翳夏 [雑景]
ささやかな事ではありますが、
私には夏に一つの楽しみがあります。
今日はそのささやかな楽しみの記録を書きます。
私が一番好きな酒はビールですが、
飲酒するビールのそのほとんどが自宅での晩酌です。
外で飲むビールのほとんどは、
乾杯や先ずはビールと言って飲む、
少々扱いが軽いビールでして、
ビールを堪能するという想いが少々薄れています。
それに比べれば、
自宅で飲むビールと言えば、
グラスの種類に拘り、
そのグラスをしっかりと冷やし、
ビールを自分の好みの温度にした上で、
夏の休日であれば、
出来るだけ家の窓を開け放ち外の風を家の中に取り入れ、
窓の外に向かって椅子を置き、
片手に本を、
好みの音楽を流し
空を眺めながらビールを飲むという環境を整えることに気を遣い、
想いを込めて好きなビールを楽しみます。、
さて、前置きが長くなりましたが、
今年も幸運にも、
我が小さな地方都市にもオクトーバーフェストが開催されました。
他所で開催されるオクトーバーフェストには行ったことがありませんが、
聞いたところによると、
もっと盛大であることは当然ですが、
ビールの種類や供される料理の種類など、
比べることの出来ないほど豊富であることを知ってしまうと、
少々残念ではありますが、
それでも、本場のドイツビールを味わうことが出来るという楽しみは、
私に取ってとても喜ばしいことであります。
麦酒を飲む環境としては、
八月上旬の炎天下は、
いくら冷えたビールを飲むといっても、
出来れば避けたいところではありますが、
ここ数年、毎夏こうしたところでビールを飲んでいると、
すっかり慣れてしまいました。
時折吹き抜ける風が心地よく感じられ、
一時的ではありますが、
暑さを忘れることもできます。
〔01〕
今年もやって来てくれて、
ありがとう。
〔02〕
ドイツビールの店は二軒しかないけれど、
客も少ないので、
長蛇の列に並ぶことなくビールを買うことができるのは魅力です。
〔03〕
先ずは一杯目。
至福なひと時がやってきました。
〔04〕
二杯目。
ここしばらくは白濁したビールが好みです。
「ベルギービールフェア」などというものが、
今年はどこかで開催されたようですが、
白濁したベルギービールを堪能したいものです。
〔05〕
三杯目。
少々値は張りましたが、
この黒ビールは味が濃く、
それでいて苦さが立つのではなく、
苦みの中にも甘みを感じつつ、
品の感じられるビールで、
また新たな出会いを得ました。
来年もまた飲みたいと思ったビールです。
〔06〕
三杯を飲み干して、
私にとってはこれ位が心地よい酒量となりました。
〔07〕
酔って飲めなくなれば、
飲み干したグラスの写真などを撮って楽しみます。
今年は心に余裕が無く、
空の写真などを撮ることができませんでした。
〔08〕
やや定量を越えますが、
最後に地元の妙高高原ビールを一杯。
地元の地ビールも美味いのです。
八月九日(日) 撮影
五月からの仕事は体力的に厳しい仕事で、
今年の夏は少々体調を崩しました。
これまで夏バテをしたことが無かったのですが、
今年は軽い夏バテになりました。
年齢のせいでしょうか、
しっかり睡眠を取っても、
疲れが抜けきれず、
日々疲れが蓄積していく感覚は、
これまでに経験したことの無い感覚でした。
今年の夏も異常に暑く、
屋外での仕事は体に応えましたが、
オクトーバーフェストの前日は、
暑さも和らぎましたが、
疲労が頂点に達していた頃だったので、
帰宅してシャワーを浴びた後は夕食も摂らず、
そのまま翌朝まで寝てしまいました。
今年の夏を思い返すと、
この前日が夏の暑さも頂点で、
この日は気温が夏日に達していたと思いますが、
何処か夏の翳りを感じる日でした。
盆前に夏の頂点を超えるという感覚を持っていなかったのですが、
今年は紛れもなく盆を迎える前に夏の頂点を越えました。
お蔭でこの後の墓掃除も暑さを気にすることなく出来ましたし、
朝晩も楽になりました。
私に取ってはこのオクトーバーフェストが、
すっかり夏の風物詩となっていて、
真夏を感じながらの印象が強いのですが、
今年はどこかしら夏の翳りを感じながらビールを楽しみました。
無言 [雑景]
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残骸 [雑景]
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九月十一日(日) 撮影
写真の整理が悪く、
これまで撮影日順に記事を更新してきましたが、
ここへ来て全く順不同になってしまいました。
あと数回で修正が終わると思われますが、
しばらくの間こうした写真の残骸が記事として登場するかもしれません。
戸隠 [雑景]
神社仏閣の写真が続いたのでここで一息入れます。
と言っても基本的に写真を撮った日の順に記事にしているので、
こうした並びになってしまっただけのことですが。
前記事までの白山神社と居多神社での写真を撮影した後、
朝食を済ませ家族で戸隠へ蕎麦を食べに出掛けました。
少し余裕を持って途中戸隠のキャンプ場に立ち寄りました。
晴天で空は真っ青、
思わず空にカメラを向けて写真を撮りましたが、
清浄な空気を突き抜けて届くその光の強さに、
カメラの調子が悪くおかしな写りになりました。
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その後行きつけの蕎麦屋に行きました。
この店は開店直後から通い始め、
はっきりと覚えていませんが、
六、七年は通っていると思います。
地物の季節の野菜を使った料理や、
冬には鴨焼きなどの料理が蕎麦と共に食する事が出来るのがこの店の魅力。
もちろん蕎麦もしっかりしているので自宅から車で一時間掛けても通いたくなります。
蕎麦を食べ終え帰路に着きますが、
再びキャンプ場に立ち寄り、
二週間前に妙高はいもり池で天気の急変に見逃した水芭蕉を見ました。
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水芭蕉咲く小さな流れはすぐに川に流れ込みます。
この流れは背景が特に美しいと言うわけではありませんが、
その清らかな水の流れに目を惹かれます。
その流れが作り出す様々な形は目で止める事が出来ませんが、
写真に撮ると目では見えない形がそこに現れます。
そうした様々な形を集めるようにたくさん写真を撮りました。
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もう少し写真を撮りたかったのですが、
家族に急かされ戸隠を後にしました。
五月の高原の爽やかな空気を深呼吸でたくさん取り入れて。
五月十四日(土) 撮影
八月も終わろうとしているのに今だ五月の写真です。
何とか更新速度を速めたいと思うのですが、
しばらく週に二回更新がやっと、
どうか気長にお付き合い下さい。
写真 [雑景]
色々な想いあれど、
そんな中、
災害で家がなくなればその写真も失ってしまうのですが、
この休日には想いを込めて家族の写真を撮りました。
昼寝 [雑景]
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昼休みには、
事務所の照明を節電のため消灯します。
ブラインドの隙間から洩れる光を、
昼寝の為に横たわった姿勢で見つめます。
〔02〕
十数分間の昼寝で午後もしっかりと仕事をします。
昼寝は私にとって長いこと習慣にしている貴重な時間です。
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今夜はパソコンの動きがとても重く、
この記事を作る為に一時間以上要しました。
ブログの記事とする写真がありませんので、
本日はこのようなでどうでも良い写真で更新させていただきます。
快気 [雑景]
皆様にもご心配をお掛けいたしましたが、
ようやく水曜日に母が退院しました。
問題がすっかり解決したわけではありませんが、
一先ず快気ということで安堵しています。
明日あたりから少しずつ皆様のブログにも訪問できると思います。
ブログの更新はゆっくりとしていきます。