懐古 [港景]
前記事で紹介した港での写真、
今日は言い訳やら、
どうでも良いことを、
誰に頼まれることもないが、
勝手気ままに書き綴ります。
〔01〕
心惹かれる対象が、
この写真の中にいくつか潜んでいます。
そのどこを撮るか考えるのが楽しい時間でもあります。
〔02〕
〔01〕の写真とほとんど同じ構図ですが、
「手前の水たまりを何とかしたい」、
そう思いながらもこの日はしっくり撮ることが出来ませんでした。
微妙な構図ですが、
「どちらがよいのか」という問題ではなく、
自分にとってはどちらも必要な写真です。
〔03〕
視線が心惹かれている対象に集中していきます。
望遠で切り取り、
圧縮された画面にその思いが込められます。
〔04〕
心惹かれる対象の一つ、
「水田たまりと草」、
「輝く物と影になる物」、
私にとって常に持ち続ける写真の根幹。
〔05〕
もう一つの対象は、
「空とタンク」、
そこに一筋の光が降りそそぐ。
〔06〕
空の表情が変化していく、
雲のある日の午後はとにかくその変化が激しい。
待てば待っただけの収穫があるのだが、
この日は家人同行で撮影に為に港に来たわけではないので、
やむを得ず帰路に着く。
〔07〕
こんな空を後にして帰宅。
残念。
*
写真の中に、
嘗てのような光や空気感が写し込めない。
その理由は理解している。
もうあの頃には戻れない。
いつも拝見させていただいて
思うんですよね・・・。
独特の風景がとても新鮮で・・。
感性の中でおよその風景は決まっているので
しょうね・・。
by zak (2010-03-13 19:45)
空、水の輝き、寂光さんの惹かれるものが
分かるような気がします♪
by aya (2010-03-13 21:49)
多くの人が「静」ととらえる風景を「動」ととらえているところが素晴らしいと思います。
東京にいらっしゃるときは、ぜひ、お声をおかけください。私も超小心者で、人見知りな人間ですけど。。。(笑)
by cjlewis (2010-03-13 22:44)
代わりに
別の何かを写し混んでいる
辺りが変わったのか
自分が変わったのか
でも、ソコ にいるのは、いつもイマの自分なんですよね~
とっても素敵ですよ~。
by recchu (2010-03-14 12:04)
雲の写真、好きです^^
by kitazawa (2010-03-14 14:32)
NHK教育テレビの日曜美術館で
「小野竹喬」という日本画家を取り上げているのを
みました。素描から本画に至る行程が
寂光さんの今回の記述と一緒で嬉しくなりました。
今週の日曜夜八時から再放送あるとおもいますので
時間があったらご覧下さい
芭蕉の不易流行 好きな言葉です
by SILENT (2010-03-15 08:44)
いつもながらに・・・見事でございます☆
by お茶屋 (2010-03-15 12:12)
おはようございます。
あの頃に戻れない・・・・・同感です!!
by BPノスタルジックカーショー (2010-03-17 05:31)
光と影を写し取る
その画面にとても刺激を受けます。
by yuuri (2010-03-20 09:58)
本人には、違いばかりが感じられるのでしょうが、私のような第三者の視点からだと、変わらぬ核のようなモノが印象的です。
by SAKANAKANE (2010-03-21 21:49)