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佐渡 [旅景]




 佐渡紀行   その十




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 牛尾神社 その二




佐渡には能の文化が定着しているいうことは知っていましたが、
これまで三度訪れた佐渡では能に触れることなく、
ただ観光コースを辿る旅でした。
今回四度目の訪問で縁あって佐渡の能文化に初めて触れる事が出来ました。
そんな佐渡での能との最初の出会いは、
能の舞を観ることではなく、

ここ牛尾神社に置いて初めて能舞台を見ることとなりました。
この能舞台は明治に建てられたもので、
経年変化による傷みがあちらこちらに見受けられます。
風雨にさらされた床板の汚れや傷みを見ると、
十分な手入れを受けていないことが見て取れます。
けれども、
佐渡という島において十分な規模と機能、
そして、型どおりの装飾などを備えこうした能舞台が、
こうした神社に単独で建っている事を考えると、
佐渡の能文化の深さを感じ取ることが出来ました。



    *


 「牛尾神社」

牛尾神社は延暦11年(792)創建の歴史ある社で、
加茂湖を眼前にした牛尾山と呼ばれる鬱蒼とした杉木立の丘陵地の上に立建つ。
見事な彫刻のある社殿と共に能舞台を持ち格式、重厚さを備える。

能舞台は約三十の能舞台がある佐渡で、
本格的な能舞台三棟の内の一棟。
現在の能舞台は明治三十二年の火事焼失後明治三十四年に再建され、
広い境内の中にゆったりと建ち十分な見所を備える。




 





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