坂道 [旅景]
大磯散歩 その一 「坂道にて」
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九月二十一日（土） 撮影
先週の土曜日、
長い間ブログで交流しているSILENTさんがお住まいの、
神奈川県の大磯を訪問しました。
SILENTさんが書かれる大磯を題材にしたブログ記事、
その文章や写真に強く心惹かれ、
いつしか自分の目で大磯を見て、
そこにある光を写真に撮りたいと思い続けていました。
九月初旬、
一年という長い仕事が終わり、
久しぶりに得た三連休。
大磯を訪れたいとの旨を伝えると、
SILENTさんが道案内をして頂けるとのこと、
募った思いを遂げるためその申し出に甘え、
大磯へと出掛けました。
晴天に恵まれた九月の土曜日の午後、
SILENTさんが出迎えてくれた大磯の駅に降り立ちました。
文章と写真だけで想像してきた姿を、
目にするまでの想像をする時間というのものは刺激的で不思議な時間で、
この日までの数日間、
そうした時間を楽しみました。
駅裏の細く、つづれ織りの坂道を上り詰めれば太平洋の大海原を望み、
秋の柔らかく心地の良い陽射しを浴びながら海へと坂道を下れば、
東海道線を潜り、
国道一号線と旧東海道を渡り、
海岸へ辿りつけば太平洋で緑鳩が出迎えてくれました。
午後の光を考えての道順、
そうした心遣いをひしひしと感じながら歩き、
大磯の町を濃密に見て歩き、
十分に堪能することが出来ました。
今回の大磯訪問は写真が目的ではなかったのですが、
ご案内頂いた道筋には、
秋の光と影が溢れていました。
数は少ないものの自分なりに写真を撮ることが出来ました。
SILENTさん、
ご案内ありがとうございました。
心よりお礼申し上げます。
*
大磯で撮影した写真を今日から記事にします。
歩いた順に場面ごとに分けて記事にしますが、
添える文章が遅々として進みませんので、
更新は緩やかになると思いますが、
同か気長にお付き合い下さい。
包光 [社景]
六月九日(日） 撮影
目記事と同じく草花の写真です。
何気ない草花が好きだと言っても、
このような写真を撮って喜んでいるのは、
「自己満足」と言えば言葉柔らかですが、
「自己陶酔」と言っても外れていないかもしれません。
そうした写真への強い思い入れとは裏腹に、
その写真に付ける題名があまりにもいい加減で、
その多くは私の造語であります。
二文字の題名にこだわるが故、
少々苦労しておりますが。
