散歩 [光景]
我が家の裏には田んぼや畑が広がっています。
三十数年前に引っ越して来たときには、
一面水田でしたたが、
国の政策と、
農業の担い手の老齢化により減反が進み、
今では荒れ地と畑が随分増えました。
その畑は農家の方が耕す畑ではなく、
私が住む団地の人が借りて耕す家庭菜園が多く、
その家庭菜園も素人の域を超えている方もいて。
我が家の目の前の借りての方も、
それぞれの季節にしっかりと収穫され、
我が家もその収穫のおこぼれをよく頂きます。
九月二十日、
佐渡から帰って一週間後の日曜日、
天気の良さに誘われ久し振りに裏の田んぼを散歩します。
丁度稲刈りの真っ最中、
畦道をゆるゆると歩きます。
〔01〕
〔02〕
〔03〕
自宅裏には一筋の用水があり、
用水に添って細い農道があります。
用水と農道を横切り、
家を真っ直ぐ背にした畦道を十数メートル行くと、
コンクリートで出来た大きな水路があります。
この日散歩で撮った最初の写真、
西に傾き掛けた陽に正対し、
水路の水面を撮りました。
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結局単発記事ではなく、
また、「散歩」というシリーズを始めます。
先の記事での宣言とは違いますが、
深く考えるのは止めにして、
成り行きに任せ写真を貼り付けて記事にしていきます。