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雪肌 [冬景]





ゴールデンウイークも終わり、
季節は既に春から初夏を思わせる色合いと気温になりました。
日曜日の今日も空は五月晴れ、
自宅裏の田んぼも田植えで田植機の音でにぎやかです。
今朝は青空の下、
二時間ほど撮影散歩に出掛けてきましたが、
空気が爽やかで気持ちの良い散歩となりました。

今日の記事の写真は、
一旦没にした写真を取りだしました。
予定していた写真は枚数が多く、
記事に仕立てる時間が足りず、
簡単な写真で間に合わせます。

撮影したのは一月中旬、
空は晴れ渡り、
降り積もった雪も白く、
前夜までの風に吹きさらされ様々な模様が出来ていました。
そんな雪景色を自宅の周りで撮影したものです。

四ヶ月後の初夏には、
何だか懐かしく目に映る雪景色です。
私のブログは季節外れの写真ですが、





A 雪景色 01.JPG
〔01〕












A 雪景色 02.JPG
〔02〕












A 雪景色 03.JPG
〔03〕












A 雪景色 04.JPG
〔04〕












A 雪景色 05.JPG
〔05〕












A 雪景色 06.JPG
〔06〕












A 雪景色 09.JPG
〔07〕












A 雪景色 10.JPG
〔08〕












A 雪景色 08.JPG
〔09〕












A 雪景色 07.JPG
〔10〕


一月十五日(日) 撮影


昨日は夕方に、
築百三十年を迎える古い映画館へ出掛け、
「ロイヤル・コンセルトヘボウ・オーケストラがやってくる」という映画を観てきました。
(私としては「ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団」という呼び方がしっくりするので、
この題名には少し違和感を感じています。記事を書き終えて今しがた、
ネットの公式サイトのタイトルを見て分かったのですが、
『「ロイヤル・コンセルトヘボウ」オーケストラがやってくる』が正解なのでしょう)
同オーケストラが演奏旅行で世界を巡り、
各国で演奏するその曲と団員の関わり、
その国の人との境遇と音楽との関わりを描くもので、
クラシック音楽好きにはとても楽しみ、
かつ、音楽の持つ力の強さと儚さを感じる映画でした。
生の演奏ではありませんが、
オーケストラの演奏シーンを大きな画面で観て、
自宅では不可能な大きな音で音楽をたっぷりと聞くことが出来、
有意義な時間を過ごすことが出来ました。
残念なのは、
映画の終わりの曲が、
想い入れのあるマーラーの交響曲第二番「復活」でしたが、
他の曲とは違い音の響きが好みとは違ったこと。
少々残念な幕引きでしたが、
映画の内容と音楽の余韻は心地よく、
薄明りの残る初夏の夕暮れを歩いて帰りました。
映画を観た後に目にする日常の風景は、
いつも見る景色と違って見えるのが不思議でした。
この日は映画の後に居酒屋で一杯呑んで帰る目論見があったので、
カメラを持ってこなかったのを悔やみました。
上質のクラシック音楽を聞いた後に日本の居酒屋は似合わないと、
寄り道することなくおとなしく帰宅しました。

昨年末に同じ音楽映画の「パコデルシア」を観ての、
高校卒業後の約四十年で観た映画は五本ほどでしょうか、
普段映画を観ることの無い私としては、
短い周期でのこの映画館の再訪は珍事であります。
築百三十年の映画館なので、
音響等の設備は良くなく、
スクリーンも暗く、
決して映画を観る環境は良くありませんが、
掛かる映画は映画好きのための作品を厳選しての上映、
経営的には決して楽ではなく、
観る客には存続させるための想いが籠っている、
そんな映画館は場内スピーカもなく、
支配人が音響を使わず大きな声で、
映画の題名と始まりを告げます。
こうした言わば時代遅れの映画館、
私自身も歳を取ってその味わいが分かるようになり、
愛おしく感じるのであります。













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