眺望 [旅景]
大磯散歩 その三 「眺望」
〔01〕
〔02〕
〔03〕
九月二十一日(土) 撮影
坂道を上り切ったのではないと思いますが、
眺望を得る所に辿り着き、
坂道を背にして大磯という町と太平洋の海原を見下ろします。
時は午後三時頃でしょうか、
日本地図に大磯という地を頭の中に思い浮かべ、
太陽の方向を自分なりに読み解きその風景を眺めます。
家々の屋根の輝きと、
海原の輝きが目を惹きます。
海原の遠くを注視すれば、
小田原当たりでしょうか、
海の向こう側へ回り込んだ陸地にも、、
建物の輝きが二つ、三つ見る事ができました。
海岸線に沿う松並木が、
旧東海道の道筋を表します。
また、山側には平行して国道1号線があり、
往来を見る事が出来ます。
しばしこうした景色を眺めていたら、
丁度東海道本線を走る列車の音が聞こえました。
秋を感じさせるが心地よい風が緩やかに吹いていました。
限られた短い時間で、
本来ゆとりのない散歩のはずですが、
何故だか時間は緩やかに流れていくように感じました。