感謝 [心景]
十月一日(木) 撮影
平凡な日常にあって、
ふと美しい空と出会う。
出勤前の慌ただしい中、
手を休め一枚の写真を撮る。
食卓の前に空を広く眺める事の出来る掃き出しの窓、
傍らには一台のカメラが常に置いてあり、
気に入った空が広がると写真を撮る。
雑事に追われた生活の中で得るゆとりの時間。
それは私が持ち合わせる小さな幸せ。
空を眺める事の出来る場所に居を構え、
四季様々な空を眺めては、
幸せなひとときを得る。
写真を撮る事により、
空を眺めては美しいと感じる心を持ち合わせたこと、
偶然なこともあれば、
長い人生で身に付いた感性によるものある。
こうしたささやかな幸せに感謝する事を忘れることなく、
これからもこうして空を眺めて生きたい。