乾杯 [酔景]
〔01〕
何とも麗しい色にその泡。
〔02〕
輝いています。
〔03〕
夏の炎天下、
雲は湧き鳶が踊ります。
〔04〕
趣向を変えてもう一杯。
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夏も盛り。
〔06〕
珍客も現れ、
〔07〕
人が集まりだす。
〔08〕
大人だけが楽しんではいけないね。
子供達にも楽しみが必要。
〔09〕
ご馳走様でした。
八月七日(日) 撮影
今年は夏の盛りにオクトーバーフェストがやって来ました。
本当は夜に出掛けた方が涼しく気分も盛り上がるのですが、
いろいろな事情があり日曜日の午後、
夏の炎天下に出掛けました。
夏の空に雲は湧き、
地面は灼熱の如く焼け付いていましたが、
長目の芝生が茂るその上に会場は設えられました。
時折風が吹き抜け、
暑いながらも心地よくドイツビールを飲むことができました。
毎年心待ちにしているこのイベント、
去年は娘が生まれたばかりで泣く泣く馳せることが出来ませんでした。
その娘も今年は一歳四か月になり、
一緒に連れ出したら芝生の上を走り回っていました。
その娘を追いかけ走る五十路目前の私はすっかり酔いが回ってしまいましたが、
心地よい夏の風と元気な娘の姿が相まって、
それは、それはとても気持ちの良い酔いでした。
*
東京、
楽しい旅で心満たされました。
私的な葛藤と紆余曲折から生み出した写真、
その満たされた心とは全く別の世界ではありますが、
いずれブログ記事でご紹介いたします。
夏空 [空景]
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八月初旬の日曜日、
この日はとある楽しみのために家族三人で出掛けました。
夏らしい空が広がり、
青い空に眩しく白い雲が湧いていました。
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雲が次々と湧いてきます。
〔03〕
隆起した二つの雲に笠が掛かりました。
〔04〕
とある楽しみと共に、
夏の空を眺め楽しみました。
八月七日(日) 撮影
ようやく私のブログ記事も八月となりました。
この日の楽しみは次の記事でご紹介いたします。
*
今日で今週の仕事は終わり、
明日から所要で東京へ出掛けます。
久しぶりに二泊三日とゆとりを持っての上京ですが、
自由な時間はそれほどありませんが、
土曜日には少し時間を取れそうなので、
何処かへ写真を撮りに行こうかと考えています。
けれども持って行くことのできるカメラはコンデジ一台。
今どきのミラーレスに交換レンズがあれば鞄の隅に忍ばせても嵩張らず、
旅先でも身軽にしっかりとした写真を撮ることが出来るのでしょうが、
今はそのような機材の持ち合わせもないため、
気に入りの場所でも眺め気軽に歩いてきたいと思います。
無常 [想景]
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平凡な朝に、
いつもと変わらないありふれた空を眺めていました。
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八月三日(水) 撮影
蜘蛛の巣に掛った蛙、
必死に逃げようと格闘していました。
そんな蛙を助け出そうと思いましたが、
生き物たちの世界での事象、
人間が手を出すべきではないとの思い、
見守るだけにしました。
気配 [朝景]
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七月十三日(月) 撮影
朝目が覚めると何か気配を感じ取り、
布団を抜け出し窓の外を眺めると、
いつもとは違った空が広がっていました。
直ぐさま枕元に置いてあるカメラを持ち出し、
刻々と変わる空の写真を撮りました。
※最初に更新した文章の内容に誤りがあったので一部改筆しました。
織物 [空景]
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七月十二日(火) 撮影
三ヶ月近く前の写真。
この頃は仕事と暑さで疲労困憊、
夏と仕事を乗り切ることが出来るかどうか不安な日々を送っていました。
夕暮れにこうした儚い色の空を眺めると、
一層不安が募り、
心が沈み込んでいくのでした。
写真など撮りに出掛ける時間もなく、
日曜日に早起きをして撮影や散歩に出掛ける気力も失っていた頃、
それでも辛うじて自宅の窓から眺め、
時にはその空に心惹かれ自宅の周りを歩き空の写真を撮っていました。
この後ぼブログ記事はしばらくこうした写真が続きます。
空の写真が続くということは大抵仕事が忙しく、
写真など撮っている暇がないというこを表します。
また、空の写真を撮ることで、
その時々の感情がその色に現れるよな気がします。
ですから空の写真を撮る毎に、
その時の心の色に染まった一本の糸を手に入れるといいうことで、
空の写真を撮り集めることはその糸で一枚の布を織り込んでいく、
この頃に撮り集めた空の写真を眺めているとそのような想いに至りました。
空の写真に限らず、
どのような境遇や状態であっても、
シャッターを押すだけで自分が記録されていきます。
私にとって写真を撮るという行為は日記を書くことと同じで、
言葉を書き綴るのは不得手なので、
こうして写真を撮り続け「自分」という一枚の布を織り、
どのような布が出来上がるのかを見届けたいと思います。