冬景 [歩景]
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一月七日(日) 撮影
半年振りに写真を撮りに出かけました。
自宅から歩けばいつもの集落に辿り着く場所です。
この集落にここ数年通って写真を撮っています。
何の特徴のない、
至って普通の景色。
写真の被写体としては何もないところですが、
自分の心情で様々な光景を見せてくれます。
生憎の小雨模様で、
傘を差しての撮影でしたが、
久し振りの撮影で、
写真を撮ることができないとしても、
カメラを携え歩くことが楽しく感じる時間でした。
神社の境内に入ると、
外界の音が木立で遮られ、
静かな空間がありました。
その静けさは、
僅かに積もった雪を踏みしめる、
自分が立てる音が憚られるほどの静寂でした。
この静寂の中に身を置き、
現在の心情で光景と向かい合い、
心情を視覚に映します。
カメラのファインダーを覗き、
自分の心情世界を見つめます。
呼吸を整え、
シャッターを切ります。
その一瞬、
シャッターの音が静寂を壊します。
そして写真は記録されます。
遅くなりましたが新春のお喜びを申し上げます。今年もどうぞよろしくお願いします。私は雑事に追われ本格的な初撮りをまだしていません。今日の写真で精神が正された思いがします。
by JUNKO (2018-01-10 19:20)
我が集落も何もないところです。
目を暗くして通ればそのまま通り過ぎてしまうところですが
何かを求めて行くと
至るところで自然は語りかけてくれる気がします。
by そらへい (2018-01-10 20:44)
今年も寂光さんの世界に触れられることを楽しみにしています。
よろしくお願いいたします。
by lamer (2018-01-14 21:45)
静けさを撮るということができるんですね。
by モリガメ (2018-01-21 01:55)