浮遊 [空景]
前記事の後のこと。
〔01〕
〔02〕
〔03〕
十一月十五日(日) 撮影
回送される蒸気機関車を見送った後、
一旦家に戻り用事を済ませ、
自宅裏を通過する時間を見図り再び田んぼに出ました。
朝広がっていた重々しい雲は消え去り、
青空が広がっていましたが、
依然として風は強く吹いていました。
蒸気機関車を見送る場所を決め、
しばらく何もすることなくただ立ちつくしていましたが、
一向に蒸気機関車は姿を表しません。
一本前に通過するはずの下り電車も姿を表しません。
強風下体温も奪われ厚着をしてこなかった事を後悔しながら、
それでもただひたすら待ち続けました。
どうやら強風で列車運行に遅れが出ているようで、
待ちきれずに帰る人の姿も見えました。
ようやく蒸気機関車が三十分ほど遅れ姿を見せました。
残年ながら蒸気機関車を上手く撮影することが出来ませんでした。
動く物を撮るのはやはり苦手です。
蒸気機関車が行った後、
風の吹く田んぼをしばらく歩きました。
風は冷たかったけれど、
空に浮く白い雲を見ていると、
寄り道せずに家へ帰ることは出来ませんでした。
おはようございます。
真冬の青空は奥が深い色してます。
by BPノスタルジックカーショー (2010-01-10 05:44)
雲が蒸気機関車の煙のようでもあり・・
この空の下で見守った機関車の風景が
見えるようでもあります・・。
by zak (2010-01-10 09:22)
寄り道せずに帰れない、、、
日常のささやかな喜びですよね。
こういうささやかな喜びが毎日ひとつずつあるような日々を過ごしたいもんです。。。
by cjlewis (2010-01-10 11:23)
穏やかな時間が流れていますね!
by unicon (2010-01-10 20:14)
鉄道写真は皆様、場所取りと待ちが基本のようですね。
私も動く被写体を撮るのは本当に苦手です。
ぽっかり浮ぶ白い雲が気持ちよい空ですね~^^
by yuuri (2010-01-10 21:28)
今や見果てぬ幻のような蒸気機関車を思い浮かべながら、
そして、この青空と雲の下にいる自分を想像しながら、拝見させていただきました。。。
by jon_bovi (2010-01-10 22:15)