松本 [旅景]
松本散策 その三
〔01〕
松本市美術館前の草間彌生の作品。
無意識にいつもより明るく撮っていたのは、
この日の光りの具合に自然に反応したのでしょうか。
〔02〕
とにかく空と光の具合が良くて、
このような平凡な風景も鮮やかに浮かび上がります。
〔03〕
歩いての移動途中、
美術館の駐車場に設えられた休憩所で休んでいる間も、
空を眺めていました。
〔04〕
空をずっと眺めていました。
空のどこを撮っても画になるような気がしました。
〔05〕
クラフトフェアの後、
松本中心地の観光地へ向かう道すがら見つけた水のある風景。
これまで何度も松本を訪れていましたが、
水が豊富であるという事は初めて知りました。
路地を歩きながら傍らの水の流れる音を聴いていました。
その音は少々暑いこの日の空気を、
少し和らげてくれる優しい音に聞こえました。
五月三十日(土) 撮影
松本を訪れてからすでに二ヶ月が過ぎようとしています。
松本シリーズの前に記事にしていた「越後妻有 大地の芸術祭」シリーズは、
三年前の芸術祭でしたが、
昨日の7月26日からいよいよ2015年の芸術祭が始まりました。
今年もすでに前売りチケットを購入していて、
ここしばらくは、
作品紹介のガイドブックを見ながら、
広範囲に展開される場所を示されたガイドマップで場所を確認し、
その地図に見たい作品の展示場所に印をしていく。
その印を線で辿りながら、
どこをどう見て回ろうかと考える。
こうした作業はこの芸術祭の特徴であり、
この作業が他では味わうことの出来ない何よりの楽しみであります。
今年は少し新たな趣向を取り入れて越後妻有の夏の大地を駆け巡りたいと思います。
*
さて、ここしばらく日曜日の更新がすっかり定着しているのですが、
日曜の朝に記事を仕上げる作業も定着しているため、
日曜日の朝に撮影に出掛けることが出来ません。
ブログ更新が義務だとは思っていませんし、
好きな写真を撮りに行く事を優先すれば良いとも思うのですが、
仕事に追われ少々写真を撮りに行く気持ちが湧いてきません。
私的な写真はしばらく休むことにしています。
*
平日、仕事のある日は朝4時から5時の間に起床していますが、
休日も同じ時間に起床しています。
休日だからといってゆっくり寝ていることはせず、
生活のリズムを一定に保ち、
出来るだけよい体調で仕事ができるよう心掛けています。
暑い夏を乗り切るためにも、
現在の仕事に着任したこの5月からそのように心掛けてします。
早起きをして早朝出勤する。
仕事場の窓を明け放ち、
仕事場と外の空気を一体させる。
この爽やかな空気の時間帯に仕事を始めることで体も気持ちも楽に仕事に着ける。
この時間帯は仕事も捗ります。
休日も同様に爽やかな空気を楽しむ。
特にこの夏の暑い時期にを快適に過ごすささやかな楽しみです。
今朝はこのささやかな楽しみに新たな試みを一つ。
薄目のハイボール片手の記事作成でした。
それ故、乱筆、乱文、誤字誤脱をお許しください。
松本 [旅景]
松本散策 その二
〔01〕
クラフトフェア会場で写真を撮りました。
〔02〕
被写体を探して空を見たり、
地面を見たり。
〔03〕
空を見上げていました。
見上げたくなるような空でした。
青い空が広がり、
遠くの山の上に白い雲が浮かんでいました。
〔04〕
風の姿は雲の形となって表れます。
〔05〕
薄く棚引く雲。
〔06〕
遠くにまた新しい雲が湧いています。
〔07〕
まるで何かを演じているようです。
〔08〕
夏を思わせる雲。
〔09〕
また新たな展開。
〔10〕
雲に影が出来ると、
一層立体的になります。
〔11〕
雲は画になります。
〔12〕
とても不思議な形の雲。
〔13〕
とても楽しい空模様でした。
五月三十日(土) 撮影
五月も終わりのこの日、
松本は夏を思わせるほどの暑さでした。
クラフトフェアでは、
私は娘の子守役となりましたので、
ほとんどクラフトを見ることが出来ませんでっした。
僅かに見ることが出来たのは、
子供向けに造られた木の玩具で、
触って遊ぶことを許されたものでした。
そのような事情で私はまったくクラフトを見ることが出来ず、
不満の残るクラフトフェアでしたが、
空の写真などを撮って楽しみました。
松本 [旅景]
松本散策 その一
〔01〕
廊下。
光り輝く巾木と、
床に映り込む腰壁の板。
〔02〕
天井板に映り込む窓の光。
〔03〕
静かなる光。
〔03〕
僅かな光に感応します。
〔04〕
自分流に光を加減します。
露出を変えて撮ると、
写真を選択するのに随分迷います。
〔03〕と〔04〕は結局決めきれず両方採用しました。
ご存知かと思いますが、
現実にはもっと明るい空間です。
五月三十日(土) 撮影
五月の終わりに松本へ行きました。
目的は松本市の「あがたの森公園」内で開かれるクラフトフェアへ行くためでした。
東京からやってくる妻の家族とクラフトフェア会場で待ち合わせをして、
早速クラフトフェアへ。
その前に、
クラフトフェア会場の入り口付近にある松本高等学校の構堂を訪れました。
現在は重要文化財となっている建物です。
落ち着いた雰囲気の建物に差し込む僅かな光に、
古い建物の意匠が浮かび上がり、
なかなか良い空間と光でした。
写真を撮りたくなる光景がそこにはありました。
しかし、
構堂でもクラフトフェアの展示を行っていたので、
廊下は多くの人が通り過ぎるため、
中々シャッターを押すタイミングを得ることができません。
かつ、娘と二人での行動でしたので、
建物に興味のない娘はじっとしていることがないので、
思うように被写体を探すことができません。
落ち着いて写真を撮る事が出来ず、
僅か数カットの写真を撮る事しか出来ず、
まとまりのない写真ですが、
松本シリーズの冒頭に持ってきました。
私にとっては、
ここ縣の森ではこうした古い建物などを撮影するのが、
一つの楽しみでしたから。
この後しばらく松本で撮影した写真を小出しに記事にしていきます。
旅先での私的で他愛ない写真ばかりですが、
またしばらくお付き合い下さい。
小旅 [旅景]
三月十四日、
北陸新幹線開通と同時に、
並行在来線の運命はどこも同じで、
新潟県で最初に鉄路が敷かれた信越本線の内、
直江津-妙高高原間も例外なく、
新幹線開業という華やかさの裏で、
第三セクターの「えちごトキめき鉄道」としてひっそりと開業しました。
北陸新幹線開業後、
まだあの新しい新幹線に乗る機会を得ていませんが、
第三セクターの列車には用事もないのに何度か乗りました。
微力ながらこの鉄道を利用し、
応援していきたいと考えています。
そのような思いとは全く関係なく、
四月一日に代休を得て、
小雨の降る中電車に乗り出掛けました。
これという目的はありませんでしたが、
雨の中、車を運転して出掛ける気力がなかったので、
ほどよい距離、
ほどよい時間、
電車に揺られることにしました。
〔01〕
最寄駅より一つ先の駅から新潟行の快速列車に乗りました。、
雨をの中、
列車は快調に走り、
直江津を出て柿崎に停車。
柿崎の手前から車窓に日本海が広がります。
新潟方面に列車で行くときには日本海側の席に座り、
海を眺めるのが好きなのですが、
この日は残念ながら海側の席に座ることが出来ませんでした。
したがって、海の写真を撮る事が出来ないので、
柿崎の駅標を撮りました。
そこにあった「うまさぎっしり新潟」、
昼には新潟のうまいものでも食べることにしようと思うのでした。
柿崎駅を出発する日本海を間近に広く広がります。
この路線では楽しみにしている区間ですが、
残念ながらこの日は山側の席、
通路を挟んだ反対側の席から海を眺めるだけでした。
海側のボックス席を独り占めしている反対側の乗客は、
海に目を向けることもなく眠り込んでします。
海に興味がないのであれば席を替わってほしいと、
心の中で呟きます。
雨模様の海原は、
私のこの複雑な心境とは裏腹に、
平坦に静まっていました。
〔02〕
一時間ほど走って長岡駅に到着しました。
ここ長岡駅の在来線線ホームは新幹線高架の下にあり、
かつ、ホームの片側は駅舎ビルが立ちはだかり、
いつ降り立ってもく暗く、
閉鎖的で好きになることの出来ないホームです。
途中海の写真を撮ることが出来ず、
その上、この日は雨と言うこともあり一層暗く感じてしまいました。
嘗ては古いながらも国鉄時代の特急車両を使っていた快速列車、
特急並の短時間で、
しかもリクライニングシートに腰掛けながら、
新潟を往復することができたのが、
足の速い列車の内4往復は特急となり特急券が必要となりました。
JR時代にはあった格安な切符もなくなり、
乗車券のみで特急並みの短時間で移動することが出来なくなり、
気楽に列車旅に出掛ける事ができなくなりました。
快速列車が辛うじて2往復が残ってくれたものの、
通勤型の車両となってしまいました。
存続した事は有難いのですが、
古い揺れの大きい通勤型車両のシートに、
長時間乗る体力と気力が、
何よりも心のゆとりが私には在りません。
〔03〕
普段乗る事のない乗り合いバスで大型のショッピングセンターへ向かいました。
同行人の買い物を済ませ駅前に戻りました。
長岡駅まで少し遅い昼食です。
新潟のうまいものを食べようと思ったのですが、
慣れぬ土地故、店の予備知識がなく、
結局新潟のうまいものとは関係なく、
何度か行ったことのあるビヤホールへ行きました。
ここは通年、昼も営業している店で、
ドイツやベルギーなどの舶来ビールを飲むことが出来ます。
昼から好きなビールを、
ソーセージやピザと共にたくさん飲みました。
〔04〕
小旅の一行に与えられた時間に余裕はなく、
慌ただしく昼食を済ませ、
長岡駅に戻りました。
その間に線橋から線路を眺めます。
薄い雨雲の下、
黒い地面に敷かれた線路の輝き。
雨の日ならでは光景が心に染み入ります。
そう言えば、
この一月にもこの駅に降り立ちました。
大失敗の処理の為に来た長岡、
苦い思い出となったその旅路、
その時はこの跨線橋にある立ち食い蕎麦屋で、
へぎ蕎麦を食べたことを思い出しました。
〔05〕
帰路に着き、車上の人になりました。
雨空は暗く沈み込んでいました。
〔06〕
小雨は降り続き、
窓ガラスを濡らし、
車窓に応じ流れていきます。
雨は嫌いではありません。
シートに体を委ね、
窓を流れる雨を眺めるのが好きです。
〔07〕
帰路は新しい特急に乗車しました。
特急券の負担は薄くなった財布に応えますが、
この日はとある時間までに帰る必要がありました。
〔08〕
私の席は5番の列でした。
前の席は4番の列。
その前の席の座った客が車内の迷惑となっていたので、
その行為を改めさせました。
良い大人が車中の迷惑に気付かないとは情けない。
〔09〕
新しい特急車両。
私にはこうした数字の意味がよくわかりませんし、
車両の特徴などもよくわかりません。
ただ、壁に塗料で書かれていない現代風の表記に興味を持ちました。
〔10〕
国鉄時代の古い車両には、
「ライナー券」を入れるポケットの車両が私の地域にも走っていました。
「ライナー券」とは無縁の田舎に住んでいるので、
そのポケットの存在理由が良くわかりませんでした。
ホルダーに切符を挟んで寝る勇気が私には在りません。
新しい特急列車のシートはやはり快適でした。
それは列車の速度が遅く感じられるほど、
普通列車よりも安定し、スムーズに走るので、
速度を感じることがないのでしょうか。
〔11〕
外気の気温が少し下がったのでしょうか。
乗客の吐息にガラスが曇ります。
直江津駅に到着。
慌ただしい小旅ももうすぐ終わりです。
〔12〕
更に雨が強くなってきました。
もう間もなく最寄りの駅に到着します。
四月一日(水) 撮影
すっかり日曜日のみの更新が定着してしまいました。
三ヶ月も下書きのまま放置していた記事に筆を入れました。
何ともまとまりのない、
どうでも良い私的な記事になってしまい、
想いを満たすことが出来ませんが、
写真に文章を埋め込むことが出来たので更新します。
私的な趣味の写真はここしばらく全く撮っていません。
四月、五月に撮影した写真はたくさんあるのですが、
まだ、整理していないので、
この後のブログ更新は、
日曜日の更新も危うい気がします。