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紙垂 [社景]




 白山神社 朝景 その二 「紙垂の章」 




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〔01〕


石段を登り詰めると石の鳥居があり、
その先は神域が深くなります。












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〔02〕


鳥居を潜り振り返ります。
光り輝く緑色、
深く沈む更に濃い緑色を背景に、
そして控えめに透ける紙垂の白色が浮かび上がります。













五智122.jpg
〔03〕


再び拝殿に向かいます。
右手には手水舎があり、
その紙垂に目をやります。












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〔04〕


朝陽が強く紙垂を透過し、
暖かみのある色が浮かび上がります。












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〔05〕


〆の子の影が、
質感豊かな紙垂れに鋭く映ります。













五智126.jpg
〔06〕


振り返り鳥居の紙垂を見つめます。
際どく落ちる光、
じっと見つめれば目が眩みます。




五月十四日(土) 撮影



小さな神社故、
必然いつもと同じ被写体に目が行きます。
同じ物を何度も何度も撮る、
物体は変わらなくとも、
その都度光が変わるのだから同じ写真を撮ることは不可能。
何よりもその時の自分の在り方で写る物が変わります。
そんな行為から自分の歴史として写真が残っていきます。












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