残秋 [想景]
行く秋を惜しみ、
もう少し秋を探してみました。
〔01〕
見つけた色は静寂の色。
〔02〕
触れずして容易に感じる冷たさは、
溶け込も色。
〔03〕
枯れ行く時、
薄れゆく色、
消えゆく姿。
〔04〕
もう少しだけ秋の色を見つめていたい。
昼寝 [想景]
〔01〕
〔02〕
休日の昼下がり、
昼食にはビールとワインで焼き肉。
ご機嫌也。
心地よく居間の炬燵で昼寝、
時折陽差しが閉じた瞼を透過すような気配。
そんな気配を感じて目を開ければ、
柔らかく光る障子戸に落とす影、
縁側に放置された物達の姿。
眠気に勝てず不精にも炬燵に横たわりシャッターを押す。
緩やかに休日が過ぎていきます。
*
商店のくじ引きで食事券を引き当てました。
くじ引きがあることさえ知らずに買い物をしたのですが、
引き当てたときの店員の反応が平然としていたので、
大した物を当てたと思わなかったのですが、
7500円×2名分の食事券、
くじ運の良くない私にとってはとても大きな当たりでした。
この日曜日の昼食はその招待券を持って焼き肉屋へ行きました。
解禁となった今年のボジョレ・ヌーボーを飲みながら焼き肉を食べるという企画、
家内と二人でボジョレ・ヌーボと焼き肉を楽しんできました。
招待客用に用意された特別の肉とワイン、
昼日中から程よく酔いが回り、
小さな幸せを噛みしめながら帰宅。
帰宅後はは何もする気にはなれず全てを放棄、
居間の炬燵に潜り込みしばし昼寝。
時折陽が差しているよう、
閉じた瞼をすかして眼球まで届きます。
そんな陽差しに誘われ目を開ければ、
縁側と居間を仕切る障子戸に仕舞い損ねた扇風機と椅子の影が浮かび上がります。
たまたま炬燵の上に置いてあったコンデジを掴み、
炬燵から抜け出すことなくシャッターを押し写真を撮りました。
すぐに陽差しは消え、
また、暗く重い障子戸に戻りました。
私もまた、深い昼寝に引き込まれました。
閑話 [想景]
写真が一番好きだけれど、音楽を聴いたり、本を読むことも楽しく、他にも様々な事に手を出しています。それ故、終始が付かない日々が続いています。
麦酒が好きで、その上寝るのも好きなので、ブログを始めてから寝不足の日が続いております。今はベルギービールに心惹かれています。
今週末も旅に出掛けます。旅と言っても仕事の関係なので、責務はしっかりと果たした上で、合間に写真を撮り、旨い麦酒でも飲もうかと目論んでおります。
ポジの在庫はたくさんありますが、デジタル画像はそんなに引き出しが無いので、いつまで続くかわかりません。現在、スキャナーを購入しようかと考えています。ポジを持ち出せば、みなさんと触れ合う時間が少しは長くなるかと思われます。
来週より、殺人的スケジュールの仕事に着手する事となりました。約二ヶ月間の仕事ですが、自分を見失わないよう、ブログがとぎれないよう、仕事と夏を乗り切りたいと思います。