妻有 [心景]
2012 越後妻有「大地の芸術祭」の記憶 その一
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(平成二十四年)九月八日(土) 撮影
三年前の夏、
「越後妻有大地の芸術祭」を夏の炎天下に駆け巡りました。
その時に撮った写真を記事にすることなくずっと放置していましたが、
三年に一度の芸術祭を三ヶ月後に控え、
更新する機会をうしなっていまう機感を覚え記事することにした。
*
前回の芸術祭には三度出掛けました。
平成の大合併により、
隣り合う市となった十日町市ですが、
地図上で隣り合わせになっただけで、
実際の距離は何も変わらず、
峠越えをして三度も通うのは、
それなりの「物好き」と言うしかありません。
何せ作品は広範囲に展示されているので、
興味のある作品だけを見て回っても、
一日では到底足りません。
現代アートに触れる機会を与えてくれたこの芸術祭、
見て回る作品の順序を決め、
効率よく自家用車で回る、
夏の陽を浴びながら車を走らせる。
汗をかきながら夏の匂いと風を感じながら、
この「夏の大地を駆け巡る」という感覚が私には爽快かつ快感です。
今年の夏も妻有の大地を駆け巡りたいと思っています。
五歳の娘にとっては二度目の芸術祭、
二歳の時には感じ取ることの出来なかった何かを、
感じ取って欲しいと思うと共に、
この大地の風や光も感じ取って欲しいと思っています。