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疾走 [夜景]

 はじまりは一つの点光源。
 前照灯は遠く、
 まだ僅かに動くのみ。



 前照灯が大きく流れ、
 徐々に蛍光灯の帯を引き始める。
 


 まもなく電車の全容を現し、
 光の帯は更に流れる。



 焦点を外すと、
 光の帯は不思議な姿に変わる。



 電車と正対する瞬間、
 光の帯はただひたすらに流れるばかり。




 随分前に撮影した写真です。これも我が家の窓からの、手持ちでの撮影です。したがって、このように被写体が静止しません。被写体を流したり、焦点を合わせないという手法を使うしか術がありません。
 幸いにも我が家の裏にはこうした土地が開け、少し離れた所には鉄道が敷かれていて、小編成の電車がのんびりと走っています。このように、我が家の裏窓からは様々な風景を眺め楽しむことが出来ます。
  
 電車は焦点、露出を合わせる間もなく駆け抜けて行いきます。私にとっては数少ない動く物体の写真です。写りは今ひとつですが、我が家の裏庭を一緒に楽しんでください。
 

 
 


nice!(24)  コメント(7) 
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コメント 7

miku

動くひかりを撮ると、思わぬ映り方をして
楽しいですよね。
最後の写真、フシギですね。
by miku (2007-08-12 01:13) 

Baldhead1010

これも表現の一手法でしょう。
by Baldhead1010 (2007-08-12 07:23) 

Merche

水辺のそばでもあられるのかしら?
自宅の窓からですか、いいですね。
by Merche (2007-08-12 09:53) 

atelier-northern-photo

焦点を合わせない...というコロンブスの卵的発想。
頭にありませんでしたね。今度やってみたいと思います。
by atelier-northern-photo (2007-08-12 11:43) 

y*

何故だか分かりませんが…
切なくなる光たちですね。
by y* (2007-08-12 21:15) 

ピントがあっていても、合っていなくても光はいろんな姿を見せてくれますね。
裏庭で楽しめるなんてうらやましいなぁ。。。。
by (2007-08-13 09:00) 

寂光

「miku」さん、
ブレがひどい写真に過ぎないだけで、


「Baldhead1010」さん、
表現の一つとするには、
思考と技術をもっと改良する余地がある写真です。

「Merche」さん、
ある意味水辺もある時期がありあす。
田植え直前の田んぼ、
残念ながら季節限定の水辺でした。

「Rigtwill」さん、
写真を始めて間もなく、
ピントを合わせない写真を撮っていたような気がします。
その後も良くピントを合わせ写真を撮っています。

「yoriko」さん、
夜汽車は寂しいもの、
ローカル線は常に悲哀を乗せて走っています。

「jon_bovi」さん、
我が家からこうした景色を望む事が出来ることは、
本当に幸せだと思います。
今後もこの窓からの写真を、
ブログに掲載せざるを得ないと思うので、
よろしければ今後も四季を通じて楽しんで下さい。
by 寂光 (2007-08-15 21:20) 

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