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温感 [歩景]





信州 飯山  秋の寺巡り  その五




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   四、 曹洞宗 「大聖寺」 


飯山、秋の寺巡りは一番北の外れにある「大聖寺」に辿り着きました。
この寺院にも大きな銀杏の木がありますが、
少し色付きも盛りを過ぎ既に葉が落ちていました。
紅葉した木々を写真に撮るのは苦手で、
ここでもその銀杏の木など撮ろうかと思いましたが、
どう撮って良いのかわからず結局諦めました。

春に飯山へ来たときは強い日差しではなく通り過ぎてしまったお堂ですが、
この日は秋の日差しが強く差し込み柵の影がお堂の中に落ちていました。
こうした空間に落ちる光と影、
昔地元の寺院の仁王門で同じような写真を撮った事が切っ掛けで、
こうしたところで良く写真を撮るようになりました。
その時は雪に埋もれた冬の二月、
冷え込んだその仁王門に落ちた光と影は凍てつき冷え冷えとしていました。
その冷たい感覚は、勿論実際にその空間に身を置いたからそう感じたのですが、
リバーサルフィルムに写し込まれた光と影も確かに冷たい色をしていて、
そしてその空気も冷たく写っていました。

この日飯山で出会ったこの光と影は、
まだ暖かさがあると感じるのはそうした過去の経験から感じることでしょうか。













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