離岸*

〔０１〕　HASSELBLAD 503CX + Planar2.8/80　Ektachrome





〔０２〕　HASSELBLAD 503CX + Planar2.8/80　Ektachrome



　遠い昔のある日、港で船を見ていました。
　貨物船の大きな船体を眺めるのが好きで、
　この日も西陽に輝く船体の写真などを撮っていました。
　船体後方から一筋の落水があり、
　船上は少し慌ただしい様子でした。
　しばらく眺めていると船は静かに離岸して行きました。

足跡*

HASSELBLAD 503CX+Planar2.8/80 Kodachrome64

　　　このカメラとレンズを手に入れ、
　　　新しい心象で撮った最初の一枚。
　　　
　

鉄柵*

HASSELBLAD　503CX+Planar2.8/80 Ektachrome

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　前記事「木柵」（タン・ロンさんご指摘の通り「高欄」というのが正しいと思われます）に続き、今日は「鉄柵」です。持ち合わせた語彙が貧しいためこのような題名続きとなってしまいました。

　ここしばらくは約二十年近く撮り続けてきたブローニーフィルムの写真をスキャンしています。この二十年間の主な撮影場所は地元の「港」と「寺院」で、これらの場所をテーマとして撮影していたので、休日にはそれこそ何度も足を運びました。

　ブログのために時間を見付けてはこうした古い写真をスキャンする今日この頃、露出を切り詰めた写真が多く画面周辺が暗いため、スキャンする範囲を指定するのに大変苦労しています。時間を要するスキャン作業に嫌気が差します。面倒ながらもブローニーフィルムはまだ大きいので何とか作業を続けています。フィルムサイズが小さな３５ミリフィルムのスキャン作業はしばらく先、来年になったら始めようかと思っています。しばらくは慌てず、焦らず、緩やかにブログを更新していきます。

 

双璧*

 
　HASSELBLAD503CX+Planar2.8/80　Ektakhrome64


　荒涼とした夕暮れに独り立ちつくし、
　ただ目前の光景を見つめる。

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　いつも皆様から我がブログにご訪問いただき、
　また、ナイスやコメントをいただきありがとうございます。
　この場を借りてお礼申し上げます。

　残念ながら現在私的時間に余裕がなく、
　ブログ更新と皆様のブログへ訪問するのが精一杯です。
　皆様の記事へはナイスを押すのみで、
　なかなかコメントを書き添える事が出来ない事、
　また、皆様から頂いたコメントの返事を書くことが出来ない事など、
　少々心痛めております。
　
　しばらくはデジカメでの日常写真の撮影が出来なくなります。
　したがってブログに載せる写真は、
　過去に撮影したフィルムをスキャンした画像が主体となります。
　長きに渡り撮影してきた写真の整理をしていないため、
　関連性を持ってスキャン作業をする事ができません。
　手当たり次第にスキャン作業をせざるを得ないため、
　まとまりのない編集、記事になりそうですが、
　こまめに更新をしていきたいと考えていますので、
　これからもお付き合いのほどよろしくお願いします。
　

船体*

　最寄りの港での撮影。
　かつては良く足を運び、
　訳も分からなく写真を撮っていた。
　独り被写体と対峙する時間、
　フィルムの中判カメラは、
　その時間を濃密にする道具であった。
　「道具が心の在り方まで変える」、
　デジタルの利便性を得て痛切に感じる。





〔０１〕　HASSELBLAD503CX+Planar2.8/80　Ektakhrome64







〔０２〕　HASSELBLAD503CX+Planar2.8/80　Ektakhrome64







〔０３〕　HASSELBLAD503CX+Planar2.8/80　Ektakhrome64

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　正直に言えば、
　スキャンした画像は何かが違うと感じる。
　ポジを透過して見る画が、
　自分の心象に一番近いと感じるのは、
　幻想だろうか。