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人形 [雑景]





オリエンタル01.jpg



 仕事から解放されて、
 自由な時間を得ることが出来たのに、
 ブログの記事など書く気力など全くなし。
 家に帰ってもパソコンに向かう日は僅か。
 けれども外出する機会は多く、
 出掛けた先では写真を撮っているので、
 記事にすべく写真は豊富に持ち合わせています。

 もう一月も前のことになりますが、
 三月七日(日)には、
 東京へ出掛けたついでに、
 歌舞伎座へ芝居見物に行きました。
 現在の歌舞伎座が改築される前に、
 是非もう一度だけ見たいと思ったからです。

 当日は生憎の雨模様で、
 最後の見物に建物の写真を撮る気力を失い、
 唯一記念に撮った写真が、
 三階にあるカレー店の店先にあるこの人形の写真です。
 何度でも気易く出掛ける事の出来る場所であれば、
 一度はこの店のカレーを食べたいと思っていましたが、
 これまで食べることはありませんでした。
 今回もこの店でカレーを食べることはありませんでした。
 せめてもの思い出にと写真を撮って次第です。

 東京から帰って数日後、
 この思いが頭から消えず、
 せめてこのメーカーのカレー粉を使ってカレーを作ろうと思い立ち、
 自宅でカレーを作りましたが、
 私の腕が悪く残念ながら美味しいカレーを作ることが出来ませんでした。

 

    *


 しばらく皆様方のブログ訪問が滞ると思います。
 時々思い付いたように記事を更新して行きます。












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記憶 [雑景]




 この冬は雪が多かったと言われますが、
 ここ数年の物差しで測ったならばそうも言えるのでしょうが、
 この土地の長い歴史という物差して測るならば、
 決して多い雪とは言えないでしょう。


 そんな雪の中、
 夜遅い帰宅に自宅で撮った写真、
 僅か十数分の通勤時間であっても、
 車の中は暖房が効いて、
 車体の雪は良く融けていますが、
 置き去りにされた車の屋根には七十センチほどの雪が積もっていました。


 あの雪に埋もれた日から約二ヶ月、
 三月も上旬となれば、
 あれほど悩まされた雪も消えてしまえば、
 微かに残るのは雪の記憶、
 すっかり忘れている雪の記憶だけ。
 



雪景01.jpg



 この冬は雪が多かったので、
 ブログの記事に雪の写真を添えれば、
 きっとそれなりの反響はあったと思われるが、
 仕事の都合で写真など撮る心のゆとりを失ってしまいました。

 そうした仕事の達成感を得たものの、
 その反動による脱力感に苛まれ、
 なかなかかつての私生活に戻ることが出来ません。
 もう少し時間が必要なようです。










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読書 [雑景]





001.jpg



 川越に行った後全く写真を撮っていないので、
 ブログの記事にする写真が底を着いた。
 仕方がないので晩酌後、
 暗い部屋の中で空になったペットボトルを撮影した。
 しばらくこんな写真でゆっくりとブログを更新する予定。



    *



 ブログに当てる時間がほとんど無いが、
 いつもと変わらない読書の時間だけは確保している。
 と言っても一日僅か十分ほどの読書時間だが。
 決して豊かな読書量ではないが、
 何日も掛けて読む読書、
 そうした時間が貴重で、
 唯一心が和らぐ。

 現在読んでいる本、
 麺類が好物故、
 こうした本を読んでいる時は、
 実際に麺を食べることが出来なくても、
 何故か気持ちが満たされる。

 ちなみに日曜日、
 三食家で食事を摂るのであれば、
 二食は麺類を食る。
 私がよく食べる麺は、
 蕎麦、
 素麺、
 うどん、
 おおよそこれらの麺で、
 ラーメンとパスタなどはあまり食さないが、
 決して嫌いではなく、
 加齢に伴いさっぱりとした麺を好むようになった表れ、
 自然とこうした選択となる。



麺道一直線 (新潮文庫)

麺道一直線 (新潮文庫)

  • 作者: 勝谷 誠彦
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/05/28
  • メディア: 文庫


    *



 日々私的な時間を持つことは僅かだが、
 仕事帰りなどに書店に立ち寄り、
 読みも出来ない本を買い込んでいる。
 最近読んでいる「蕎麦」と「鮨」関連は、
 見付けるととりあえず買うことにしている。


江戸蕎麦通への道 (生活人新書)

江戸蕎麦通への道 (生活人新書)

  • 作者: 藤村 和夫
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2009/06
  • メディア: 単行本



日本一江戸前鮨がわかる本 (文春文庫)

日本一江戸前鮨がわかる本 (文春文庫)

  • 作者: 早川 光
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2009/06/10
  • メディア: 文庫

 日曜日はよく蕎麦を食べに方々走り回っていたが、
 今はそんな余裕もないが、
 蕎麦は割合安価で安心して食べることが出来る。
 その気になれば乾麺で、
 自宅で食する事が出来る気安さもある。

 一方鮨は、
 やはり値が張るので、
 頻繁に食べることが出来ないが、
 身の回りに行きつけにしたい店が無いので、
 日常生活の食に繋がる事がほとんどない。
 自宅でにぎり鮨を作る事は出来ないので、
 どうしても気軽さが鮨には無いが、
 日常から離れた空間で食する楽しみがそこにある。
 再来週の週末には東京に行くので、
 一食は鮨をと思うのだが、
 現在財布が薄く、
 贅沢出来ない身故、
 旨い鮨に有り付ける可能性はかなり低い。












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雨後 [雑景]





 久し振りにカメラを携えての電車旅、
 旅の話や写真など紹介するつもりでいましたが、
 雨のお陰で気が乗らない旅となってしまいました。
 今日お話しいたしますのはそんな旅の後の出来事、
 雨後我が身にやってきた悲しいお話です。
 ※長文です。時間の無い方は先に進まないことをお勧めいたします。
 



雨日02.jpg




   火曜日

 今にして思えば先週初めやら下痢をしていた。
 原因に思い当たる節は無かった。
 普段は常備薬を飲めば治るのだが、
 今回の下痢は治る兆しが見えなかった。
 仕事の疲れが溜まっているせいか、
 体調が良いとは言えなかったが、
 特別にどこが悪いという事はなく普通に仕事をしていた。
 この夜珍しく眠りに付けず翌日の二時頃就寝。
 睡眠時間三時、
 私にとっては睡眠が足らないが習慣で翌朝五時には目が覚める。



   水曜日 夜

 この日疲れが酷く少し早めに帰宅。
 出掛ける前に晩酌は必要でないことと、
 食したい献立を家人に伝えてあったので、
 帰宅早々に夕食を摂る。
 食後一息置いて入浴、
 いつもは烏の行水だが、
 この日は意識して長く湯に浸かる。
 肩まで浸かるのは良くないかと半身浴とする。
 床に着き数頁活字を辿るがいつの間にか眠りに落ちる。



   水曜日 夜中

 睡眠に不安を持たない私が、
 この夜珍しく不快な眠りとなる。
 少なくても寝たいと思ったときには時間に制限無くいつでも眠ることが出来る。
 睡眠の質も悪いと思ったことはない。
 多少現実に近い具体性のある夢を見て疲労を覚える睡眠もあるが、
 こうした夢を楽しむ余裕もあり不快と感じることは極希であるが、
 この夜は違った。
 まず襲ってきたのは酷い寒気、
 普段通りに布団を掛けていたが、
 この日は湯から上がって間もなく床に着いたこともあり、
 この春初めてパジャマの上着を着ずに半袖の下着だけで寝てしまった。
 布団の横にそのパジャマがあるにも拘わらず
 どうにも体を起こしそれを着るという行為が出来ない。
 ただ布団を体に密着させて寒気を払おうとするが、
 体の震えは止まることが無かったが、
 やがて深い眠りに落ちたようだ。
 その次ぎに襲ってきたのは終わりのない不快な夢。
 それは仕事に関する夢で、
 仕事におけるある一つの障壁が延々と夢の中で展開される。
 何度その解決策をやっても次から次へとその問題が湧いてくる。
 こうした夢に夜中長々と魘されている自分が見て取れる現実、
 布団の上を上下左右に何回転も転げ回る。
 眠りが浅くなるとこの夢が途切れるので、
 朝方違う夢を見るように心掛ける。
 好きな事、好きなものを頭の中に思い描くようにする。
 そうすることで何とか悪夢から逃れ僅かな睡眠を得る。



   木曜日 朝

 早めの就寝と十分な睡眠で心地よい朝を向かえるつもりだったが、
 時間こそいつも通りの時間に起床したが、
 どうにも頭と体が重い。
 ただ、体の具合が悪いといった思いは微塵もなく、
 溜まった疲労が一晩の睡眠で解消することが出来ず、
 また、睡眠の質が悪く返って疲労が増してしまったしか感じなかった。
 朝食を済ませ出勤。
 朝礼時のラジオ体操は意識してしっかりとやるようにしているが、
 この日は体が重く少々怠惰な体操となってしまった。
 朝礼後仕事に就くがやはり体調が悪い、
 何が悪いのかこの時点でも何も思い付くことがない、
 業務に嫌気があるので拒否反応で疲労を感じていると思っていたが、
 どうにもこの後一日仕事を続ける事が出来そうにないので、
 十時前に体調不良を出向先上司に申し出て相対の許可を得る。



   木曜日 午前十時

 自宅に戻り直ちに床を居る。
 眠りに落ちようとするがどうにも眠ることが出来ない。
 間もなく外出中だった家人が帰宅。
 体温計を用意して貰い検温。
 三十八度六分。
 この数字を目にして体調不良の原因がようやく理解した。
 風邪だったのだ。
 そう分かったと同時に体の力が抜け布団に体が張り付いた。
 しばらく寝て様子を見ようと思ったが頭の中が魘されていて、
 地を這うように飛ぶ鳥のような睡眠で、
 何も解放には向いていないと思うが、
 布団方立ち上がるのも辛く医者へ行く気持ちにのならない。
 家人が昼に粥を作ってくれたが三匙口にしただけで食欲が絶える。
 ひたすら布団を被り眠るよう努力する。



   木曜日 午後三時半

 口から何も撮ることなく床の上で魘されて数時間、
 再度検温すると三十八度九分。
 このまま体温が上昇するとこれまでに体験したことのない辛さを味わってしまうこと、
 このまま躊躇すると診察時間を過ぎてしまい辛い夜を向かえることになりそうなので、
 意を決し医者に行くことにする。
 昨今世間を騒がせている新型インフルエンザの事が頭を過ぎり、
 念のために掛かり付けの医者に電話をするが全くの反応無し。
 更に念を押すために保健所に電話をしたがこちらでも渡航歴が無い事、
 渡航歴のある人との接触が無ければ普通の医者に行っても問題は無いと言う。
 ただ、医者によっては大きな病因へ行くよう進められるかもしれないので、
 それが嫌なら最初から総合病院などへ行くように言われたが、
 どうせただの風邪なのに、
 大病院は延々と待たされるのが落ちだし、
 第一家から一番近い総合病院への往復タクシー代五千円が勿体ないという、
 高熱の中でも貧乏人の経済感覚がしっかりと働き、
 掛かり付けの医者でもその半分が必要なこととちょうどその日は院長が不在で代診ということで、
 家から歩いて行くことの出来る内科で診てもらうことにする。
 掛かり付けの医者はいつも患者で一杯だが、
 この日行った医者は表紙抜けるほど患者がいない。
 患者は私意外に診察中の人が一人と待合室に一人、
 何と私を含めて三人だけだ。
 この空き具合には何か事情があるのか少々不安を抱くが、
 こちらはどうせただの風邪で熱さえ下がれば良いので好都合、
 心配していた発熱故の新型インフルエンザに対する質門なども微塵もなく、
 ごく普通に検温と問診票を記入し遠慮無く待合室のソファの上に横たわる。
 数分後すぐに名を呼ばれ診察を受ける。
 問診一分、
 触診二十秒、
 正確な時間ではないが感覚としてはこのような極々短い診察で終わる。
 インフルエンザかどうかの検査も無し、
 どこで我が病状を判断しているのか全く分からないが、
 結果風邪とも何とも宣告されることもなく診察を出される。
 短い時間で終わるのは有り難いが何だか拍子抜けした。
 時間に比例して初診にも関わらず支払い額が安価だった事も印象的だった。
 医者からの帰り道、
 歩きながらよく働かない頭の中で診察時に医師と交わした会話を思い返すと、
 下痢に関する話ばかりで熱の話はほとんどしなかった事に気付き、
 処方された薬の中に解熱剤が入っていない事に思い付く、
 引き返し確認しようとも思ったが面倒であったし、
 何よりも診察を受けた安堵で早く床に着きたいとの思いが先に立ち、
 そのまま家に帰った。

 

   木曜日 午後六時

 診察を受けて安堵を得た。
 唯の風邪と踏んでいたものの、
 心の隅にインフルエンザか何か面倒な病気に掛かっているという不安があった。
 下痢はしていてもとにかく水分を摂ることと心掛けること、
 カリウムを摂取すると良いので果物などを摂るのも良いと言われたので、
 バナナの輪切りを三つとスポーツドリンクを少し飲み処方された薬を服用する。
 今にして考えてみればこの水分をカリウムを摂取することが解熱に繋がるのかと思うが、
 診察の帰り道ではそこまで思いが至らなかった。
 これで解放に向かうと本当に安堵し眠りに着いた。
 しかし二時間に満たない内にこれまでに無い頭痛と幻覚に魘され目を覚ます。
 下がっているはずの体温を測ると、
 三十九度二分。
 下がっていると思っていた体温が更に上がっている。
 第一これまでに自分が記憶している中で三十九度台の体温は記憶がない。
 このまま体温が上昇すると未知なる苦痛に脳と体が蝕まれるかと思うと、
 自分の体力に自信が無い。
 第一更に体温が上昇し再び診察を受けるにしても
 一般の医者ではこの後診察を受ける事が出来ない時間帯。
 またタクシーに乗って高額を払って総合病院での救急外来へ行くのは勿体ないという、
 此処でも変な経済感覚が働き診察時間の六時を過ぎていたが、
 直ぐさままずは薬局に電話を掛け、
 処方された薬の中に直接解熱する薬があるかどうか確認したがそれはないと言う。
 念のため医者に電話すると私の持病を考慮し解熱剤は処方しなかったとのこと、
 心配なら解熱の座薬を処方するので取りに来るように言われたので、
 家人に取りに行って貰い座薬を投与する。
 これで本当に安堵し床に着く。
 心配事が無くなったのでこの後しばらく眠りに着く。



   木曜日 夜

 一時間ほどして検温。
 三十八度四分。
 熱が下がり始めた。
 やはり解熱剤は効くと感心し安堵してまた睡眠。
 その後一時間ほど経っただろうか、
 酷い寒気に目を覚ます。
 検温すると
 三十七度二分。
 どうやら急激に体温が下がったので体が対応出来ないようだ。
 体温が下がった事に安堵する思いを微塵に砕く寒気。
 布団を一枚多く纏い床の下にホットカーペットで暖を取る。
 これはにはどうすることも出来ずただ耐えるしかなかった。
 寝ようとすると相変わらずの幻覚、
 睡眠が少し深まれば昨晩から延々と同じ幻覚が現れる。
 その上寒気まで加わり最悪の状態。
 体温を上げる術など知らないし、
 第一体温を上げるような体温ではない。
 高熱に苦しんでいるのに体温を上げるなと考える事は馬鹿げたことだ。
 残念ながら医者に電話をしても出ない時間だ。
 最近つくづく思うのは医者に掛かるのにもタイミングがあるということ。
 タイミングを外すと安心感を得ることは出来ず、
 診察の自由を失うばかりか大きく散財するだけだ。



   金曜日 朝

 朝方は比較的穏やかな睡眠を得ていた。
 早朝検温すると
 三十七度九分。
 昨夜 眠るときより体温が上がったいたが、
 体が慣れたせいか寒気は無くなっていた。

 昨日の朝食後これまでに口にしたのは水分を欠かさないために飲むスポーツドリンクと
 バナナの輪切り三切れと粥三匙だけ、
 何も摂取しないと体が持たないと粥を用意して貰うが、
 半分も食べることが出来なかった。
 どうせ食べても全て下痢をしてしまう。
 もう下痢にも慣れてそうした排便の苦痛も和らいできたが、
 やはり気持ち良いものではない。
 今朝はそれでもと粥を茶碗に半分程食べる、
 塩気が欲しいと梅干しを一つ砕いて食べたが、
 下がぼやけていて味覚がない。
 上手いと感じない食事は味気ない。
 食後一時間ほどして検温したが変化無く、
 そのまま眠りに着く。

  


   金曜日 午前九時
 
 しばらく眠りに着こうと努力したが再び頭痛に阻まれる。
 軽く魘され眠りに着くことができないので検温すると、
 三十八度二分。
 再び体温が少し上がった。
 これ以上体温が上昇するとまた元の木阿弥、
 再びあの苦しさを味わうことになってしまう。
 座薬の使用は五時間以上開けるよう指示があるが、
 昨日投与してから十分時間が開いているので、
 念のために再び座薬を投与、
 昨日のような急激な体温低下も考えられたが、
 今日は医者も診察している時間帯であることに考えも安易で、
 迷うことなく投与。
 これで今日一日横になっていればかなり快方するだろうと、
 此処では大きく安堵した。



   金曜日 十時

 しばらく寝ていると発刊してきた。
 汗をかけば熱が下がるという思いがあり、
 そのまま布団を掛け眠る。
 多量の汗をかいた。
 布団の中でこれほど汗をかいた記憶が過去に一度だけある。
 約二十年前に罹った肺炎で入院した夜、
 この時の体温は聞かせれてはいないが、
 今でも掛かり付けの主治医に死にそうになったと言われる程、
 また、午前に入院してからその夜までの記憶が途切れていることなどを合わせ考えると、
 その時も相当体温が高かったと想像される。
 その夜も多量の汗をかき、
 生涯初めて枕元のボタンで看護師を呼び出し、
 下着から病衣にシーツまで二度も交換して貰ったことを思い出した。
 それから意識が戻ったことを思い出すと、
 ここはしっかりと汗をかいて楽になろうという意識が自然に働いた。

 かいた汗が冷め不快に感じ目を覚ます。
 下着を着替え体を拭く。
 シーツなども交換する。
 検温すると
 三十七度二分。
 どうやら三十七度台前半になると随分楽になるように感じられる。
 三十七度九分では確かに苦痛を感じる。
 今回こまめに体温を測ることで自分の体温に関する症例を会得することが出来た。
 
 床の気分を変えた事に心も少し軽くなり、
 もう少しで平熱になる事が期待された。 
 もう眠り、少し汗をかけば随分楽になるだろうと思い床に着くが、
 そんな安堵に包まれたのもつかの間、
 今度は得体の知れない幻覚に襲われる。
 また体だ浮遊するようにふらつき意識も極軽く遠のく。
 検温すると、
 何と三十四度二分、
 体温計が壊れていると思いもう一度図っても同じ。
 こんなに低い体温は高熱側と同じく記憶の中には無い。
 何がどうなっているのか良く分からないが、
 高熱側よりは魘され方が少し薄れている感じだが辛いことは確か。
 半日ほどで体温が五度も下がるという事態に、
 体だけではなく頭の方も追いつくことが出来ない。
 どうすることもなくそのまま布団にくるまりただひたすら寝ることにする。

 その後の検温で三十四度一分、
 その後三十四度ちょうどまで下がる。
 かような体温の時にどうしたらよいのか分からず。
 何も分からずただ安静を心掛ける。
 ただ寝る。



   金曜日 昼

 昼近くに数回検温。
 三十四度八分または三十五度丁度。
 少し楽になってきた。
 低い体温は高熱よりは楽であった。
 食事を摂れば体温が上がるという素人判断により、
 好物の麺類、うどんを食する。
 好物ということもあり昨日から一番多く食物を摂ることができた。
 
 三十六度九分。
 いよいよ三十六度台になった。
 平熱も近い。

 これまで熱に魘されてあまり感覚が行き届かなかった胃痛が湧いてきた。
 とにかく胃痛中心に腹痛が気になり始めた。
 ただ高熱に魘されるのに比べたならまだ腹痛の方が楽だ。


 
   土曜日 朝

 検温。
 平熱。
 相変わらずの粥。
 ご飯茶碗八分目に梅干し一つ。
 所定の薬を服用する。
 昨日出向先仕事場から電話があり、
 その業務をこなすためいつもより十分遅く出勤。
 朝礼は休みにして貰い急ぎの分だけ仕事をして許可を得て十時前に帰宅。


   土曜日 昼

 熱は平熱が続くが腹痛は残る。
 下痢も相変わらずひどい。
 床に伏せようかとも思ったが、
 あまり長く床に着くと体の節々が痛く、
 日常生活への復帰も遅くなるので床を取らずに



   日曜日

 昨日からの腹痛と下痢は今日も変わらず。
 風邪による熱の影響も今日はあるまいと、
 床を上げて静かに過ごす。
 朝食後は処方薬を服用したが、
 ふとしたことからこの薬が腹痛の原因になっているのではないかと思い、
 昼食後は服用を止める。
 食事はまだ普段の量の八分目、
 油ものなど思いものは食べる気がしない。
 
 明日の月曜日には仕事に復帰します。
 穴を開けた三日間を埋めるのは大変で、
 その事を考えると気が沈みますが、
 今夜はこの辺で寝ることにします。
 今夜から再び睡眠は明日の糧になるよう大事にします。

 最後に一言、
 最後まで読んで頂いた皆様ありがとうございます。
 そして、
 この旅の病気療養中看護してくれた家人の皆に心より感謝します。


    終わり



    *


 長々と我が病状を日記にしました。
 大部分を今朝一気に書き上げ、
 最後の部分だけ書き足しました。
 結果何も伝えるべき事がないと今気付きました。

 熱に魘されながらも体温を始め病状や出来事、
 思ったことなどをメモすることなく頭の中に書き込むようにして、
 病気と闘っていました。
 今こうしてすらすらと書くことが出来る自分にも驚いています。
 誤字脱字を構成する事、
 文章の不出来を構成する時間がありません。
 書き上げたままアップすることとします。



    *



 なお、症状に対する考えや行動は全て素人の考えによるものですから、
 同じように高熱を発したときに役に立つかどうかは分かりません。
 真似をされても私と同じように快方に向かうかどうか責任を持つことは出来ませんので、
 ご自分なりに対応されることをお勧めいたします。










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複写 [雑景]





書籍03.jpg
〔01〕











書籍02.jpg
〔02〕




 ブログの記事に使えるような写真など撮ることが出来ません。
 そこで、
 思うままにやらせて頂くと言うことで、
 本日の写真は前記事と同じく、
 本を撮ったものです。
 今回は活字ではなく、
 印刷された写真を写真に撮りました。

 反則的な行為という後ろめたさもありますが、
 今はこのような写真を撮る事しか出来ないのであります。
 そのような状況を表現するための写真ですから、
 お許し頂きたいと思います。

 ただ写しただけでは単なる複写となってしまうので、
 自分なりに画像に手を加えました。
 
 このように外に出ることのない写真生活、
 時間と光に束縛されず写真を撮りたいと切に思います。



    *



 使わせて頂いた本は、
 以前の記事で紹介した下記の本であります。


古寺をゆく1 興福寺 (小学館101ビジュアル新書)

古寺をゆく1 興福寺 (小学館101ビジュアル新書)

  • 作者: 「古寺をゆく」編集部
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2009/04/01
  • メディア: 新書












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活字 [雑景]





書籍07.jpg
〔01〕











書籍06.jpg
〔02〕











書籍11.jpg
〔03〕



 心のにゆとりのない生活が続いております。
 写真生活からは一月以上離れていますが、
 ブログ生活からも離れている今日この頃、
 日々の楽しみは食と酒、
 そして一日一時間に満たない読書、
 緩やかに読む活字が今は一番の友となっています。

 私の読書は大半が寝ころんでの読書、
 夜具に包まれ眠りに着くまでの僅かな時間の読書、
 ですから本は左手で支え仰向けで本を読むため、
 自然と重い本は本を避け文庫や新書を手にするようになります。
 したがって購入する本は文庫本が多く、
 煩わしいカバーは外して読んでいます。
 裸の本が私の手には良く馴染みます。
 
 本のしおりには小さな付箋紙を使っています。
 新潮文庫にはしおりとなる紐が付いていますが、
 寝ころんでいる間に垂れ落ちてしまいすし、
 紙製などのしおりも同様に落ちますし、
 不用意に脱落しどこまで読んでいたのか分からなくなる心配があります。
 そこで私が思い付いたのはしおりに付箋紙を使うこと、
 この付箋紙がとても重宝します。
 まだお気付きのない方にもお勧めいたします。
 この発想を自ら得たことが少し誇りでもあります。



    *



 新しい仕事の環境に上手く適合できず、
 日々の生活の歯車が上手く噛み合いません。
 皆様のブログ訪問はもうしばらく途絶えてしまいそうです。
 仕事に埋没している日々を送っていますが、
 緩やかにブログを更新して、
 心の中の蟠りを少しだけ吐露して楽になりたいと思います。

 こうしたブログにお付き合いいただく皆様には、
 心より感謝申し上げます。












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読書 [雑景]





 写真を撮ることなく半月ほど過ぎました。
 ブログの記事にする写真も無く、
 即ち気にする話題も無いと言うことは、
 私にとって日々の話題は写真から発していたと感じます。
 



ティルト02.jpg
〔本文とはまったく関係のない写真〕



 連休中の怠惰な生活ぶりは前の記事で書いた通りだが、
 そのほとんどを寝転がり過ごした間、
 特に退屈と感じる事はありませんでしたが
 暇潰しに二度ほど本屋へ出掛けました。
 しばらく本屋へ出掛けていなかったこと、
 休暇期間中にしっかりと本を読むことが出来ると思い、
 また何処へも出掛ける予定が無く散財する事も無かろうと、
 結構本を買い込みました。


 結果、読書より昼寝と酒が優先ということで、
 思いの外読書の時間は少なかったのですが、
 この後ゆっくりと時間を掛けて読書したいと考えています。



    *



 そんなことで今日は変わり種、
 昨今の我が読書事情をご紹介いたします。

「蕎麦、そば、ソバ」の楽しき人生 (小学館101新書)

「蕎麦、そば、ソバ」の楽しき人生 (小学館101新書)

  • 作者: 永山 寛康
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2009/04/01
  • メディア: 新書





 蕎麦を求めて出掛ける事が多く、
 蕎麦屋の情報を仕入れるために雑誌などを良く見るが、
 この本は実際に蕎麦の打ち方からつまみの作り方まで出ているので、
 蕎麦を作ることは無理でも、
 自宅で蕎麦を食べるときに蕎麦に合うつまみを自分で作ってみようかと思い購入。
 〈未読〉




いい街すし紀行 (文春文庫)

いい街すし紀行 (文春文庫)

  • 作者: 里見 真三
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2009/01/09
  • メディア: 文庫


 この本はブックカバーの写真に惹かれ購入。
 日本各地を歩き回った筆者が紹介する鮨の旨い店、
 掲載されている写真が文章と相まって、
 読んでいる内にその店に行きたくなります。
 〈あっという間に完読〉




すし屋の常識・非常識 (朝日新書)

すし屋の常識・非常識 (朝日新書)

  • 作者: 重金 敦之
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2009/02/13
  • メディア: 新書


 鮨屋に関する本を見付けては読んでいるので購入。
 なかなか鮨屋の暖簾を潜る機会はないが、
 鮨屋または鮨職人に関する本を読むのはおもしろい。
 鮨職人に少し憧れている。
 〈かなりゆっくりと読書中〉


 

小僧の神様・城の崎にて (新潮文庫)

小僧の神様・城の崎にて (新潮文庫)

  • 作者: 志賀 直哉
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2000
  • メディア: 文庫


 恥ずかしながらこれまでに志賀直哉の小説を読んだことがありませんでした。
 実は前の「すしやの常識・非常識」という本の中で
 表題の「小僧の神様」という小説の断片が引用されていて気になり購入。
 久し振りに小説を読む楽しい時間を得ることができました。
 〈三分の二ほど読んで休読中〉
 


古寺をゆく1 興福寺 (小学館101ビジュアル新書)

古寺をゆく1 興福寺 (小学館101ビジュアル新書)

  • 作者: 「古寺をゆく」編集部
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2009/04/01
  • メディア: 新書

 ならの古寺は中学三年の修学旅行で行ってから再訪する機会を得ていない。
 折しも東京で「興福寺展」が開催され連休中は多くの人出が訪れたそうだが、
 縁遠い奈良の古寺や仏像に少し触れてみたいと思い、

 〈読書中〉



東大寺 お水取り 春を待つ祈りと懺悔の法会 (朝日選書)

東大寺 お水取り 春を待つ祈りと懺悔の法会 (朝日選書)

  • 作者: 佐藤 道子
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2009/02/10
  • メディア: 単行本

 前の本と同じく奈良の寺に関する本ということで購入。
 少し前にテレビで東大寺お水取りを見た事もあり、
 そのお水取りを再度しっかりと知りたいと思った。
 〈未読〉


 

京都、仏像をめぐる旅 (集英社be文庫)

京都、仏像をめぐる旅 (集英社be文庫)

  • 作者: 吉田 さらさ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2008/04/18
  • メディア: 単行本


 興福寺展では阿修羅の像が若い女性にとても人気だとテレビで見ました。
 私も仏像が好きです。
 硬く仏像を拝する緊張感も相容れますが、
 心軽やかに配するのも一興だとだと思い、
 こうした女性が仏像に寄せる想い、
 そして旅として拝する心情を感ずるかと思い購入。
 「旅」という時間と空間に心惹かれます。
 〈未読〉



頭がいい人の敬語の使い方―仕事がデキる人間が使う究極の話術

頭がいい人の敬語の使い方―仕事がデキる人間が使う究極の話術

  • 作者: 本郷 陽二
  • 出版社/メーカー: 日本文芸社
  • 発売日: 2006/11
  • メディア: 新書


 敬語は難しくなかなか身に付かない。
 先に一冊読んだが難解で実戦で役に立たず、
 もう少し柔らかい物をと思い購入。
 〈読書中〉



電車の運転―運転士が語る鉄道のしくみ (中公新書)電車の運転―運転士が語る鉄道のしくみ (中公新書)

  • 作者: 宇田 賢吉
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2008/05
  • メディア: 新書




 電車の運転は男子にとって一つの憧れ。
 その憧れを空想上でより現実にしようと購入。
 内容は結構しっかりしていて理解するにはしっかりと読み砕く必要がある。
 〈しっかりと読書中〉


 
図説 絶版国鉄車両 (講談社プラスアルファ文庫)

図説 絶版国鉄車両 (講談社プラスアルファ文庫)

  • 作者: 松本 典久
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/10/20
  • メディア: 文庫

 少年の頃好きだった鉄道、
 老いて再びその思いが湧いてきた。
 昔憧れた車両の姿が懐かしく購入。
 〈ほほ完読〉
 (前出の本とは違い気楽に読むことが出来る)


 
ぬりつぶし式鉄道地図手帖

ぬりつぶし式鉄道地図手帖

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2009/03
  • メディア: 単行本

 書店で見付けて購入を迷った。
 それほど鉄道を利用する機会がないので、
 この本に自分が載った路線を塗りつぶすとしても、
 それほど長き鉄路を塗り潰すことは出来ないが、
 今後鉄路の旅に出掛けたいという強い願いが心の奥底に湧いているので、
 その時の楽しみと記録にするために購入。 
 〈ほぼ未読・今後の活用に期待〉

 

日本鉄道旅行地図帳 6号 北信越―全線・全駅・全廃線 (6) (新潮「旅」ムック)

日本鉄道旅行地図帳 6号 北信越―全線・全駅・全廃線 (6) (新潮「旅」ムック)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2008/10
  • メディア: ムック


 勝手知る地域だけに路線図や記事に共感を得ること多し。
 まずは県内全線を乗り潰す事を思い付く。
 そのためにも全線全駅が網羅された本書の意義を感じ購入。
 距離感を掴み取ることの出来る本書は、
 旅を構成する時に便利である。
 〈読むことが出来る部分は完読・今後の活用に期待〉


  日本鉄道旅行地図帳 5号 東京―全線・全駅・全廃線 (5) (新潮「旅」ムック)
日本鉄道旅行地図帳 5号 東京―全線・全駅・全廃線 (5) (新潮「旅」ムック)
作者:
出版社/メーカー: 新潮社
発売日: 2008/09
メディア: 単行本







 東京ではそれなりに思い入れのある鉄路があり購入。
 きっとこの地図帳は全部揃えるつもり、
 ただし一気に揃えるのは財布が傷むのでまずは本書を購入。
 今後は月に二、三冊購入購入しようと思っている。
 〈未読・今後の活用に期待〉


 

酒場歳時記 (生活人新書)

酒場歳時記 (生活人新書)

  • 作者: 吉田 類
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2004/09
  • メディア: 単行本
  
 実は新刊された「酒場放浪記」の方が欲しかったのだが、
 市内の書店を多数歩き回ったが在庫が無く、
 とりあえずこの本を購入。

 なかなか面白い。
 感嘆する場面多し。
 著者の本は近い内に全て揃えるつもり。
 〈現在激読中!〉

 今夜BSでこの番組が放映され、
 グラス傾けこの番組を見ました。
 目下この番組を見るのが一番の楽しみです。
 今週末にはこの番組の思い入れを胸に抱き、
 地元の酒場を訪れ琉予定です。



    *
  


 本日このような記事で申し訳ありません。
 お粗末様でした。












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怠惰 [雑景]





 今年の連休、
 私が得た休みは五日でした。
 何もする気が起きず、
 とにかく何もしない五日間、
 ただ怠惰に過ごしました。

 朝こそ毎日四時から五時と早起きしていましたが、
 朝食後はまだ片付けていない炬燵に潜り込み、
 テレビを見るか読書、
 時折午前午後に構わず昼寝。
 夕方は五時までに入浴を済ませ、
 湯上がりにビールを一杯。
 夕食は思いのままの酒で晩酌、
 食後は酔いを抱いて寝床に潜り込み、
 朝まで十分な睡眠、
 何とも極楽な連休でした。

 したがって旅に出ることもなく、
 結果一枚も写真を撮りませんでした。
 連休くらいはしっかりと皆様のブログへ訪問したいと考えていましたが、
 三日目からはブログも休み、
 後半はパソコンに触る事もほとんどありませんでした。
 記事にする写真も底を付いてきたので、
 この後はゆっくりと記事の更新をしていきたいと思います。


 





泡沫01.jpg
〔01〕











泡沫06.jpg
〔02〕











泡沫02.jpg
〔03〕











泡沫03.jpg
〔04〕











泡沫05.jpg
〔05〕



 今日の写真は何の脈絡もありません。
 酔って思い付きで撮った写真、
 何の思いもありません。
 自分が飲み干したビールのグラスを撮りました。
 様々な色はテレビの画面です。

 もう少ししっかりと撮ればそれなりの写真が出来そうですが、
 そのような気力と時間は持ち合わせていませんので、
 これ以上の高品位な写真は出来ないと思われます。
 
 










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花見 [雑景]





 去る四月十日金曜日、
 我が町の公園に咲く桜もこの日ほぼ満開となりました。

 この日の夜会社の花見がありました。
 今年こそは桜の写真を撮ろうと、
 少し早めに仕事を切り上げ、
 会場にカメラを携え家を徒歩にて花見会場に向かいます。




 途中写真など撮りながら歩きます。
 気に入ったところで足を止め写真を撮ります。
 斜めの光と青い空、
 気に入った光景を切り取って行きます。
 
 


花見01.jpg
〔01〕











花見02.jpg
〔02〕











花見03.jpg
〔03〕











 天候にも恵まれ歩きながら写真を撮りました。
 花見会場に着いたのは五時、
 陽は既に傾いてますが、
 まだ十分に光は残っています。
 これなら何とか写真を撮ることが出来る、
 そんな気がしましたが、












花見07.jpg
〔04〕











花見08.jpg
〔05〕












花見06.jpg
〔06〕




 結局桜の花を撮ることはなく、
 夜桜見物用に設置された電球を撮って時間切れ、
 結果今年もまともに桜の写真を撮ることは出来ませんでした。


 今年初めて会社の飲み会に参加、
 調子よく飲み過ぎて記憶も途切れ途切れ、
 翌朝は軽い二日酔いでした。


 桜の花の前では何の感情も抱かない、
 そんな気がします。
 あまりにも明るい桜の花の前では、
 その勢いに圧倒され、
 写真を撮ることが出来ない、
 そのようにも感じられます。












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遅延 [雑景]





グラス100.jpg




 前記事の題名を「序章」としたにも関わらず、
 本題となる記事をまとめ上げることが出来ません。
 極度に筆が進まないというか、
 文章をまとめる思考が働きません。 
 

 飲みかけのビールを飲み干す事が出来ない、
 現在そのような状況にあります。
 残ったビールが流し台の排水口に注がれるように、
 もしかすると本題となる記事も棄てられることになるかもしれません。


 思い悩み、難儀している記事ではありますが、
 もう少し時間を掛けて本題記事をまとめたいと思います。
 決して大層な記事ではありませんが、
 過度な期待はなさらずもう少しお待ち下さい。
 



 追記

 このような状況下、
 今日明日と一泊でささやかな旅に出掛けてきます。
 本来「遊ぶ三月」の目玉として色々なことを目論んでいましたが、
 諸事上手く運ばす考えていた企画はご破算となりました。
 その上窓の外は雨風の悪天候、
 絶好の写真を撮る機会を失いました。











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