佐渡

　佐渡紀行　　　その一





〔01〕













〔02〕













〔03〕


　辛うじて冷たい秋雨は上がりましたが、
　空は鈍色の雲が広がったままでした。

　いつもなら旅立ちは心弾むものですが、
　この日は少し気掛かりな事を抱えていましたので、
　この空のようにどこか沈み込んでいました。

　そうした私の心とは関係無しに、
　テープに録音された味気ない銅鑼の音が鳴り、
　船は定刻通りに岸を離れました。

コメント 8

奥深い、いい写真ですね。
テープに録音された味気ない銅鑼の音っていうのが
なんだか妙にリアルで、寂しい気分になっちゃいました。
by cjlewis (2009-10-06 21:25) 

いつも悩まされる日本海側の鈍色。
寂光さんのレンズを通すと、なんとも旅情豊かに表現されますね。
by nabepen! (2009-10-06 22:34) 

佐渡は未だに未踏の地です。
実家の僕の部屋からは見えたりするんですけどね～。
by MINIPOLO (2009-10-07 06:53) 

おぉ・・・いつもながらに 心奪われる感じ・・・
お見事です！
by お茶屋 (2009-10-07 10:21) 

佐渡の猿八って集落に　昔子供達と二回程訪れました。
赤石や青石を拾ってきました。
by SILENT (2009-10-07 16:52) 

カモメのシルエットが何かを　語りかけてきました(^・^)
by aya (2009-10-07 20:51) 

さ、さみしー気分になりますね!
佐渡の哀愁がビンビンきます。
by ryubi-gentoku (2009-10-07 22:50) 

旅情を誘う光景ですね！
う～ん、いいなぁ！
by unicon (2009-10-10 19:59)