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散歩 [歩景]





九月も半ばを過ぎ、
暑さも和らぎ過ごしやすくなったとある日曜日。
昼食後の昼寝から起き出すと、
裏窓から眺める空の具合が良く、
降り注ぐ光に促され、
カメラを携え近所へと散歩に出掛けました。




B 9月20日 03.JPG
〔01〕


この日誘われた空、
実際の空はこれほど暗くありません。
自分なりに露出を切り詰めて撮影します。












A 散歩 05.JPG
〔02〕


露出を切り詰めると、
雲の立体感が浮き彫りになります。












A 散歩 01.JPG
〔03〕


田圃で空の輝きを眺めながら田圃を歩きます。
カメラを携えての散歩は楽しいものです。












A 散歩 02.JPG
〔04〕


空の輝きを見つめた後は水面の輝きを見つめます。












A 散歩 03.JPG
〔05〕


実は、
どう見ても写真にはならないコンクリート製の用水路の水面です。
焦点をあえて外すことで浮かび上がる世界、
飽きもせずここではこうした写真を良く撮ります。












A 散歩 06.JPG
〔06〕


田圃を横切って小さな部落へと入り込みます。
時折空を見上げては空の具合を確認します。












A 散歩 08.JPG
〔07〕


どうしようもない荒れ果てた藪に木漏れ日を見付けました。












A 散歩 07.JPG
〔08〕


よく見ると枝先の葉に上手い具合に光が当たっています。
宝物を探すような期分で藪を見つめます。












A 散歩 11.JPG
〔09〕


透過する明るい葉をだけでは無く暗い影の葉もあります。
空に露出を合わせるとその葉の形が浮かび上がります。












B 9月20日 04.JPG
〔10〕


その藪の脇には、
このような草地が広がっています。












A 散歩 12.JPG
〔11


朽ちた建物の屋根。
屋根の輝きと、
軒先の波形と、
空の色を調和させるのに一苦労。
露出の操作は難しいけれど、
写真特有の画に挑んでみました。












A 散歩 13.JPG
〔12


きな場所、
とても小さいのですが神社へ辿り着きました。












A 散歩 23.JPG
〔13〕


出迎えてくれた狛犬。
その尾に上手い具合に光が当たっていました。












A 散歩 25.JPG
〔14〕


その尾と顔の対比。
こうした光の具合、
光の瞬間を探して歩くのが楽しい散歩です。












A 散歩 21.JPG
〔15〕


光が描き出す物体の形。
光の演出の美しさを求めて歩きます。












A 散歩 17.JPG
〔16〕


灯籠の火袋から覗く光景。
この先にある草の輝きに心惹かれていました。












A 散歩 18.JPG
〔17〕


沈み込んだ背景に浮かび上がる草。
どうということの無い光景なのですが、
何故か心惹かれました。











A 散歩 27.JPG
〔18〕


雑草の姿にも太陽の光は降り注ぐのでした。












A 散歩 26.JPG
〔19〕


知る由も無い雑草の姿も美しいと思うのです。












B 9月20日 05.JPG
〔20〕


その光景は、
私の好きな道の脇にありました。












B 9月20日 07.JPG
〔21〕


細い道に午後の光が差し込むと、
陰影の強い光景画が現れます。












A 散歩 28.JPG
〔22〕


真っ直ぐではなく、
その先が見えない所に、
何かを予感させます。












A 散歩 33.JPG
〔23〕


その予感を確かめる前に、
道の両脇の光景を見つめます。












A 散歩 29.JPG
〔24〕


どうということの無い、
そしていつもと同じ光景を写真に撮ります。












A 散歩 30.JPG
〔25〕


同じようでも、
少しずつ違う光景。
それはこれまでに出会っていない光景。
自分の心の在り方で見えて来る光景なのです。












B 9月20日 06.JPG
〔26〕


時折足元を見つめては歩きます。












A 散歩 32.JPG
〔27〕


透ける光に浮かび上がる葉の姿かたち。
葉の重なりにできる影。












A 散歩 35.JPG
〔28〕


気になる道の光を堪能しつつも、
藪蚊にかなりやられて意気消沈。
しっかり対策をしてきたのですが、
首筋や腕を相当刺され退散しました。
退散途中も光を探して歩きます。












A 散歩 38.JPG
〔29〕


一度集中力が途切れ、
退散を決め込むと写真を撮る事が出来なくなります。
記事としてのまとまりは付きませんが、
この日の散歩はこれにてお仕舞いです。



九月二十日(日) 撮影



仕事の関係もあり、
好きな神社仏閣へ出掛け、
腰を落ち着けて写真を撮る事が一年近くありません。
そのような中でも、
極身近な場所で写真を撮っています。
自宅の窓から撮る空の写真と、
自宅周辺を散歩しながらの写真は、
忙しいときでも続けていますが、
自宅から一キロほど歩いた所にある、
とある集落の小道や神社を本格的に撮影しようかと思っています。
写真に対する気力が薄れ、
逃げ道のような気もしますが、
何か新しい世界に出会う事が出来るかもしれません。
写真を始めた頃から、
手当たり次第では無く、
好きなテーマを追い続ける写真の撮り方をしてきたので、
しばらくはこの場所を既設を追って撮影したいと思います。










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