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日曜 [庭景]






庭01.jpg



 丁度今日の写真の様に、
 少々頭の中が真っ白な状態が続いています。
 公私ともに忙しい日々が続き、
 ブログに費やす時間が細く、
 今日の記事も二週間前に書き始めた下書きに、
 文章を補ってようやく記事としてまとめ上げました。



    *



 今年は希な気象が続く。
 雪は少なく、
 春から晴れの日が良く続き、
 心地よく日々暮らすことができる。
 一昨日の朝方思わぬ雨が降ったが、
 日中は夏のような暑い日となった。
 昨夜も床に入ってから何時しか雨が降っていたが、
 雨音が眠りの妨げになるようなことはなく、
 むしろその雨音が心地よく聞きながら眠ることができた。
 今年は雨の日が少なく、
 降っても長く続かないので、
 雨音を聞いてもあまり苦にならない。
 心を平静に維持することが出来余裕がある。



    *



 雨も上がった日曜日、
 午前十時、
 家の仕事一通りを早々に済ませる。
 家人留守のため久し振りにピアノ曲など聴く。
 腸炎も癒えたので缶ビールを一杯、
 昼酒は酔いは早いのでゆっくりとやる。
 こうした楽しみは久し振りである。
 雨上がりということで少し蒸すが、
 今日一日縁側で読書でもするか。



    *



 さて、一月ほど前の日曜日だったか、
 テレビを見ていたら「大菩薩峠」という古い映画をやっていた。
 その映像に強く心を惹かれ途中からであったが最後まで見てしまった。
 しかし、唐突に終わったので不審に思っていたら、
 翌週にその続きが放映されているのを見付けた。
 こちらは訳あって見ることは出来なかったが、
 この物語がどうにも心に引っかかり、
 原作を読んでみたいと思うようになった。
 調べてみるとかなりの大作で、
 現在ちくま文庫にて二十巻出版されているとのこと、
 全巻一気に揃えるのは懐が痛むし、
 第一、全巻読み切る保証がない。
 であれば古書を手に入れるのが良いと思い、
 インターネットで調べると古書のネット販売もやっている。
 定価の三分の一程度で購入が出来そうである。
 全巻読み切るには、
 現在の私の読書量ではどれほどの期間を必要とするか全く見当が付かないが、
 この長編全巻を読み切ることが現在の目標としてある。



大菩薩峠〈1〉 (ちくま文庫)

大菩薩峠〈1〉 (ちくま文庫)

  • 作者: 中里 介山
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1995/12
  • メディア: 文庫




 そして、最近気に入っているのは下にあるテレビ番組、
 朝何気なく見ているテレビのチャンネルを回していて見付けた番組、
 わずか五分の番組だが、
 その内容に気を惹かれテキストを購入してみた。
 その内容は、日本文学を英訳し紹介を行うという目的、構成であるが、
 その講師が外国人で、我が読書歴や理解度の浅さに気づかされます。
 日本文学に深く
 日本人である私も未だ読んだことのない作品も多く、
 これは是非一度読んでみたい、
 そう思わせる紹介文がそこにあるのです。
 偶然にも買い求めたテキストには先に触れた大菩薩峠も紹介されていて、
 一層大菩薩峠全巻読破の思いが深まりました。
 

 出来れば一度番組を見ていただきたいし、
 テキストも三百八十円と安価なので番組など見なくても、
 購入していただく事をお勧めします。
 

  














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お茶屋

こういった番組、案外目からウロコな感じで
おもしろいですよね☆
by お茶屋 (2009-07-05 18:05) 

aya

ホンワカ雲の上のような気高さですね、こんなの好きです♪
日本文学を英訳って、どういう表現をするのか面白いですね、日本の
習慣を良く知らないと 理解できないこともあるでしょうね(^^)v
by aya (2009-07-05 19:37) 

unicon

紙媒体にこだわらなければ、青空文庫って手があります。
意外と重宝です。
by unicon (2009-07-11 19:53) 

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