び続けます。
その様子を見ながらしばらく歩いていきますと、
その鳥が鳩であることが分かりました。
大きな鳩小屋があり、
傍らに飼い主がいました。
しばらく眺めていましたが鳩は休むことなく、
視界から消えるまで飛び続けていました。












A 朝散歩 25.JPG
〔19〕


数年前、
地図を眺めていて、
この辺りに水準点があるのを見つけ探しに来たことがありました。
そのことを思い出して、
しばらく探してみましたが、
この朝は遂に見つけることが出来ませんでした。











A 朝散歩 26.JPG
〔20〕


畑の中の道は緩やかな起伏と曲がりがあり、
気持ちよく歩くことが出来ました。
小さな道草をしながら、
楽しみながら歩くことが出来ました。
この後自宅裏の田んぼ道を、
もう少し遠回りをして帰りました。



一月八日(日) 撮影



この朝は満足する写真を撮ることが出来ませんでしたが、
新しい道を見つけ歩くことが出来ました。
運動を目的とした散歩ではなく、
緩やかな歩き方なので、
健康増進の期待は出来ませんが、
心の潤いにはなりました。
冬にこうして足元の心配をすることなく散歩が出来ることは、
有難いことではありますが、
気象の異常が気に掛ります。
そう言えば、
今年は何やら暖かく感じます。
例年ほどの寒さを感じることがありません。
地球温暖化を思うと、
この感覚を喜んでは居られません。












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再訪 [歩景]





前の記事の写真は、
自宅からほど近い集落へ撮影散歩に出かけた時に撮影した写真でした。
いつもとは時間端をずらし午前中に出掛けた散歩でしたが。
この日は特段やるべきことの無い休日であったことと、
幸いに天気が良かったので、
午後に再び同じ場所へ撮影の為に出掛けました。
一日に二度の撮影散歩です。

午前中よりは太陽の光も強く、
陰影の強い風景となっていました。
冬としては暖かく、
足元には降り積もった雪も無いため、
今一つ冬の風景を撮影するという気持ちが湧いてきません。
冬の厳しさによる引き締まった空気感がありません。
若干拍子抜けした感はありましたが、
光の具合が良かったのでたくさんの写真を撮りました。




A 散歩 19.JPG
〔01〕












A 散歩 20.JPG
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B 散歩 44.JPG
〔50〕



一月七日(土) 撮影



歩いてきた距離で言えば往復約2キロ、
役二時間半の撮影散歩でした。
換算すれば時速1キロですから、
たくさんの写真を撮りました。
〔12〕以降の写真は神社で撮影しましたが、
実にこの小さな神社で2時間近く撮影しました。
特に〔26〕以降の草木の写真は、
同じ場所にずっと佇み、
1時間以上撮影していました。
それほど寒くはない日でしたが、
もう少し光の当たる具合や射し込む角度の変化を待ち、
ファインダーに集中し姿勢を固めシャッターを切る、
その行為の連続で体が冷えてきます。
しゃがみ低い視線での撮影が多いため、
続けて撮影すると息が切れます。
時折冷たい石に腰掛けて深呼吸をします。
そのような撮影を続けていると、
次第に風が冷たくなってきます。
鼻水が止まらなります。
風邪を引いた予感がしますが撮影を止めることができません。
何枚撮ってもさらに光の具合が良くなりそうな気がして、
この場所を離れることが出来ません。
それでも、もう少し夕暮れの色が濃くなれば、
いつもの他の場所での暮れ色の景色に出会えることを期待し、
ここまでと決心して神社を後にしましたが、
気持ちが途切れてしまい、
数枚撮って家に帰りました。

たくさん撮った写真、
厳選してブログ記事にした方が良いかとも思うのですが、
週に一回の更新とした現在でも、
大量の写真を撮った後の写真整理などでは時間を多く費やすので、
最近は自分の写真への記憶を記録する目的もあり、
多量の写真を羅列しているのでご容赦ください。












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散歩 [歩景]





この冬は雪も少なく、
随分楽に冬を過ごしています。
お蔭で、
年末から正月休みには何度も散歩に出掛けました。

一月七日、
この日も天気が良く、
足元も良いので撮影散歩に出掛けました。




A 散歩 01.JPG
〔01〕


田んぼの中を貫く一本道を歩きます。
晴れてはいますが平坦な空模様で、
見慣れた風景に心は動かず、
仕方ないので空などを撮影しました。









A 散歩 02.JPG
〔02〕












A 散歩 04.JPG
〔03〕












A 散歩 03.JPG
〔04〕












A 散歩 06.JPG
〔05〕












A 散歩 08.JPG
〔06〕












A 散歩 07.JPG
〔07〕


田んぼの中を貫く一本道を歩きます。
晴れてはいますが平坦な空模様で、
見慣れた風景に心は動かず、
仕方ないので空などを撮影しました。












A 散歩 11.JPG
〔08〕












A 散歩 10.JPG
〔09〕


ここしばらく足を運んでは撮影している集落に到着しました。
その取っ付きにある小さな神社、
光溢れていていました。











A 散歩 12.JPG
〔10〕












A 散歩 13.JPG
〔11〕


集落の中を車一台が通ることの出来る細い道を歩きます。
光は更に平坦になってきました。












A 散歩 14.JPG
〔12〕


集落の中心にある別の神社。
此処へはいつも午後に来ていたので、
この日は時間帯を変え、
光の方向の変化を求めて午前中に来ましたが、
光が平坦なこともあり、
新しい光景にに出会うことは出来ませんでした。












A 散歩 16.JPG
〔13〕


気に入った写真を撮ることが出来ず、
少々落胆し帰りかけの道を歩いていると、
何か視線を感じました。
景色の色合いに馴染み、
最初は気が付きませんでしたが、
木の傍らに小さな動物がいるのを見つけました。
しばらく目が合って立ち尽くしていましたが、
すぐに逃げる気配もなかったので写真を撮りました。












A 散歩 17.JPG
〔14〕


慌てて逃げることも無く、
少し離れては立ち止まり周りを見渡して、
また離れていきます。
しばらくそっと後を追いかけましたが、
依然慌てることも無く、
ゆっくりと歩いて行き、
やがて藪の中へと姿を消しました。












B 散歩 01.JPG
〔15〕


少し光が良い具合になってきましたが、
一旦帰ると決めると心は動きません。












A 散歩 18.JPG
〔16〕


一月七日(土) 撮影



実はこの日、
午後からも同じ場所へ出掛けました。
午後に撮った写真も合わせると少々写真が多くなるので、
午後の散歩記事は次の記事でご紹介します。











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帰路 [夕景]



昨年末、
久し振りに映画を観に行きました。
地元にある古い映画館は何と今年で105歳、
明治時代に芝居小屋として建てられ、
その後、様々な館主により興行されてきましたが、
私の少年、青年時代は日活ロマンポルノを上映する成人映画館で、
小さな町では前を通るも憚れる映画館でした。
建物の老朽化などにより廃館、取り壊しとなるところ、
市民による支援活動により建物は保存される事になり、
現在、映画館としては日本最古級の建物は、
国の登録有形文化財や近代化産業遺産にも指定されています。

詳しくは下記「高田世界館」のホームページをご覧下さい。
http://takadasekaikan.com/

斯様な映画館ですが、
私は上映復活の前後共に、
この映画館で映画を観たことがありませんでした。
けれども昨年末、
少々気になる映画が上映される事になり、
休日の昼下がりに七年ぶりに映画を観に行きました。

その映画は2014年2月に66歳でに急逝した、
「パコ・デ・ルシア」というフラメンコギタリストの一生を綴った映画、
この映画館からほど近いレコード店で30年ほど前に偶然手にしてから、
ずっと聞いている音楽、
新しい曲を聴くことが出来なくなっても、
恐らく死ぬまで時々は聴き続けるだろうギタリストの映画だったので、
数少ない上映の最終日に観てきました。

映画 灼熱のギタリスト「パコ・デ・ルシア」の公式ホームページ
http://respect-film.co.jp/pacodelucia/




A 夕暮 01.JPG
〔01〕












A 夕暮 02.JPG
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A 夕暮 28.JPG
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A 夕暮 29.JPG
〔13〕



十二月二十三日(金) 撮影



映画は、
駐車場の問題もあり、
家人に車で送ってもらい観に行きました。
帰りは既に暗くなりかけている時間でしたが、
カメラを携えて出掛けました。

急激に光が失われていく中、
映画の主人公が演奏する熱いフラメンコギターの余韻を抱き、
写真を撮りながら帰りました。










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春海 [海景]





繰り返し押し寄せる波、
眺めていると切りがありません。
同じようでいて、
一つも同じ波はなく、
決して同じ波が再び姿を現すことはありません。
光の変化も伴って、
色の具合も変わって行きます。
そのような波を、
気に入ったように撮りたいと、
たくさんの写真を撮りました。

前記事の予告通り、
本記事では海原の写真を羅列します。




A 直江津 10.JPG
〔01〕












A 直江津 13.JPG
〔02〕












A 直江津 15.JPG
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A 直江津 16.JPG
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A 直江津 18.JPG
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A 直江津 22.JPG
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A 直江津 23.JPG
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A 直江津 30.JPG
〔09〕












A 直江津 31.JPG
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A 直江津 33.JPG
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A 直江津 35.JPG
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A 直江津 36.JPG
〔13〕












A 直江津 47.JPG
〔14〕












A 直江津 49.JPG
〔15〕












A 直江津 50.JPG
〔16〕












A 直江津 55.JPG
〔17〕












A 直江津 67.JPG
〔18〕












A 直江津 70.JPG
〔19〕












A 直江津 72.JPG
〔20〕



一月二日(火) 撮影



気持ちよく撮影しました。
冬の風も冷たく感じませんでした。
この日はカメラ操作の煩わしさを感じ、
手動で焦点を合わせました。
けれども、
自宅に帰って写真を見てみると、
多くの写真が焦点を外した写真で、
その出来の悪さに意気消沈。
撮影している時の高揚した気持ちとは天と地の違い。
撮影した写真への熱も一気に褪めました。

加齢と共に、
身体の様々な機能が低下していますが、
視力の老化と低下は、
撮影時の最大の悩みであります。

と言うことで、
本日の写真の多くが、
焦点が思った所に合っていなかったり、
焦点の甘い写真がありますが、
この場面での想いの記録として、
ブログ記事にしておきます。









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隣町 [歩景]





度々、同じ記事の更新です。
事情は最後に書きました。
お時間のある方はお読み下さい。




元旦は生憎の天気で、
雨音で目を覚ましました。
三時には布団を抜け出し、

パソコンに向かい写真の整理やら、
ブログの記事のコメントなどを書きました。
朝方の雨も昼近くには上がり、
昼過ぎには青空も顔を出しました。
今年一年の始まりは、
静かに、
そして、
緩やかに始まりました。
明くる一月二日、
朝から天気が良く、
新年初の撮影に出掛けました。
元日にも少しだけ家の裏を歩き、
初撮りはしていましたが、
一人で撮影に出掛けたのはこの時が最初で、
その時に撮影した写真は前の記事でご覧頂きました。
午後から時折陽が差していましたので、
昼酒の勢いもあって、
海辺の隣町まで出掛けてみることにしました。
そう決断して家を出たものの、
時折小さな雨粒が空から落ちてきたので、
引き返そうかと思いましたが、
それこそ酔いの勢いで、
一時間に一本程度の田舎の列車時刻を確かめることも無く、
最寄りの駅に向かって歩き出しました。
運よく、十数分で目指す方向の列車がやってきました。
片道二百円の旅、
田舎生活の足は自家用車、
余程の事情や目的がない限り、
車ではなく電車を使っての移動はまずありません。
この日、私の事情は、
昼酒を飲んでいることと、
目的は歩いて写真を撮るということ、
車で撮影に出掛けると、
撮影する場所が点となりますが、
歩いて移動することで、
撮影する場所が線となり、
より多くの事を感じ取る事ができます。



A 直江津 01.JPG
〔01〕


右の電車に乗ってきました。
丁度登りと下りの電車が並びました。
この小さな旅の顛末を記録するべく撮りました。












A 直江津 05.JPG
02


駅から海までどの道を辿って行くか、
こうした撮影散歩では、
その選択で被写体との出会い大きく影響してきます。
この日は単純に、
駅から海までほぼ最短の道を辿ることにしました。












A 直江津 76.JPG
03


途中、
先月も立ち寄った寺院の前を通ります。
海へと急いではいましたが、
また立ち寄りました。
以前から何度か撮影に来ていた寺院なので、
前を通るとやはり気になり、
光の具合が良ければ撮らずにはいられません。












A 直江津 02.JPG
04


先月は午前中に、
この日は午後に立ち寄りましたので、
当然光の方向も違います。
その光の違いで浮かび上がる光景を楽しみます。












A 直江津 04.JPG
05


強い光と深い影。
こうした光景ばかりが目に止まります。











A 直江津 03.JPG
06


水に映る姿と実像を眺めるのが好きです。












A 直江津 06.JPG
07


門前の木造。
その頭巾に心惹かれ前回も撮影しましたが、
どうにも思うように撮る事が出来ません。












A 直江津 08.JPG
08


きっと、
被写体と心が一つにならないのでしょう。
何度撮っても上手く捉える事が出来ません。












A 直江津 09.JPG
09


光の具合が今ひとつ冴えません。気持ちが萎えます。












A 直江津 07.JPG
10


光の具合が今ひとつ冴えず、
思うように撮る事ができません。次第に心が萎えていきます。












D 直江津 80.JPG
11


落胆し、海へと急ぐことにしました。












A 直江津 78.JPG
12


駅から海辺までの距離は約一キロ、
寄り道をしながら三十分ほど歩いて、
日本海へとたどり着きました。
幸いに雨の心配はなくなり、
海原は光を受けて輝いていました。












A 直江津 79.JPG
13


振り返るとこのような景色、
記念写真を撮っている家族がいました。
直江津港と遠くに火力発電所が見えます。
私は一人で、
写真を始めた三十年前、
よく直江津港に通い写真を撮った事を思い出しました。












A 直江津 80.JPG
14


再び振り返り海へと向かいます。
光り輝く海へと心踊らせ、
海辺と急いで歩みます。
輝く海原の写真を撮るには絶好の状況。
風が強く吹いていましたが、
心地良い風に感じました。












A 直江津 81.JPG
15


波打ち際に立ちます。
風に吹かれ、
酔いも薄れていきます。












A 直江津 82.JPG
16

波と戯れます。
波の音に包まれ心地良くなります。












A 直江津 83.JPG
17


遠くを望みます。太陽が雲間に隠れると、
海原も暗くなり、
空の印象が強くなります。












A 直江津 87.JPG
18


海の近くに住んでいたならば、
きっと膨大な海の写真を撮っていたことでしょう。
反面、
時折訪れる海、
その度新鮮な心持ちで海と接する事が出来る、
どちらが良いとは言うことは出来ませんが、
自分の持つ境遇で海の写真を撮るだけ、
現実ですが、
そうして楽しむだけです。












A 直江津 85.JPG
19


止め処なく海の写真を撮りました。
満足して海を後にしました。
まだ、明るさの残っている町を、
同じ道を辿って駅に向かいました。












A 直江津 86.JPG
20


帰りの列車の発車時間まで少し余裕があったので、
ホームで少し写真を撮りました。












A 直江津 74.JPG
21


夕暮れのホームの灯りというのは、
駅によって印象が変わりますが、
私の身の回りはローカル線故、
どことなく寂しさを感じる灯りです。












A 直江津 73.JPG
22


この列車に乗って帰ります。
斜体に力弱く映る夕日、
駅の照明など、
心に染み入ります。












A 直江津 84.JPG
23


再び上りと下りの列車が並びました。
発車の時刻が近付きます。












A 直江津 75.JPG
24


田舎の駅の夜景は、
華やかではありません。
駅も静かで、
灯りも寂しく、
一人帰宅する私の心も暮れていきます。



一月二日(月) 撮影


昼酒の勢いに撮影に出掛けた隣町での撮影、
町の撮影は思うように撮影する事は出来ませんでしたが、
実は、
日本海の輝く海原をたくさん撮影しました。
本記事では輝く海原の写真は省きました。
次の記事でその海原の写真を、
いつも通り、
大量に羅列してご覧頂く予定です。
次回もお付き合いのほどよろしくお願いします。



    *



ソネブロが不調で、
修正するつもりが色々とおかしくなってしまい、
一度公開した本記事も一度削除して再度作成しました。
「読んでいるブログ」の登録も全て消えてしまい、
新たに登録する事も出来なくなってしまい、
皆様方の更新が分からなくなってしまいました。
ブログの機能が回復するまでは、
皆様方から頂いた「nice」が頼りでのご訪問となります。
そのような事情により、
ご訪問頂いた際は、
見たという印で気楽にボタンを押して下さい。






















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初日 [朝景]




一月二日、
朝、
まだ暗いうちから起き出して、
珈琲などを飲みながら外が明るくなるのを待ちました。
雨にはならないという予報を前日に確認していましたので、
東の空が明るくなる頃、
車に乗って撮影に出掛けました。
けれども、
空は平凡な曇りで、
私が望んでいたような強い朝日が差し込みそうにはありません。
「朝日が差し込み陰影が深ければ」、
最近通っている集落を訪れ、
朝の風景を撮影しようと思っていましたが、
空の雲が解れる予兆は無く、
撮影する気持ちが湧いてきません。
通いなれた集落を一通り歩きましたが、
この集落での撮影は諦めました。

代替地として通いなれた神社仏閣をと思いましたが、
新年の参拝をする方の邪魔になるのではないかと思い止めました。
しばらく当てもなく車を走らせながら行き先を考え、
日本スキー発祥の地、
「金谷山」へ行ってみることにしました。
此処へはこれまでに何度か撮影に行ったことがあります。
頭の中で過去に撮影したシーンが幾つか浮かんできました。
他に思い浮かぶ場所も無いので、
光りが良くなることを祈って金谷山へ向かいました。




A 金谷山 03.JPG
〔01〕


金谷山に到着。
東の空に日の出の気配。












A 金谷山 04.JPG
〔02〕


太陽は雲の中に居て、
光は強くなっているものの、
姿を現さないので、
少し待つことにします。












A 金谷山 07.JPG
〔03〕


新年二日目に、
一日遅れで初日の出を見ることが出来るかと、
期待して待ちます。












A 金谷山 08.JPG
〔04〕


少しずつ明るさを増していきます。
雲間から光が漏れ出します。












A 金谷山 09.JPG
〔05〕


日の出を撮りに来た訳ではないのですが、
行きがかり上見届けたいと、
さほど変化のない空を見続けます。












A 金谷山 10.JPG
〔06〕


雲は中々切れず、
太陽は雲を照らすのみで、
その姿を現しません。

普段の撮影ならば、
こうした空の表情を撮影するだけで満足するのですが、
正月ということで、
はやりしっかりとした太陽を写したいと、
空の変化を楽しみつつ、
もうしばらく待ちます。












A 金谷山 13.JPG
〔07〕


少しでも雲間から顔を出し、
太陽の輪郭を捉える事が出来れば良いのですが、
薄々この日は駄目だと感じています。












A 金谷山 16.JPG
〔08〕


予想通りの展開で、
中々好転しません、
仕方ないので、
露出を過度に切り詰め、
自分流の写真を撮りながら更に待ちます。












A 金谷山 17.JPG
〔09〕


結局、
太陽はその姿を露わにすることはありませんでした。
日の出の写真を撮ることはこれで終わりにしました。












A 金谷山 02.JPG
〔10〕

実はこの写真が、
この日最初に撮影した写真です。
ブログの記事の構成の為に、
被写体別に順庵を入れ替えました。

電線が写っています。
一枚目を撮った時には気付きませんでした。
数枚目を撮ったところで気付きました。












A 金谷山 01.JPG
〔11〕


此処は、
金谷山の麓にある、
キリスト教の墓地です。
小さいころから山に登る道路の脇にあるこの墓地を、
もう何度も見ていますが、
撮影の為に訪れるのは、
記憶にあるのは二回だけ、
その時の印象があり、
この日出掛ける切っ掛けとなりました。












A 金谷山 05.JPG
〔12〕


コダクロームが無くなる時、
最後に買った十本のコダクローム、
惜別の想いを込め、
撮影していた時に訪れたのを良く覚えています。












A 金谷山 06.JPG
〔13〕


太陽が差し込むことを期待して、
この後、
しばらく日の出の写真を撮ることにしました。












A 金谷山 21.JPG
〔14〕


日の出の撮影を止め、
墓地の中に入らせて頂きました。
朝陽を受けて、
十字架が輝いていました。













A 金谷山 22.JPG
〔15〕


光の具合が良くなりました。
色が鈍くなっていましたが、
元が金色であった像が、
朝陽を受けて輝いていました。












A 金谷山 24.JPG
〔16〕


あたかも朝陽を見つめているよな眼差し。












A 金谷山 25.JPG
〔17〕


像は東を向いているため、
こうして毎日、
朝陽を見ているのでしょう。












A 金谷山 26.JPG
〔18〕


キリスト教の事が全く分からないため、
何を表現しているのかよく分かりません。












B 金谷山 01.JPG
〔19〕


墓地は極小さく、
歩いても数十歩で墓地を歩き切ります。
例年であれば、
雪景色となっているこの時期、
この正月は雪がありません。
うっすらと雪が降り積もった頃に、
もう一度来てみたと思いながら、
キリスト教の墓地を後にしました。












B 金谷山 02.JPG
〔20〕


キリスト教の墓地のすぐ隣に、
仏教の寺院があります。
その小さな薬師堂を訪れました。

キリスト教の墓地と仏教寺院が接して立地するこの場所、
墓地の向かいには仏教寺院の庫裏が建ち、
十字架を毎日目にする場所で日々生活をする立地を目にすると、、
とても不思議な感覚を受けます。












B 金谷山 04.JPG
〔21〕


硝子への映り込み、
日の出の太陽の勢いはいつの間にか無くなりました。












B 金谷山 06.JPG
〔22〕


顔をガラスに押し付け、
硝子越しに堂の中を見ます。
見慣れた仏教の意匠、仏具があります、












B 金谷山 07.JPG
〔23〕


硝子から少し離れて、
硝子を挟んで二つの世界を見ます。
彼岸と此岸を同時に見るようです。












B 金谷山 05.JPG
〔24〕


薬師堂の床の青色に目を引かれますが、
良く見るとブルーシートです。
光が減退した中では、
その青色の怪しさに心惹かれたのですが、
ブルーシートを敷いた事情を推し量ると、
撮影する気持ちが失われます。












B 金谷山 08.JPG
〔25〕


弱い光の中で、
鈍く光る仏具。












B 金谷山 09.JPG
〔26〕


薬師堂の周囲を歩きます。
急な坂道の脇の崖には、
いくつかの穴が掘られています。
防空壕かとも思えるのですが、
はっきりとしたことは分かりません。












B 金谷山 10.JPG
〔27〕


平坦な光の中、
何故かこの色合いが目に止まりました。












B 金谷山 11.JPG
〔28〕


疎らに、
ぞして雑然と、
画にならない竹。












B 金谷山 12.JPG
〔29〕


自分でも何故ここを撮るのか分かりません。
ただ、何か気に掛る場所があります。
こうした場面では考えることなく、
感じるままに撮っていきます。
意味などは後から付加されることもあるでしょう。












B 金谷山 13.JPG
〔30〕


説明でもなく、
記念でもなく。
手当たり次第に、
ただ撮るだけです。












B 金谷山 14.JPG
〔31〕


時には視線を上方に見上げます。













B 金谷山 15.JPG
〔32〕


薬師堂を一周しました。
思うような写真を撮る事が出来ませんでした。
そして、光の具合も良くならないので、
撮影を諦め帰路に着きました。











A 金谷山 27.JPG
〔33〕


日の出の頃の色合いとはすでになくなっていました。
相変わらず太陽の手前には雲がありました。












A 金谷山 28.JPG
〔34〕


その手前の雲が不思議な形をしていました。
どのような風で雲が解け、
こうした雲の形を作るのか全く分かりません
あまり見ることのない雲の形に、
しばらく眺めていました。












A 金谷山 31.JPG
〔35〕


光の屈折により、
少し赤く焼ける部分もあります。












A 金谷山 33.JPG
〔36〕


新年二日目の初日の出を拝むことは出来ませんでした。
写真の収穫もそれほど無かったのですが、
新たな場所で早朝に歩き、
撮影する事が出来た事には満足しました。



一月二日(月) 撮影



写真自体は決して満足していませんが、
全ての撮影で気に入った写真を撮影できるものではありません。
普段ならば、
撮影に出掛けても、
好きな光の具合でなければ、
一枚も撮影しないこともありますが、
この日は、今年初めての撮影ということもあり、
「折角来たのだから」という思いが強く働き、
多少無理をして撮影しました。
新年らしい心理の撮影となりました。

結果として、
この場所での撮影では、
気に入った写真を撮る事は出来ませんでした。
この日の撮影で一つのまとまりを得る事は出来ませんでしたが、
こうした場所へ通い続け、
写真を撮り続けることで、
何かを見つけ出すことが出来る場合があります。
また、通っている内に素晴らしい光と出会うこともあります。
決めた場所を撮り続けるのも一つ、
時には新しい場所を求めて撮るのも一つ、
思うままに、
好きなように、
今年も写真を撮りたいと思う出のした。









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