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水面 [夕景]





※本記事は、前記事の写真に文章やコメントを添えたものになります。



とある日の夕暮れに行った撮影散歩。
その続きです。




A 夕暮 22.JPG
〔01〕


少々露出不足の写真。
何となく撮った一枚の写真。
この写真が切っ掛けでした。












A 夕暮 23.JPG
〔02〕


冬の夕暮れ、
光の弱くなった空が、
落ち葉の浮かぶ水面に映っていました。












A 夕暮 24.JPG
〔03〕


時折、
雲間から差し込む冬陽が強くなると、
池の水面も明るくなります。












A 夕暮 30.JPG
〔04〕


手前には枝葉のシルエット。
背景には木立のシルエット。












A 夕暮 31.JPG
〔05〕


黒色に魅了されていて、
好んでこのような写真を撮ります。












A 夕暮 32.JPG
〔06〕


水鳥の飛び立った跡。
水面の波紋を光が演出します。












A 夕暮 33.JPG
〔07〕


背景の木立を映す水面に、
光の輪が広がっていきます。












A 夕暮 34.JPG
〔08〕


その輪の広がりは空を映した水面に届き、
次第に黒から白へと色を変え、
やがて消えていきます。












A 夕暮 35.JPG
〔09〕


背景の木立を映す水面。
木立の縁取りは浮遊物や僅かな水面の動きに揺れ、
木立が影となる黒色の部分には、
小さく砕けた波紋が空の光が反射して輝いています。












A 夕暮 38.JPG
〔10〕


雲が切れて青空が広がりました。
樹影と空の表情を重ねます。












A 夕暮 39.JPG
〔11〕


更に浮かぶ落ち葉を重ねます。












A 夕暮 40.JPG
〔12〕


様々な映りを求めます。












A 夕暮 41.JPG
〔13〕


立つ位置と光の具合で、
池の表情がどんどん変わって行きます。
移り変わる光景を追います。












A 夕暮 42.JPG
〔14〕


どう撮るか。
僅かに考えていますが、
感じるままに撮って行きます。
思考が浅い分、
出来は雑な写真です。












A 夕暮 43.JPG
〔15〕


自然の動きと、
自分自身の動き。
いくつもの組み合わせを試して撮ります。












A 夕暮 44.JPG
〔16〕


視野も変えながら撮ります。












A 夕暮 45.JPG
〔17〕


様々の者達の共演で、
画面が埋め尽くされます。












A 夕暮 46.JPG
〔18〕


僅かな水面の揺らめきにも、
映る空の雲も揺らめきます。












A 夕暮 47.JPG
〔19〕


水面に映り込む色、
木立の黒と空の青、
画面を占める割合で印象が変わります。












A 夕暮 49.JPG
〔20〕


光が弱まって、
再び波紋を撮ります。












A 夕暮 50.JPG
〔21〕


波紋が映り込む姿を揺らしていきます。












A 夕暮 52.JPG
〔22〕


次第に白色は弱まり、
黒色の支配が広がります。












A 夕暮 56.JPG
〔23〕


更に光は弱くなり、
次第に辺りが薄暗くなっていきます。












A 夕暮 57.JPG
〔24〕


それでも池の水面には空や木立が映り込みます。












A 夕暮 63.JPG
〔25〕


池の淵の映り込み。













A 夕暮 64.JPG
〔26〕


映り込む黒色の微妙な質感に心惹かれます。












A 夕暮 66.JPG
〔27〕


池の水面は次第に黒色に支配されます。












A 夕暮 67.JPG
〔28〕


画面の切り取りと、
露出の操作での演出です。












A 夕暮 68.JPG
〔29〕


随分写真を撮った後、
帰るか帰らないか迷いながら、
少しだけ池から離れ空を見上げます。












A 夕暮 69.JPG
〔30〕


何か撮り残した物があるのではないかと思い、
再びいけに戻り、
水面を撮り続けます。












A 夕暮 70.JPG
〔31〕


焦点の変化。
木の枝に焦点を合わせると、
画面の質感が変わります。












A 夕暮 71.JPG
〔32〕


光の具合で、
微妙に色合いが変化していきます。
それを捉えようと試みました。












A 夕暮 72.JPG
〔33〕


再び池から離れ、
先ほどとは別の木を撮ります。












A 夕暮 73.JPG
〔34〕


三度池に戻り、
影の黒色が怪しい色になっていきます。












A 夕暮 79.JPG
〔35〕


池を後にする最後の写真。
良い時間を与えて頂きました。



十二月五日(月) 撮影



僅かな時間を縫って出掛けた撮影散歩、
急ぎ足で暮れていく太陽の光が失われ、
吹く風の冷たさが身に凍みて、
もう撮影はこれまでと家路に着きました。

その帰り道、
どうということの無い池がありまして、
これといった特徴や美しさがあるわけでもなく、
目にしても何も心動くとの無い池なので、
これまでも何度かこの池の脇の道を歩いていますが、
写真を撮ったことはありませんでした。

この日も光が弱く、
わたしの好む空や光の具合ではなかったのですが、
何となく〔01〕の写真を一枚撮った後、
何かアイディアが湧いてくるかもしれないと思い、
数枚撮り始めたら止まらなくなり、
たくさんの写真を撮ってしまいました。

池に接する道の長さは三十メートルほどでしょうか、
その道を何度見行ったり来たり、
レンズは生憎70-200のズームレンズ一本のみ。
広がりを写す事が出来ないので、
水面に映り込む物を切り撮るしかなく、
それだけに動きのある波や空などは瞬間、瞬間に姿を変えるため、
より良いカットを得たいとどうしてもシャッターを切ってしまいます。

素人ながら、
小さな格闘を持って写真を撮る事は楽しいことで、
夕暮れの冷たい風に体が冷えることも忘れて写真を撮りました。











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