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小道 [旅景]




 大磯散歩 その五 「小道」




大磯206.JPG
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大磯12.JPG
〔02〕












大磯210.JPG
〔03〕



九月二十一日(土) 撮影



「小道」という
響きのよい言葉に心惹かれます。
ここ大磯にも住宅地を縫うように小道がありました。

道は細く、
場所によってはすれ違う人の肩が触れ合うほど。
この狭い空間には、
様々な光景やそこに住む人々の息遣いに触れることが出来ます。

また、道は緩やかに曲がり、
辿りつく先を見ることが出来ません。
一歩ごとに
歩みに従い景色は緩やかに変化します。
緩やかに繰り広げられる景色を楽しみながら歩くのが、
小道散歩の極みであります。



 *



大磯を歩いた日は
光の具合が良く、
光と影の織りなす様を楽しむ事ができました。

何気ない風景、
たとえ写真を撮るには至らない風景でも、
季節や時間の移ろいで、
何かしら素敵な光景に出合うことがあります。
そうし光景との出会いは正に「一期一会」、
出会いを求めて小道を彷徨うのは楽しいもです。

「大磯」、
何度も足を運び、
自分なりに出会う光景を咀嚼して、
私なりの写真としての塊を作ってみたいと思いました。













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SILENT

小道、こみち、小径、路地、横丁、近道、裏道、まわり道には、
光と影が交互に入れ代わる、静かな時が流れています。
セットバックという言葉とは無縁の、緩やかな時代の懐に入って行くような心地です。新しい家の建つ区域の道路は、木を切り倒し、土をコンクリートで覆い、道の掃除もしないという殺風景な、真夏の真昼の世界に感じます。総て古いものがいいわけではないのですが、便利主義、合理主義の、いやらしい面を感じます。
by SILENT (2013-10-12 02:51) 

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