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酔景 [酔景]





 二月三日、
 節分の夜には毎年決まった会合があります。
 参加者十名前後、
 出席者の多くは私より一回りほど年上、
 人生の先輩諸氏が顔を合わせます。
 堅苦しくはなく楽しい一時を過ごす事が出来る会合です。
 しかし、
 会場は決まった料亭で会費は壱万円、
 このご時世に財布が痛みますが、
 今年も参加して参りました。


 その帰り道、




酔景01.jpg
〔01〕


 かつて人通りの多かった繁華街の通りを避け、
 一人細い路地裏を歩きます。






酔景02.jpg
〔02〕


 心地よく酔いが回り、
 足下ふらつき、
 写真機を持つ手も揺れます。






酔景03.jpg
〔03〕


 酔っても光には敏感、
 光の在処を求め歩きます。
 僅かな光を写真に収めようとします。






酔景04.jpg
〔04〕


 歩き始めて数分後、
 ラーメン屋にいました。
 体には悪いと分かっていても、
 この日は誘惑に負けました。
 






酔景05.jpg
〔05〕


 必要以上に腹が満たされ、
 再び歩き始めます。 
 露出操作の誤り、
 我が影も薄れています。
 





酔景06.jpg
〔06〕


 酔った帰り道では、
 いつも同じ場所で
 いつも同じものを撮っています。






酔景07.jpg
〔07〕


 光に飢え、
 自動販売機の中まで覗き込みます。






酔景09.jpg
〔08〕


 歩きながら写す光は軌跡ばかり。







酔景11.jpg
〔09〕


 通り過ぎる車をのライトを撮ろうと思いました。






酔景12.jpg
〔10〕

 酔っても試行錯誤しています。
 酔っぱらいなりに、
 何とか写真に仕立てようとしています。

 




酔景13.jpg
〔11〕


 もう説明は必要ありませんね。






酔景14.jpg
〔12〕


 後は同じような写真の羅列です。






酔景15.jpg
〔13〕






酔景16.jpg
〔14〕






酔景17.jpg
〔15〕






酔景18.jpg
〔16〕






酔景19.jpg
〔17〕


 この辺で半分ほど歩きました。







酔景20.jpg
〔18〕


 少し違った手法を思い付きました。






酔景22.jpg
〔19〕


 自動販売機はほとんど利用しません。
 酔ったときも素通りします。






酔景21.jpg
〔20〕






酔景23.jpg
〔21〕






酔景26.jpg
〔23〕






酔景27.jpg
〔24〕


 家まで数百メートル。
 ここからはほとんど光がありませんので、
 これが最後の写真です。


 酔っぱらいの写真、
 お付き合いいただきありがとうございました。











nice!(27)  コメント(7) 
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コメント 7

kohtyan

少しぶれたのが、面白いです。
by kohtyan (2009-03-03 08:24) 

has

酩酊感と疾走感があって
夜を生きている感じがします。
by has (2009-03-03 20:16) 

aya

自動販売機の写真が目を引きました(^^)v
by aya (2009-03-03 22:59) 

unicon

光の捉え方が面白いです。見入ってしまいます。
by unicon (2009-03-07 00:44) 

remoteControl

らしくない写真ですね。:)
by remoteControl (2009-03-08 11:15) 

にあ

人の動きが光の軌跡として見えたなら、、と考えて見ていました。

ブログ記事に画像お借りしたいぐらいです^^
by にあ (2010-02-09 11:31) 

寂光

時折、人は崩壊します。
by 寂光 (2016-06-10 21:16) 

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