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妻有 [心景]





 越後妻有(つまり) 大地の芸術祭   その十四(終回)




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〔01〕


 廃校となったこの小学校では、
 たくさんの作家による作品が展示されていました。
 その作品を鑑賞する楽しさを十分に味わうことが出来たのですが、
 それ以外の対象を同時に見ている自分があります。








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〔02〕


 昇降口前、
 何故だか校章に気が惹かれました。








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〔03〕


 その予感に誘われるように、
 教室に残された校章に自然と目が行きます。












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〔04〕


 校旗の校章は刺繍、
 その厚みに風格を見る。












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〔05〕


 校旗の先に金属製の校章、
 この輝きも、
 人々の記憶も、
 やがて鈍くなっていくのだろう。









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〔06〕


 廊下で出会った担架、
 何故かこの日は気になるマークとたくさん出会いました。













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〔07〕


 屋上には光が溢れ、
 金属板に草のシルエットが眩しい。












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〔08〕


 蜘蛛の巣に落ちた蜻蛉。
 微かな音も消え、
 ただ静かな時が流れる












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〔09〕


 朽ちていく校舎にも、
 等しく光は降り注ぎ、
 青き空が映える。
 
 










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〔10〕


 芸術祭最後の撮影、
 こうした山間の道を駆けめぐってきました。
 場所の説明をするなら、
 山の懐に広がる田畑や木々など地上に露出を合わせた方が良いのですが、
 空と雲の印象が強く自分らしいいつもの切りつめた露出で幕を引きました。
 なお、今回記事の写真は数ヶ所で撮影した写真で構成しました。



    *



 相変わらず私的な時間をほとんど持つ事が出来ない生活を送っています。
 ただ、幸いに数少ない写真を撮る事が出来る機会に、
 たくさんの写真を撮る事が出来たので、
 こうしてシリーズ化して記事を繋ぐことができます。
 この後は旅シリーズを始めます。
 旅先で多量の写真を撮ったので、
 その中から厳選せず自分の好きな写真を記事にしていきたいと思います。
 したがって似たモチーフの写真が続くかもしれません。
 また、写真にコメントや説明を付する時間が無いので、
 説明不足が多々あると思いますが、
 十月いっぱいはそのシリーズで記事を繋いでいきます。
 さて、その旅はどこへ行ったかは、
 次回のお楽しみということで、
 今シリーズ「越後妻有(つまり) 大地の芸術祭」は閉じたいと思います。
 
 










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