怪空 [夕景]
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(平成十二年)八月二十二日(木) 撮影
二年前のとある夏の夕暮れ、
自宅裏の景色。
自宅裏は北の空に怪しげな雲。
空から黒い帯が地上へと垂れ下がっている。
カメラを構えてしばらくこの空を眺めていた.。
怪しげな雲があるのは日本海上空と思われたので、
海の上に広がるこの光景を思い描くと、
海岸沿いに居ないことを残念に思った。
その時、閃光に空が包まれた。
閃光を数回見る事は出来たが、
写真に納める事が出来たのはこの一回だけだった。
この光景を見ていたときの事は、
何故だかよく覚えているのだが、
この後この光景が、
雨雲が流れ消えて行ったのか、
それとも日没と共に見えなくなったのか、
それはまるで記憶にはない。